N88-BASIC(86) LSET/RSET命令
LSET/RSET
- 機能
- ファイルバッファへデータを書き込む
- 書式
- LSET 文字型変数=文字列
RSET 文字型変数=文字列 - 文例
- LSET A$="PC-9800"
RSET A$="N88-BASIC"
〈文字変数〉には, FIELDでランダムファイルバッファ上に割り当てられたフィールド変数を指定します.
〈文字列〉を指定することにより,フィールド変数に対応するフィールドにデータ(文字型)を代入することができます.〈文字列〉の文字数がFIELDで割り当てられたフィールド変数の長さより短い場合, LSETでは左詰め, RSETでは右詰めでフィールドを満たします.また,〈文字列〉がフィールドより長い場合は, LSET, RSETとも右側の部分が失われます.
注意:〈文字変数〉は,あらかじめFIELDで定義されていなければなりません.定義されていない変数名を用いると,データを正しく代入することができません.また,〈文字列〉に指定するデータは文字型でなければなりませんので,数値型データはMKI$,MKS$,MKD$のいずれかにより文字型データに変換しておかなければなりません.
参照:FIELD, GET, MKI$/MKS$/MKD$, PUT,サンプルプログラム26,29
出典:N88-日本語BASIC(86)(Ver6.2) リファレンスマニュアル、日本電気株式会社、1991年発行