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sgi Year 2000

バグ情報の総括 - IRIX6.2

バグ参照番号:359727/ 503179

対応状況: IRIX 6.5にて修正済み。IRIX 6.2対象のパッチは下記の通りです。

影響を受けるシステム:
すべて

問題の説明:
mktimeルーティンのオフセットが1回かそれ以上の閏日(2月29日)を越えて時間/日付を動かすと誤って処理されます。閏日を1日越えるたびに1日のずれ(進み)が生じます。

パッチ:
IRIX 6.2の稼動するシステムでは、パッチ番号2653またはその後続パッチがインストールされていることを確認して下さい。

回避策:
mktimeで閏日を過ぎる前に日付を正規化して下さい。

バグ参照番号:469941/ 469938 / 515837 / 545911

対応状況: IRIX 6.5にて修正済み。IRIX 6.2対象のパッチは下記の通りです。

影響を受けるシステム:
すべて

問題の説明:
年の桁が"00"から"68"の時、strptimeルーチンが%yフォーマットに解釈された日付を認識しません。X/Openの標準では、これらの2桁の年は"2000"から"2068"年と解釈されなくてはなりません。

パッチ:
IRIX 6.2の稼動するシステムでは、パッチ番号3490またはその後続パッチがインストールされていることを確認して下さい。

回避策:
このバグに対する回避策はありません。適切なパッチをインストールするかIRIX 6.5.xへアップグレードして下さい。

バグ参照番号:527096 / 540812

対応状況: IRIX 6.5にて修正済み。IRIX 6.2対象のパッチは下記の通りです。

影響を受けるシステム:
すべて

問題の説明:
IRIXアカウンティングソフトウェア(acct)で2000年以降の日付を受け付けることができません。典型的なエラーメッセージ: "pnpsplit: invalid year(無効な年)"

パッチ:
IRIX 6.2で稼動するシステムでは、パッチ番号3400またはその後続パッチがインストールされていることを確認して下さい。

回避策:
このバグに対する回避策はありません。適切なパッチをインストールするかIRIX 6.5.xへアップグレードして下さい。

バグ参照番号:532179 / 543738

対応状況:IRIX 6.5にて修正済み。IRIX 6.2対象のパッチは下記の通りです。

影響を受けるシステム:
すべて

問題の説明:
getdateルーチンで、%yフォーマットに"00" から"68"までの年の文字列が読み込まれるとエラーになります。X/Openの標準では、この文字列はtm_yearフィールドに対して2000年から2068年に相当する100から168で設定されます。

パッチ:
IRIX6.2の稼動するシステムでは、パッチ番号3490またはその後続パッチをインストールされていることを確認して下さい。

回避策:
このバグに対する回避策はありません。適切なパッチをインストールするかIRIX 6.5.xへアップグレードして下さい。

バグ参照番号:538632 / 753474

対応状況: IRIX 6.5にて修正済み。IRIX 6.2対象のパッチは下記の通りです。

影響を受けるシステム:
すべて

問題の説明:
年を "00"から"38"の数字2桁で指定すると"date"コマンドが日付を正確に設定しなくなります。 "00"から"38"は"2000"から"2038"を表さなくてはなりません。

パッチ:
IRIX 6.2で稼動するシステムでは、パッチ番号3400またはその後続パッチがインストールされていることを確認して下さい。

回避策:
4桁で年を指定して下さい。

バグ参照番号:540843

対応状況: IRIX 6.5にて修正済み。IRIX 6.2対象のパッチは下記の通りです。

影響を受けるシステム:
すべて

問題の説明:
bruユティリティーが"00"から"38"の2桁の年を持つ日付を誤って解釈します。従って2000年から2038年となるところが1970年より前の不特定な年に誤って解釈されることになります。

パッチ:
IRIX 6.2で稼動するシステムでは、パッチ番号3400またはその後続パッチがインストールされていることを確認して下さい。

回避策:
4桁で年を指定して下さい。

バグ参照番号:540863

対応状況: IRIX 6.4、6.5にて修正済み。IRIX 6.2対象のパッチは下記の通りです。.

