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西暦2000年問題 ハードウェア・OS対応状況
最終更新日:1999年12月22日


西暦2000年問題については、まず、ハードウェア(BIOS、RTC)が2000年に対応できているか? 次にOSが対応できている か?という観点で考えます。
そしてさらに、OS上で稼動するソフトウェアについて2000年対応できているかを調査し、全てのハードウェア、ソフトウェアが2000年対応できていることが確認できれば、そのシステムにおける2000年対応ができていると言えます。
ここでは、ハードウェアとOSの両方について2000年対応状況をご確認ください。


沖電気ではハードウェアの2000年対応状況を調べるため、次の2つのテストを行っています。

�1999年から2000年にかけての年越え日付表示テスト
�2000年2月29日の閏年日付表示テスト


機種
ifCOM7シリーズ: ifCOM7
ifCOM11シリーズ: ifCOM11

テスト結果

対処方法
正常な日付を表示します。 ハードウェアには対応が必要ありませんが、OSの対応状況をご確認ください。


PCの提供する機能が2000年対応するためには、ハードウェアとOSの両方が2000年対応していることが必要です。次の項でOSの2000年対応状況も確認してください。


OSの2000年対応状況については下の表をご覧ください。なお、対応状況は変わる可能性があります。最新情報にご注意ください。

(なお、以下のOSがifCOM7, ifCOM11シリーズの全ての機種でサポートされているわけではありません。ご使用のOSの対応状況をご確認ください。)

OS 対応状況 最新情報 補足 情報確認日
MS-DOS 2.11 マイクロソフト社はテスト予定なし(Will not test)としてWebのリストには載せていません。   内部カレンダー(注)の年越え問題、閏年問題については、特に問題は見つかっていません。 99/12/17
MS-DOS 3.10 マイクロソフト社はテスト予定なし(Will not test)としてWebのリストには載せていません。   内部カレンダー(注)の年越え問題、閏年問題については、特に問題は見つかっていません。 99/12/17

注)内部カレンダー:
PCではOS(オペレーティングシステム)が起動時にハードウェアから年月日を取得します。OSはハードウェアから日付データを取得後、OS内部のソフトタイマー(ソフト的に持つ時計)により日時のカウントアップを行います。ここでは、このOSが内部に持つ日付情報を内部カレンダーを呼んでいます。

OKI-BASICについて

OKI-BASICにおけるアプリケーションでは、日付を扱う際、
�参照はDATE$関数、�設定はDATE$システム変数
を使用します。弊社のテストでは、��の処理における年越え、閏年問題については特に問題は見つかっておりません。正常に動作することを確認しています。


なお、システムが2000年対応するためには、ハードウェアとOSの他に、OS上で稼動する全てのソフトウェアが2000年対応する必要があります。

ifCOM7,ifCOM11シリーズのアプリケーションについては、通信プログラムを含め、2000年への年越え時に動作上の問題が発生することがあります。弊社窓口までご相談ください。カスタムソフトウェアについては、そのソフトウェア購入元へお問合せください。



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