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MS Data Access Components (MDAC)   (日本語)

製品の概要
製品名: MS Data Access Components (MDAC)
バージョン:
カテゴリ: 対応*
オペレーティング システム: 32 ビット版 Win
言語: 日本語版 発売日: 1997 年 〜 1999 年
対応期間: データ ソースに依存 (詳細については、補足 D を参照)
必要なソフトウェア: 下記を参照
依存する製品: Windows NT4.0 Service Pack 3 以上、または Windows 9x オペレーティング システム
依存するクロック: 日付と時刻のデータはデータ ソースに依存。
最終更新日: 1999 年 11 月 15 日
製品の詳細

最新情報

この Web サイトとは別に、Microsoft Jet Database Engine の西暦 2000 年問題対応についての情報が入手できます。

Microsoft Jet Database Engine の説明文には、Microsoft Jet の対応についての情報が記載されています。対応についての最新情報を参照してください。

MDAC の最新版は 2.1 Service Pack 2 (2.1.2.4202.3) です。日本語版を含む各国語バージョンは、 http://www.microsoft.com/data/ からダウンロードできます。

全般的な情報

MS Data Access Components (MDAC) は、データ接続コンポーネントの集合です。これには、MDAC コア コンポーネント (ADORDSOLE DBODBC)、および OLE DB プロバイダと ODBC ドライバが含まれます。

ユーザーの皆様が使いやすいように、コンポーネントは mdac_typ.exe という再配布可能なセットアップ ファイルとしてまとめられています。このファイルは Web ページhttp://www.microsoft.com/data と、各種アプリケーションおよび製品で提供されています。

MDAC コア コンポーネント (ADORDSOLE DB、および ODBC) の西暦 2000 年問題対応についての個別の情報を入手できます。これらの情報に記載されている問題は、この Web ページに記載してあります。また、Microsoft Jet Database Engine の西暦 2000 年問題対応についての情報も入手できます。

MDAC に関するこの Web ページには、MDAC Version 1.5 2.1 Service Pack 2 についての対応情報を記載してあります。

各国語のバージョン

Version 1.5:ブラジル語、簡易字中国語、繁体字中国語、チェコ語、デンマーク語、オランダ語、米英語、フィンランド語、ドイツ語、ギリシャ語、ハンガリー語、イタリア語、日本語、韓国語、ノルウェー語、ポルトガル語、ポーランド語、ロシア語、スロヴァキア語、スロヴェニア語、スペイン語、スウェーデン語、トルコ語

Version 2.0 (Visual Studio 6.0 と使用):簡易字中国語、繁体字中国語、米英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、スペイン語

Version 2.0 Service Pack 1 (Windows NT 4 Service Pack 4 と使用):

ブラジル語、簡易字中国語、繁体字中国語、チェコ語、デンマーク語、オランダ語、米英語、フィンランド語、フランス語、ドイツ語、ハンガリー語、イタリア語、日本語、韓国語、ノルウェー語、ポーランド語、ロシア語、スペイン語、スウェーデン語

Version 2.1 (SQL Server 7.0 および 6.5 Service Pack 5 と使用):米英語、フランス語、ドイツ語、日本語、スペイン語

Version 2.1 Service Pack 1 (2.1.1.3711.6Internet Explorer 5 のみで提供):バスク語、簡易字中国語、繁体字中国語、チェコ語、デンマーク語、オランダ語、米英語、フランス語、フィンランド語、ドイツ語、ギリシャ語、ハンガリー語、アイスランド語、イタリア語、日本語、韓国語、ノルウェー語、ポーランド語、ポルトガル語、ポルトガル語 (ブラジル語)、ロシア語、スペイン語、スウェーデン語、トルコ語

Version 2.1 Service Pack 1 (2.1.1.3711.11、通常のリリース):

バスク語、簡易字中国語、繁体字中国語、チェコ語、デンマーク語、オランダ語、米英語、フィンランド語、フランス語、ドイツ語、ギリシャ語、ハンガリー語、アイスランド語、イタリア語、日本語、韓国語、ノルウェー語、ポーランド語、ポルトガル語、ポルトガル語 (ブラジル語 )、ロシア語、 スペイン語、スウェーデン語、トルコ語

バージョン 2.1 Service Pack 2 (2.1.2.4202.3、通常のリリース ):