影響を受けるシステム:
すべて

問題の説明:
ansitapeユティリティーが2000から2038の範囲の日付に対し、タイムスタンプが不正になります。

パッチ:
IRIX 6.2で稼動するシステムでは、パッチ番号3093またはその後続パッチがインストールされていることを確認して下さい。

回避策:
このバグに対する回避策はありません。適切なパッチをインストールするかIRIX 6.5.xへアップグレードして下さい。

バグ参照番号:540871

対応状況: IRIX 6.4、6.5にて修正済み。IRIX 6.2対象のパッチは下記の通りです。

影響を受けるシステム:
すべて

問題の説明:
ftpクライアント中のバグが原因で2000から2038の間の日付を誤って処理することがあります。

パッチ:
IRIX 6.2で稼動するシステムでは、パッチ番号3117またはその後続パッチがインストールされていることを確認して下さい。

回避策:
このバグに対する回避策はありません。適切なパッチをインストールするかIRIX 6.5.xへアップグレードして下さい。

バグ参照番号:541322

対応状況: IRIX 6.4、6.5にて修正済み。IRIX 6.2対象のパッチは下記の通りです。

影響を受けるシステム:
すべて

問題の説明:
"w"コマンドが2000年の日付を正しく表示しません。例えば"24Jan00"は"24Jan100"と表示されます。

パッチ:
IRIX 6.2で稼動するシステムでは、パッチ番号3093またはその後続パッチがインストールされていることを確認して下さい。

回避策:
このバグに対する回避策はありません。適切なパッチをインストールするかIRIX 6.5.xへアップグレードして下さい。このバグは表面的な問題であり、システムの機能には影響ないと考えます。

バグ参照番号:542371

対応状況: IRIX 6.4、6.5にて修正済み。IRIX 6.2対象のパッチは下記の通りです。

影響を受けるシステム:
すべて

問題の説明:
C-Shell (csh)が2000年の日付を不正確に表示します。例えば、システムクロックを2001年にセットすると、@yプロンプトの文字列が "01"の代わりに"101"と表示されてしまいます。

パッチ:
IRIX 6.2で稼動するシステムでは、パッチ番号2860またはその後続パッチがインストールされていることを確認して下さい。

回避策:
このバグに対する回避策はありません。適切なパッチをインストールするかIRIX 6.5.xへアップグレードして下さい。このバグは表面的な問題であり、システムの機能には影響ないと考えます。

バグ参照番号:542761 / 753475

対応状況: IRIX 6.5にて修正済み。IRIX 6.2対象のパッチは下記の通りです。

影響を受けるシステム:
すべて

問題の説明:
icrashユティリティーが自動的に年の先頭に"19"を付けて日付を出力してしまいます。 (例えば "2000年"は"1900"と出力されます。)

パッチ:
IRIX 6.2で稼動するシステムでは、パッチ番号2350またはその後続パッチがインストールされていることを確認して下さい。

回避策:
このバグに対する回避策はありません。適切なパッチをインストールするかIRIX 6.5.xへアップグレードして下さい。このバグは表面的な問題であり、システムの機能には影響ないと考えます。

バグ参照番号:542851

対応状況: IRIX 6.4、6.5にて修正済み。IRIX 6.2対象のパッチは下記の通りです。

影響を受けるシステム:
すべて

問題の説明:
osviewユティリティーのバグによって2000年以降の日付が正しく表示されません。例えば"January 1, 2000"は"01/01/101"と表示されます。

パッチ:
IRIX 6.2で稼動するシステムでは、パッチ番号3400またはその後続パッチがインストールされていることを確認して下さい。

回避策:
このバグに対する回避策はありません。適切なパッチをインストールするかIRIX 6.5.xへアップグレードして下さい。このバグは表面的な問題であり、システムの機能には影響ないと考えます。

バグ参照番号:542859

対応状況: IRIX 6.4あるいは6.5にて修正済み。IRIX 6.2対象のパッチは下記の通りです。

影響を受けるシステム:
すべて

問題の説明:
pmake/smakeユティリティーは2000年以降の日付を正しく出力しません。例えば2001年1月1日は"1/1/19101"と出力されます。

パッチ:
IRIX 6.2で稼動するシステムでは、パッチ番号3400またはその後続パッチがインストールされていることを確認して下さい。

回避策:
このバグに対する回避策はありません。適切なパッチをインストールするかIRIX 6.5.xへアップグレードして下さい。このバグは表面的な問題であり、システムの機能には影響ないと考えます。

バグ参照番号:542866

対応状況: IRIX 6.4、6.5にて修正済み。IRIX 6.2対象のパッチは下記の通りです。

影響を受けるシステム:
すべて

問題の説明:
システムプロファイラーのバグによって2000年以降の日付が不正確に出力されます。例えば2000年1月1日は"01/01/101"と表示されます。

パッチ:
IRIX 6.2で稼動するシステムでは、パッチ番号3400またはその後続パッチがインストールされていることを確認して下さい。

回避策:
このバグに対する回避策はありません。適切なパッチをインストールするかIRIX 6.5.xへアップグレードして下さい。このバグは表面的な問題であり、システムの機能には影響ないと考えます。

