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西暦2000年問題 ハードウェア・OS対応状況
if 486VXシリーズ
最終更新日:1999年9月14日



西暦2000年問題については、まず、ハードウェア(BIOS、RTC)が2000年に対応できているか? 次にOSが対応できている か?という観点で考えます。
そしてさらに、OS上で稼動するソフトウェアについて2000年対応できているかを調査し、全てのハードウェア、ソフトウェアが2000年対応できていることが確認できれば、そのシステムにおける2000年対応ができていると言えます。
ここでは、ハードウェアとOSの両方について2000年対応状況をご確認ください。


ハードウェア

沖電気ではハードウェアの2000年対応状況を調べるため、次の2つのテストを行っています。

�1999年から2000年にかけての年越え日付表示テスト
�2000年2月29日の閏年日付表示テスト



機種
if 486VX 510シリーズ: if 486VX 510E、if 486VX 510S
if 486VX 520シリーズ: if 486VX 520
if 486VX 530シリーズ: if 486VX 530、if 486VX 530D
if 486VX 550シリーズ: if 486VX 550、if 486VX 550D

テスト結果

対処方法

テスト詳細
2000年になってから再起動させると、正常な日付表示になりません。(日付表示が1980/01/04になります。)
しかし、動作そのものがおかしくなるわけではありません。

正常な日付表示を行うためには、次の対処を行ってください。(ご使用のOSにより対処方法が異なります。)

DOS/Windows 3.0A/Windows 3.1/NetWareの場合
Windows NTの場合
●OS/2の場合、OS/2がハードウェアの日付表示の問題を解決しますので対処は不要です。

なお、上記の対処方法はハードウェアの日付表示を正常にさせるためのもので、OSの2000年対応策ではありません。次の項でOSの対応状況をご確認ください。

こちらを参照



PCの提供する機能が2000年対応するためには、ハードウェアとOSの両方が2000年対応していることが必要です。次の項でOSの2000年対応状況も確認してください。


OS

OSの2000年対応状況については下の表をご覧ください。なお、対応状況は変わる可能性があります。最新情報にご注意ください。

(なお、以下のOSがif 486VXシリーズの全ての機種でサポートされているわけではありません。ご使用のOSの対応状況をご確認ください。)

OS 対応状況 最新情報 補足 情報確認日
MS-DOS 3.21 マイクロソフト社はテスト予定なし(Will not test)としてWebのリストには載せていません。   内部カレンダー(注)の年越え問題、閏年問題については、特に問題は見つかっていません。 99/7/7
MS-DOS 5.0 マイクロソフト株式会社のホームページをご参照ください。     99/7/7
Windows 3.0A マイクロソフト社はテスト予定なし(Will not test)としてWebのリストには載せていません。   内部カレンダー(注)の年越え問題、閏年問題については、特に問題は見つかっていません。 99/7/7
Windows 3.1 マイクロソフト株式会社のホームページをご参照ください。   ファイルマネージャ等に2000年以降の日付を表示すると誤表示する問題があり、修正モジュールが提供されています。それを入手し投入することをお勧めします。 99/7/7
Windows NT 3.1 マイクロソフト社はテスト予定なし(Will not test)としてWebのリストには載せていません。     99/7/7
NetWare 3.11 非対応   NetWare 3.2J以降へのアップグレードが推奨されています。
Novell社のページをご参照ください。
99/7/7
NetWare 3.12J Novell社のホームページをご参照ください。   修正モジュールが提供されています。
Novell社のページをご覧になり、アップデートが必要か判断し対応してください。
99/7/7
NetWare 3.2J 出荷時より問題ありません。     99/7/7
NetWare 4.1J Novell社のホームページをご参照ください。   修正モジュールが提供されています。
Novell社のページをご覧になり、アップデートが必要か判断し対応してください。
99/7/7
NetWare 4.11J Novell社のホームページをご参照ください。   修正モジュールが提供されています。
Novell社のページをご覧になり、アップデートが必要か判断し対応してください。
99/7/7
OS/2 V1.2 マイクロソフト社はテスト予定なし(Will not test)としてWebのリストには載せていません。   内部カレンダ−の年越え問題、閏年問題については、特に問題は見つかっていません。 99/7/7

注)内部カレンダー:
PCではOS(オペレーティングシステム)が起動時にハードウェアから年月日を取得します。OSはハードウェアから日付データを取得後、OS内部のソフトタイマー(ソフト的に持つ時計)により日時のカウントアップを行います。ここでは、このOSが内部に持つ日付情報を内部カレンダーを呼んでいます。



なお、システムが2000年対応するためには、ハードウェアとOSの他に、OS上で稼動する全てのソフトウェアが2000年対応する必要があります。市販のパッケージソフトや専用アプリケーションを使用している場合は、ソフト作成メーカーに2000年対応をお問い合わせ下さい。



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