チェコ語、オランダ語、英語、フランス語、ドイツ語、ギリシャ語、ハンガリー語、 ポーランド語、ロシア語、スロバキア語、スロベニア語、トルコ語 、スペイン語、イタリア語、日本語、韓国語、簡易字中国語、 繁体字中国語、スウェーデン語、ノルウェー語、フィンランド語、デンマーク語、ポルトガル語、ポルトガル語 (ブラジル語)


次の表には、MDAC のバージョン、修正前の対応状況、および修正の入手先についてまとめてあります。

MDAC のバージョン

対応状況

西暦 2000 年問題のあるコンポーネント (詳細は下記を参照)

修正方法

1.5

1997

対応 #

補足 A OLE DB Data Coercion

補足 C Microsoft Jet Database Engine

1.5 dll のアップデート版 (msdadc.dllmsadce.dll)Internet Explorer 4.01 Service Pack 2 または Windows 98 西暦 2000 年問題パッケージから入手

Microsoft Jet 3.5x の最新バージョン

修正プログラムのダウンロードについては、Microsoft Jet Database Engine の西暦 2000 年問題の Web ページを参照してください。

または

MDAC 2.0 Service Pack 1: Windows NT 4.0 Service Pack 4 に含まれている Y2KSetup からインストールできます。

Microsoft Jet 3.5x の最新バージョン

修正プログラムのダウンロードについては、Microsoft Jet Database Engine の西暦 2000 年問題の Web ページを参照してください。

または

MDAC 2.1 Service Pack 1 (2.1.1.3711.11) :

補足 : このバージョンの MDAC には、Microsoft Jet 3.51 ではなく Jet4 が含まれています。このバージョンの MDAC は、既存バージョンの Microsoft Jet 3.51 を上書きせずに、Microsoft Jet 4 をインストールします。

または

MDAC 2.1 Service Pack 2 (2.10.20.42020.3) :

http://www.microsoft.com/data/

からダウンロードできます。

補足 : このバージョンの MDAC には、Microsoft Jet 3.51 ではなく Jet4 が含まれています。このバージョンの MDAC は、既存バージョンの Microsoft Jet 3.51 を上書きせずに、Microsoft Jet 4 をインストールします。

2.0

1998

対応 #

補足 A OLE DB Data Coercion

補足 B SQL Server OLE DB プロバイダ

補足 C - Jet

MDAC 2.0 Service Pack 1: Windows NT 4.0 Service Pack 4 に含まれている Y2KSetup からインストールできます。

Microsoft Jet 3.5x の最新バージョン

修正プログラムのダウンロードについては、Microsoft Jet Database Engine の西暦 2000 年問題の Web ページを参照してください。

または

MDAC 2.1 Service Pack 1 (2.1.1.3711.11)

補足 : このバージョンの MDAC には、Microsoft Jet 3.51 ではなく Jet4 が含まれています。このバージョンの MDAC は、既存バージョンの Microsoft Jet 3.51 を上書きせずに、Microsoft Jet 4 をインストールします。

または

MDAC 2.1 Service Pack 2 (2.1.2.4202.3) :

http://www.microsoft.com/data/ からダウンロードできます。

補足 : このバージョンの MDAC には、Microsoft Jet 3.51 ではなく Jet4 が含まれています。このバージョンの MDAC は、既存バージョンの Microsoft Jet 3.51 を上書きせずに、Microsoft Jet 4 をインストールします。

2.0 SP1

1998

対応 #

補足 C - Jet

Microsoft Jet 3.5x の最新バージョン

修正プログラムのダウンロードについては、Microsoft Jet Database Engine の西暦 2000 年問題の Web ページを参照してください。

2.1

1998

対応 #

補足 C - Jet

Microsoft Jet 4.0 の最新バージョン。これは、MDAC 2.1 SP1 (2.1.1.3711.11) および MDAC 2.1 SP2 (2.1.2.4202.3) の一部として提供されます。

http://www.microsoft.com/data

2.0 SP2 (現在このリリースの日本語版は提供しておりません)

1999

対応 #

補足 C - Jet

Jet 3.5x の最新バージョン

修正プログラムのダウンロードについては、Microsoft Jet Database Engine の西暦 2000 年問題の Web ページを参照してください。

2.1 SP13711.6

1999

対応

 