バグ参照番号:543209

対応状況: IRIX 6.5にて修正済み。IRIX 6.2対象のパッチは下記の通りです。

影響を受けるシステム:
すべて

問題の説明:
SCCSは、内部的にYYMMDDHHSSフォーマット中の日付スタンプを保持しています。IRIX 6.2では1970〜1999年の日付のみ受け付けられその他の日付は無効とみなされます。

パッチ:
IRIX 6.2で稼動するシステムでは、パッチ番号3400またはその後続パッチがインストールされていることを確認して下さい。

回避策:
このバグに対する回避策はありません。適切なパッチをインストールするかIRIX 6.5.xへアップグレードして下さい。

バグ参照番号:543281

対応状況: IRIX 6.4、6.5にて修正済み。IRIX 6.2対象のパッチは下記の通りです。

影響を受けるシステム:
すべて

問題の説明:
tcsh内のバグによって2000年以降の年の出力が不正確になります。

パッチ:
IRIX 6.2で稼動するシステムでは、パッチ番号3055またはその後続パッチがインストールされていることを確認して下さい。

回避策:
このバグに対する回避策はありません。適切なパッチをインストールするかIRIX 6.5.xへアップグレードして下さい。このバグは表面的な問題であり、システムの機能には影響ないと考えます。

バグ参照番号:543287

対応状況: IRIX 6.5にて修正済み。IRIX 6.2対象のパッチは下記の通りです。

影響を受けるシステム:
すべて

問題の説明:
"touch"及び "settime"が20xxの日付を正しく設定しません。--日付の基準が1970年になってしまいます。

パッチ:
IRIX 6.2で稼動するシステムでは、パッチ番号2474またはその後続パッチがインストールされていることを確認して下さい。

回避策:
このバグに対する回避策はありません。適切なパッチをインストールするかIRIX 6.5.xへアップグレードして下さい。

バグ参照番号:543289

対応状況: IRIX 6.4、6.5にて修正済み。IRIX 6.2対象のパッチは下記の通りです。

影響を受けるシステム:
すべて

問題の説明:
unameコマンド中のバグによって2000年以降の日付が不正確に印字されます。例えば、2000年は"100"と表示されます。

パッチ:
IRIX 6.2で稼動するシステムでは、パッチ番号3400以降がインストールされていることを確認して下さい。

回避策:
このバグに対する回避策はありません。適切なパッチをインストールするかIRIX 6.5.xへアップグレードして下さい。このバグは表面的な問題であり、システムの機能には影響ないと考えます。

バグ参照番号:544983

対応状況: IRIX 6.4、6.5にて修正済み。IRIX 6.2対象のパッチは下記の通りです。

影響を受けるシステム:
すべて

問題の説明:
listenデーモン中のバグによって2000年以降の日付が不正確に印字されます。例えば、2000年1月1日は"01/01/101"と表示されます。

パッチ:
IRIX 6.2で稼動するシステムでは、パッチ番号3400またはその後続パッチがインストールされていることを確認して下さい。

回避策:
このバグに対する回避策はありません。適切なパッチをインストールするかIRIX 6.5.xへアップグレードして下さい。このバグは表面的な問題であり、システムの機能には影響ないと考えます。

バグ参照番号:545050 / 546520

対応状況: IRIX 6.4、6.5にて修正済み。IRIX 6.2対象のパッチは下記の通りです。

影響を受けるシステム:
すべて

問題の説明:
sarコマンドで2000年以降の日付が正しく表示されません。2000年は"100"、2001年は "101"のように表示されます。

パッチ:
IRIX 6.2で稼動するシステムでは、パッチ番号2763またはその後続パッチがインストールされていることを確認して下さい。

回避策:
このバグに対する回避策はありません。適切なパッチをインストールするかIRIX 6.5.xへアップグレードして下さい。このバグは表面的な問題であり、システムの機能には影響ないと考えます。

バグ参照番号:555856

対応状況: IRIX 6.5にて修正済み。IRIX 6.2対象のパッチは下記の通りです。

影響を受けるシステム:
すべて

問題の説明:
timeslaveが日付の修正を2000年以降の年に行おうとするとそれが無効であると認識してしまいます。timeslaveは、常に時刻/ 日付のうち、時刻は正しく受け付けます。そのように小さな修正は、西暦2000年に入っても正しく動作しつづけることになります。IRIX 6.2, 6.3, 6.4でこの問題が見られます。

