製品
:
Windows NT Services for Unix Add-On Pack
日付の処理
この製品の
Telnet、NFS、およびパスワード同期コンポーネントの日付処理は、オペレーティング システムに依存します。したがって、この製品ではオペレーティング システムの対応日付範囲が利用されます。
この製品は
Windows NT 4 Service Pack 3
以降にインストールできます。なお、Windows NT 4 Service Pack 3
以降にはいくつかの
2000
年問題が確認されています。Windows NT 4 Service Pack 3
以降の
2000
年問題については、オペレーティングシステム関連製品ガイドを参照してください。
下 2 桁の西暦の処理
下
2
桁の西暦は
Unix
シェル内部で使用されます。Unix
シェルでは、スクリプト中の
date
コマンドの形式を変更して、下
2
桁の西暦を出力することができます。
date
コマンドには、「date + format」構文を使って出力形式を指定するオプションがあり、表示する日付に年、月、日、時、分、秒を含めるかどうかを指定できます。オプションの
1
つの「-%y」(小文字)
は、下
2
桁の西暦の形式を指定します。下
2
桁の西暦は、世紀を指定する「-%C」からのオフセットとして定義されます。日付を下
2
桁の西暦形式に指定するスクリプトを作成して、世紀の指定を行わなかった場合には、このスクリプトでは西暦
2000
年以降に問題が発生します。この場合、スクリプトは意図したとおりに動作しませんが、Unix
のサービスには影響ありません。世紀指定を行うか、「-%Y」(大文字)
を使用すると、
date
コマンドで
4
桁の西暦が出力されます。
日付に関する注意事項
この製品の
Unix
シェルで実行するスクリプトでは、上記で説明したように、スクリプトが
date
コマンドの下
2
桁の西暦形式の指定に依存していないことを確認する必要があります。
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