修正プログラムは必要ありません。

2.1 Service Pack 1 のサブセットは、Internet Explorer 5 のみで提供されます。

2.1 SP12.1.1.3711.11

1999

対応

 

修正プログラムは必要ありません。

(このバージョンは、MDAC 2.1 Service Pack 1a と呼ばれることもあります。)

2.1 SP22.1.2.4202.3

 

1999

対応

 

修正プログラムは必要ありません。

このバージョンは、http://www.microsoft.com/data から入手できます。

(このバージョンは、MDAC 2.1 Service Pack 2 と呼ばれることもあります。)

   補足 A (OLE DB の対応):

OLE DB Data Coercion ライブラリの西暦 2000 年問題

ADO にコーディングされている場合、

ADO Recordset adDateadDBDateadFileTime、または adDBTimeStamp などの日付データ型が含まれており、

かつ、日付の区切り記号としてスラッシュではなく、ピリオドを使った日付形式 (たとえば、01/01/98 ではなく 01.01.98) を使用し、

2 桁の西暦が 60 未満に指定され、

日付と時刻情報の一部として時刻が指定されていないときには、

データ変換 msdadc.dll によって日付が時刻に変換されます。たとえば、01.01.01 (2001 1 1 ) は、01:01:01 (1899 12 30 日、午前 1 1 1 ) に変換されます。

OLE DB に直接コーディングされている場合も、同じ結果になります。

変数 BSTRVARIANT、または PROPVARIANT を次のような日付データ型に変換している場合、

DBTYPE_DATE

DBTYPE_DBDATE

DBTYPE_DBTIME

DBTYPE_FILETIME

DBTYPE_DBTIMESTAMP

かつ、日付の区切り記号としてスラッシュではなく、ピリオドを使った日付形式 (たとえば、01/01/98 ではなく 01.01.98) を使用し、

2 桁の西暦が 60 未満に指定され、

日付と時刻情報の一部として時刻が指定されていないときには、

データ変換 msdadc.dll によって日付が時刻に変換されます。たとえば、01.01.01 (2001 1 1 ) は、01:01:01 (1899 12 30 日、午前 1 1 1 ) に変換されます。


  補足 B:SQL Server OLE DB プロバイダの対応

SQL Server OLE DB プロバイダ (sqloledb.dll) では、コア コンポーネントの OLE DB Data Coercion ライブラリが使用されません。代わりに、独自の Data Coercion モジュールがインプリメントされます。このモジュールでも、補足 A にある西暦 2000 年問題が発生します。これを次に示します。

ADO にコーディングされている場合、

ADO Recordset adDateadDBDateadFileTime、または adDBTimeStamp などの日付データ型が含まれており、

かつ、日付の区切り記号としてスラッシュではなく、ピリオドを使った日付形式 (たとえば、01/01/98 ではなく 01.01.98) を使用し、

2 桁の西暦が 60 未満に指定され、

日付と時刻情報の一部として時刻が指定されていないときには、

SQL Server プロバイダ sqloledb.dll によって日付が時刻に変換されます。たとえば、01.01.01 (2001 1 1 ) は、01:01:01 (1899 12 30 日、午前 1 1 1 ) に変換されます。

OLE DB に直接コーディングされている場合も、同じ結果になります。

変数 BSTRVARIANT、または PROPVARIANT を次のような日付データ型に変換している場合、

DBTYPE_DATE

DBTYPE_DBDATE

DBTYPE_DBTIME

DBTYPE_FILETIME

DBTYPE_DBTIMESTAMP

かつ、日付の区切り記号としてスラッシュではなく、ピリオドを使った日付形式 (たとえば、01/01/98 ではなく 01.01.98) を使用し、

2 桁の西暦が 60 未満に指定され、

日付と時刻情報の一部として時刻が指定されていないときには、

SQL Server プロバイダ sqloledb.dll によって日付が時刻に変換されます。たとえば、01.01.01 (2001 1 1 ) は、01:01:01 (1899 12 30 日、午前 1 1 1 ) に変換されます。

  補足 C :Microsoft Jet Database Engine の対応

修正プログラムのダウンロードを含む最新情報については、Microsoft Jet Database Engine の西暦 2000 年問題に関するドキュメントを参照してください。