パッチ:
IRIX 6.2で稼動するシステムでは、パッチ番号3000またはその後続パッチがインストールされていることを確認して下さい。

回避策:
このバグに対する回避策はありません。適切なパッチをインストールするかIRIX 6.5.xへアップグレードして下さい。

バグ参照番号:556041 / 542882

対応状況: IRIX 6.5にて修正済み。IRIX 6.2対象のパッチは下記の通りです。

影響を受けるシステム:
すべて

問題の説明:
sat_reduceコマンドが末尾が"00"から"38"で終わる日付スタンプを本来"2000"から"2038"と解釈するところを"1900"から "1938"と解釈してしまいます。

パッチ:
IRIX 6.2で稼動するシステムでは、パッチ番号3400またはその後続パッチがインストールされていることを確認して下さい。

回避策:
このバグに対する回避策はありません。適切なパッチをインストールするかIRIX 6.5.xへアップグレードして下さい。

バグ参照番号:597368

対応状況:IRIX 6.5.3にて修正済み。IRIX 6.2対象のパッチはありません。回避策を適用して下さい。

影響を受けるシステム
すべて

問題の説明
timeslaveに-yで指定した日付が2桁で37以下の場合、システムタイムが゛19xx"と゛20xx"の間を行き来して不正確な状態になります。

パッチ
IRIX 6.2で稼動するシステムでは、回避策を適用して下さい。

回避策:
-y オプション使用時に西暦4桁を指定します。

バグ参照番号:601321

対応状況:IRIX 6.5.1にて修正済み。IRIX 6.2対象のパッチは下記の通りです。

影響を受けるシステム
すべて

問題の説明
年をコマンドラインで明確に指定しないと、atコマンドが2000年1月1日以降の日付を受け付けません。

パッチ:
IRIX 6.2で稼動するシステムでは、パッチ番号3400またはその後続パッチがインストールされていることを確認して下さい。

回避策
atコマンドを使用する際、日付をすべて入力します。

バグ参照番号:606798

対応状況:IRIX 6.5.2にて修正済み。IRIX 6.2対象のパッチは下記の通りです。

影響を受けるシステム
すべて

問題の説明
ソフトウェアをインストールした日付を表示するコマンド(versions、showprodsなど)で、2000年が100、2001年が101のように表示されます。

パッチ:
IRIX 6.2で稼動するシステムでは、パッチ番号3518またはその後続パッチがインストールされていることを確認して下さい。

回避策
3桁の年が表示されたら、1900年からの年数と解釈して下さい。この問題は日付表示のみであり、インストレーション・ツールのインストールデータベース及び機能には影響はありません。このバグは表面的な問題であり、システムの機能には影響ないと考えます。

バグ参照番号:608319

対応状況:IRIX 6.5.1にて修正済み。IRIX 6.2対象のパッチは下記の通りです。

影響を受けるシステム
ソフトウェアのパワーコントロール(電源制御装置)をサポートするすべてのシステム:Indy, Indigo2 (全タイプ), O2, OCTANE, Origin, Onyx2.

問題の説明
年をコマンドラインで明確に指定しないと、wakeupatコマンドが2000年1月1日以降正常に動作しません。

パッチ:
IRIX 6.2で稼動するシステムでは、パッチ番号3400またはその後続パッチがインストールされていることを確認して下さい。

回避策
wakeupatコマンドを使用する際、日付をすべて入力します。

バグ参照番号:677575

対応状況:IRIX 6.5.4にて修正済み。IRIX 6.2対象のパッチは下記の通りです。

影響を受けるシステム
すべて

問題の説明
正規の範囲を超える値を指定してmktimeルーチンにコールすると、日付情報は正規の値の範囲に入るよう修正されます(例:1月32日と指定す ると2月1日に修正される)。このとき、日付、時、分、秒フィールドの合計値が1年に等しいか、または大きい値の場合や閏年のための日付の正規化による変 更が行われた結果、1日のずれが生じることがあります。例えば、1999年3月366という値は、本来、2000年2月29日へと変更されなければなりま せん。しかし、このバグがあると、2000年3月1日へ変更されてしまいます。この問題は、閏年と閏年以外の年にまたがる変更の場合はいつでも(どちらの 年への変更でも)起こる可能性があります。 はいつでも(どちらの年への変更でも)起こる可能性があります。

パッチ:
IRIX 6.2で稼動するシステムでは、パッチ番号3723またはその後続パッチがインストールされていることを確認して下さい。

回避策:
この問題は、「正規の範囲を超える」値を指定してmktimeライブラリ・ルーチンをコールするときに発生します。ほとんどのシステム・ユーティ リティでは、このルーチンをコールする前に、値の範囲チェックを行います。この問題の回避策は、mktimeライブラリ・ルーチンをコールするときに、必 ず「正規の範囲内の」値を指定することです(正規の値の範囲については、mktime(3c)のマニュアル・ページを参照してください。

