このツールで
「マイクロソフト西暦 2000
年対応」に準拠するアプリケーションを構築できますか ?
可能。
データの対応期間 : 1970 年 1 月 1 日の前後
285,616 年。
日付の処理
内部的に 4 桁の西暦で日付を保存します。プログラム開発者は 4 桁の日付形式で日付が入力されること、また、エンド ユーザーが入力した日付が意図したとおりに解釈されるかどうかを確認してください。
下 2 桁の西暦の処理
.getYear() メソッドは、1999 年までの対応期間内は 西暦の下 2 桁を文字列で返し、2000 年以降は 4 桁の西暦を返します。プログラム開発者は 4 桁の西暦だけを返すメソッド .getFullYear() を使用することができます。
Date() 関数は、mm/dd/00 を 1900 年と解釈します。mm/dd/2000
とすると、2000 年を返します。
西暦 2000
年以降の日付処理の一般的な問題
GetYear() 関数が西暦 2000
年に対応していないことに注意してください。これは、バージョンの古い JScript および Netscape
社の JavaScript と動作を一致させるための仕様に基づいています。GetYear()
と同等の機能が必要な場合は GetFullYear() を使用する必要があります。
開発者への推奨事項 :
プログラム開発者は、この問題に注意して西暦 2000
年問題に対応したアプリケーションを作成する必要があります。希望する動作が GetFullYear()
関数で実現されている場合に古い GetYear() 関数を使用すると、開発者が西暦 2000 年ロジック
エラーを含むコードを生成してしまう可能性があります。詳細は、次項に紹介している MSDN
Online Web WorkShop
トピック を参照してください。
西暦2000年問題に対応するアプリケーションの開発について
MSDN Online Web
WorkShop トピックの 「Microsoft
Script Engines and the Year 2000」を参照してください。このトピックは
MSDN
ライブラリにも収録されています。
テスト時のガイドラインと推奨事項
JScript はプログラミング言語であるため、開発者は個々のプログラムに日付問題がないかテストする必要があります。JScript で作成されたプログラムに共通する一般的な問題はありません。