  補足 D:Oracle ODBC ドライバおよび OLE DB プロバイダの対応

Oracle ODBC ドライバには既知の問題はありません。ただし、すでに Oracle の西暦 2000 年問題対応に関するホワイト ペーパーに記されていますが、ドライバがサーバーの変換動作の影響を受ける可能性があるという問題があります。

次のシナリオでは、特定の状況下で DATE データからの「世紀」の情報が正しくない結果になります。たとえば、タイムスタンプ列 (C1) のデータベース (テーブル名 'testdate') に次の値を含むデータがあるとします。

C1

---------------------

2/21/1904

2/21/2004

2/21/2104

Oracle サーバーとクライアントは「デフォルト」設定でインストールされているとします。同様に、タイムスタンプを含むデフォルトの日付形式が、DD-MON-YYであり、

この例だけのために WinNT クライアント マシンの地域の短い日付形式を 4 桁の西暦に設定します。

Oracle サーバーの現在の日付と時刻を 1/1/2000 に設定します。

データベースに対して次の任意のクエリーを実行します。

  1. SELECT {fn convert(c1, SQL_DATE)} FROM testdate

[これはタイムスタンプから日付への変換です。]

(2) SELECT TO_DATE(C1) FROM testdate

[デフォルトの書式]

(3) SELECT TO_DATE(TO_CHAR(C1,'YY-MM-DD'),'YY-MM-DD') FROM testdate

[上記の形式より複雑な書式で、ユーザー定義の日付形式マスクを使用します]

結果は次のように表示されます。

C1

---------------------

2/21/2004

2/21/2004

2/21/2004

補足: シナリオ 1 は、Microsoft ODBC ドライブ経由で実行する必要があります。シナリオ 2 3 は、Oracle のツールから直接実行することができます。

西暦 2000 年問題に関するホワイト ペーパーには、Oracle サーバーでは特定の暗黙の変換を可能な限り回避する必要があり、暗黙の変換が起こった場合には、さまざまな状況に適用できる「形式マスク」によって既定される特定の規則に従うと記されています。上記のそれぞれの場合、適用されたデフォルトの形式マスクは上記の "DD-MON-YY" です。Oracle のドキュメントには、この変換によって一部のデータが失われる可能性があることが明記されています。特に、日付の正確な世紀が、Oracle サーバー マシンの日付と時刻で指定された「現在の」世紀に置き換えられる可能性があります。

Microsoft ODBC ドライバは、シナリオ 1 "fn convert()" を有効にする機能を実装します。そのために、ODBC ドライバは、組み込みの Oracle サーバーの機能と必要となる暗黙的な変換に依存します。これによって、Oracle サーバーから直接実行する場合と一貫性を保ちながら、同じように柔軟な操作を実行できます。デフォルトの日付形式を使用して、上記で示したように日付を変換すると、上記のような結果になります。

 

  補足 E:ADO 1.5 の日付に関する問題

MDAC でサポートされている対応期間は 0100 年以降です。補足 D の場合の他にも、ADO 0100 年以前の年数を含むデータが意図したとおりに変換されない可能性があります。

ADO 1.5 には、日付に関する問題があります。この問題は、ADO 2.0 以降のすべてのバージョンで修正されました。ADO 1.5 は、Windows 98IE4.x および NT Option Pack に付属しています。

次の状況下では、基礎となるデータ ストアに保存された実際の年数が 100 より小さい場合に、ADO はデータを正しく表示しません。

基礎となるデータ ストアに保存された年数が 100 より小さい場合 (たとえば 98)

かつ、OLE DB プロバイダ によって、DBDATE および DBTIMESTAMP のデータ型からオートメーション形式への変換機能が提供されない場合。この場合、ADO 1.5 は日付値自体を変換し、1998 として 98 を、1901 として 01 を表示します。DBDATE および DBTIMESTAMP は、プロバイダがデータをそのままの形式で保存する方法と、データが OLE DB に渡される方法をマッピングできる OLE DB データ型です。

DBDATE の構造体は次のとおりです。

typedef struct tagDBDATE {

SHORT year;

USHORT month;

USHORT day;

} DBDATE;

DBTIMESTAMP の構造体は次のとおりです。

typedef struct tagDBTIMESTAMP {

SHORT year;

USHORT month;

USHORT day;

USHORT hour;

USHORT minute;

USHORT second;

ULONG fraction;