バグ参照番号:695448,627685, 577512

対応状況:IRIX 6.5.5にて修正済み。IRIX 6.2対象のパッチは下記の通りです。

影響を受けるシステム
Challenge, Onyx, Power Challenge, Power Challenge 10000, Power Onyx, Power Onyx 10000, Origin200, Origin2000及びOnyx2システム

問題の説明
遇数年の2月最終日の午前0時より前に、システムの電源を落とすかPROMモードにして、午前0時を過ぎてマルチユーザーモードで立ち上げられる と、日付が不正確になります(時間と分は問題ありません)。この問題は、遇数年の2月最終日の午前0時を跨っている限り、停止している時間の長さ(数分と か数年)には関係なく発生します。
遇数年の2月最終日の午前0時を跨ってシステムが稼動している場合は、日付は正しく計算されます。

パッチ:
IRIX 6.2で稼動するシステムでは、パッチ番号3704以降がインストールされていることを確認して下さい。

回避策:
上記状態でのシステムリブートを行った場合は日付を確認し、正しくなければリセット入力します。

バグ参照番号:689409

対応状況:回避策あり

影響を受けるシステム:
Indyシステム

問題の説明:
IndyシステムのPROM内ソフトウェアにはdateコマンドが含まれており、システムのリアルタイム・クロック(RTC)チップ日付時刻の設 定を行うことができます。1999年12月31日の翌日以降、PROMのdateコマンドにより表示される年の値が正しくありません。しかしながら、これ は、IRIXオペレーティング・システムでのRTCの使用には影響しません。また、Indyシステムではサポートされている全バージョンのIRIXで正し い日付が得られます。

パッチ:
なし

回避策:
この問題の回避策は、1999年12月31日の翌日以降、PROMの日付コマンドにより表示される不正な年の値を無視することです。

バグ参照番号:777527

対応状況:IRIX 6.3、6.4及び6.5にて修正済み。IRIX 5.3、5.3xfs及び6.2対象の回避策あり

問題の説明:
IRIX 5.3、5.3xfs及び 6.2上のIRIXデスクトップ・ツールの一部として提供されるBackup及びRestoreのGUIが、日付によるバックアップから00〜69の範囲の2桁の年を受け付けません。2桁の年のみ入力されます。
これによってバックアップのための変更日付の選択基準として1999年12月31日よりも後の日付を指定することができません。Desktop Backup GUIのその他の面は正確に機能します。

回避策:
完全またはディレクトリバックアップを用いるか、次のbruコマンドを使用して下さい。

bru -c -n MM/DD/YYYY files
必要な修正日とファイルの一覧と適宜置き換えて下さい。

バグ参照番号:777609

対応状況:IRIX 5.3, IRIX 5.3 xfs, IRIX 6.2, IRIX 6.3, IRIX6.4及びIRIX 6.5からIRIX 6.5.6対象の回避策あり。.

問題の説明:
Irix System V Accountingの最終ログインレポートは最終ログイン日の一部として2桁の年を使用します。日々のアカウンティング処理が実行されるたびに
(/usr/adm/acct/sum/loginlogで保存された)それぞれのユーザーについての直前ログイン日と現在のログイン日を比較します。2000年に記録したログイン日は1980年代及び1990年代の日付よりも古いものとして扱われます。

ユーザーが2000年より前にシステムにログインすると、2000年で起きるすべてのログインについて、lastloginスクリプトはログイン・ログ・レポートを正しく更新することができません。

ログイン・ログ・レポートに基づいてシステムにより取られるアクションはありません。正確な最終ログイン情報はlastコマンドを用いることにより得ることができます。

回避策
この問題は /usr/lib/acct/lastloginスクリプトの次の行を変更することによって修正することができます。この行は、"acctmerg"で始まる継続的な行の一部にあります。

変更する行:

 sort -r +1 - sum/loginlog | uniq +10 | sort >sum/tmploginlog

次のように変更して下さい。:

 cat - sum/loginlog |sed -e '/^00-00-00/!s/^[0-6]/20&/' \
 -e 's/^00-/00&/' -e 's/^[789]/19&/' | sort -r +1 | uniq +12 | \
 sort | sed "s/^..//" >sum/tmploginlog
元の版を復帰させる必要がある場合のために、修正をする前に元のファイルをバックアップにコピーして下さい。

このページは1999年12月30日の情報に基づいて更新されています。




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