} DBTIMESTAMP;

ADO はオートメーション オブジェクトなので、すべてのデータはバリアントによってクライアントに公開されます。DBDATE DBTIMESTAMP からバリアントへの変換が存在し、プロバイダがこの変換を提供できない場合は、プロバイダが使用できるデータ変換ライブラリを OLE DB が提供します。この動作を確認するには、年フィールドが 100 未満の DBDATE または DBTIMESTAMP があること、および ADO の要求に応じて、そのままの形式かデータ変換ライブラリを使用してデータをバリアントに変換する方法がプロバイダにないことが条件となります。この説明に該当する出荷済みプロバイダがあるという報告はベンダから届いておりません。ADO 1.5 では、西暦 50 年のつもりで年数を 0050 と指定した場合でも 1950 年に変更されます。

データ ストアで 50 または 0050 のような年数を使用して作業する必要がある場合は、クライアントを ADO 2.x. にアップグレードしてください。

 

  補足 F:全般的な情報

1) 日付に関する注意事項

データを保存する場合や MDAC データ アクセス API のメソッドとプロパティを呼び出す場合には、4 桁の西暦を使用します。下 2 桁の西暦を使用すると、バックエンドまたはプロバイダで既定されている下 2 桁の西暦の変換ロジックが使われる可能性があります。バックエンドのデータ ストアが明確でない場合に、境界条件で予想しないことが発生する可能性があります。

2) テスト時のガイドラインと推奨事項

ほとんどのバックエンドのデータ ストアには、下 2 桁の西暦のウィンドウ処理が埋め込まれているので、西暦が 4 桁の日付を使用してください。データをデータ ストアに登録して問い合わせる場合は、特に注意が必要です。

3) 対応期間と世紀の開始日

OLE DB に直接コードを追加し、バリアント BSTR DBDATE に変換する場合は、"0001-01-01" (1 1 1 ) "2001-01-01" (2001 1 1 ) と解釈される可能性があります。この問題は、0001 0099 年に影響します。そのため、対応期間は 0100 年以降とするのが安全です。

 

インストールされている MDAC バージョンを調べ、OLE DB Data CoercionMicrosoft Jet Database Engine、および SQL Server OLE DB プロバイダのバージョンが対応しているかどうかを調べる方法

ファイルのバージョンは、まずエクスプローラの [ツール] メニューの [検索] で目的のファイルを検索すると最も簡単に調べることができます。ファイルが見つかったら、ファイルを右クリックし、[プロパティ] をクリックして、[バージョン情報] タブをクリックします。

  1. MDAC 全体では、ファイルは msdadc.dll oledb32.dll を調べる必要があります。これらは OLE DB Data Coercion ライブラリに使用されています。

MDAC のバージョン

Msdadc.dll のバージョン (x86 の場合)

Oledb32.dll のバージョン (x86 の場合)

修正前の DataCoercion の対応状況

1.5

1.50.3506

なし

対応 #

修正版 1.5

1.50.9801

なし

対応

2.0

2.00.3002.4

2.00.1706

対応 #

2.0 SP1

2.00.3002.23

2.00.1706

対応

2.0 SP2 (現在このリリースの日本語版は提供しておりません)

2.00.3002.23

2.00.1706

対応

2.1

2.10.3513.0

2.10.3513.0

対応

2.1 SP13711.6 (Internet Explorer 5 のみで提供)

2.10.3711.2

2.10.3711.2

対応

2.1 SP13711.11

2.10.3711.2

2.10.3711.9

対応

2.1 SP22.1.2.4202.3

2.10.4202.0

2.10.4202.0

対応

 

***MDAC 2.0 SP2 MDAC 2.0 SP1 のスーパーセットであることに注意してください。つまり、MDAC 2.0 SP2 には、2.0 SP1 からの MDAC コンポーネントが含まれているのに加えて、SQL Server Oracle OLE DB プロバイダ、および oleaut32.dll のアップデート版が含まれています。

 

  1. Microsoft Jet Database Engine

    Microsoft Jet MDAC に同梱されていないことがあるので、MDAC のバージョンだけでなく、Microsoft Jet のバージョンも調べてください。対応バージョンと修正方法の最新情報については、Microsoft Jet Database Engine の西暦 2000 年問題に関するドキュメントを参照してください。

     

  1. SQL Server OLE DB プロバイダのバージョンを確認するには、sqloledb.dll を調べます。

SQL Server OLE DB プロバイダのバージョン

対応状況

同梱される MDAC バージョン

07.00.503

対応 #

MDAC 2.0

07.01.623

対応

MDAC 2.0 Service Pack 2 、MDAC 2.1 MDAC 2.1 Service Pack 1 3711.11

07.01.690

対応

MDAC 2.1 Service Pack 2 2.1.2.4202.3

 

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カテゴリの記号について:
* ユーザーが必要な操作を行うことで対応できる製品。
修正プログラムのロードや文書の参照など、指示された操作を行う必要があります。

# マイクロソフトの対応基準に対して許容範囲の差異がある製品。
製品の主要な機能 (データ保全性など) や安定性 (信頼性など) に影響を与えない程度に限られます。

+ 頒布予定の修正プログラムで対応できる製品。
修正プログラムが公開された時点で、できるだけ早期の対応が必要です。

注意:上記の対応状況分類では、必要な対応操作が行われることを前提としています。


  2000年対応状況の開示

マイクロソフトおよび西暦 2000 年問題に関する情報(本書記載の情報の他、西暦 2000 年テスト、評価、対応情況、対応スケジュール、目標、その他に関する、過去、現在および将来の全ての情報を含みますが、これらに限られません。 以下、これらを総称して「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」といいます。)の送信または伝達は全て、ここに米国の「西暦 2000 年問題に関する情報および対応開示に関する法律」に定義されているところの「西暦 2000 年対応情報開示」として提供されます。 また、かかる情報は、http://www.microsoft.com/japan/year2k/ のマイクロソフトの西暦 2000 年Webサイト(以下「Y2K Webサイト」といいます。)にて参照可能です。 「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」は、それぞれ、この使用条件、Y2K Webサイト記載の条件並びに「西暦 2000 年問題に関する情報および対応開示に関する法律」の条項に従い、お客様の西暦 2000 年問題に対応するための技術計画を支援させていただく目的でのみ提供されています。 各「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」には、入手可能な最新情報が含まれますが、それらは逐次更新されます。 従って、マイクロソフトは、お客様が定期的に、Y2K Webサイトを確認して、「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」の変更を確認されることをお勧めします。 「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」は、全て、“現状ベース”で提供されるものであり、いかなる保証も伴うものではありません。 従って、マイクロソフトは、商品性の保証および特定目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にもいかなる保証もいたしません。 さらに、マイクロソフトは、いかなる「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」の使用またはその使用結果についても、その正確性、真実性、信頼性等、いかなる保証もしくは表明も行いません。 マイクロソフトまたはその権限ある代理人による、口頭もしくは書面による一切の情報もしくはアドバイスは、何らの保証を意味するものでもなく、かつ上記の保証の拒絶の範囲を狭めるものではありません。 マイクロソフトおよびその供給者は、いかなる場合においても、「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」に関連して生じた、直接損害、間接損害、偶発損害、派生損害、事業利益の逸失、懲罰的損害、または特別損害を含むすべての損害について、たとえかかる損害の発生の可能性を知らされていた場合であっても、一切責任を負いません。 派生損害または偶発損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。 各「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」に含まれる情報は、Y2K Webサイトで参照可能であり、マイクロソフト西暦 2000 年対応状況(YEAR 2000 COMPLIANCE STATEMENT)、マイクロソフトが、その西暦 2000 年製品ガイドにおいて、製品の分類に使用している対応基準に関する説明(DESCRIPTION OF THE CATEGORIES OF COMPLIANCE)およびテスト基準(THE MICROSOFT YEAR 2000 TEST CRITERIA)等、と併せてお読みいただくことを意図して提供されているものです。

マイクロソフトが、西暦 2000 年問題関連の修正版、西暦 2000 年診断ツールまたは修正サービスの提供において、お客様に提供することのある、すべての「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」は、米国の「西暦 2000 年問題に関する情報及び対応開示に関する法律(112 STAT.2386)」の適用を条件として提供されるものです。 何らかの争いが生じた場合には、かかるステートメントの使用に関するお客様の権利は、お客様との契約書または料金表において、別段の合意がなされていない限り、この法律により制限されます。


  最終更新日 1999 年 7 月 16 日
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