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西暦 2000 年問題に対するマイクロソフトの考え方

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Internet Explorer (32 ビット版) 5.0 (Japanese) - 32 ビット版 Win

製品の概要
製品名: Internet Explorer (32-bit)
バージョン: 5.0
カテゴリ: 対応
オペレーティング システム: 32-Bit Win
言語: 日本語 発売日: 1999 年 3 月
対応期間: 1980 年 1 月 1 日 ~ 2035 年 12 月 31 日
必要なソフトウェア: なし
依存する製品: Windows 95 以上、Windows NT 4.0 Service Pack 3 以上
依存するクロック: システム クロック、DCOM、COMCTL、OLEAUT32
最終更新日: 1999 年 5 月 19 日
製品の詳細

製品サポート: 西暦 2000 年問題とは関係なく、マイクロソフトでは、つねに 最新のリリースおよびサービス パックをインストールすることをお客様に 推奨しております。その一方、さまざまな理由で、お客様が最新のリリースに 変更できない場合があることも理解しております。お客様の西暦 2000 年への対応 作業にご協力するため、マイクロソフトでは、Internet Explorer 5.0 を西暦 2001 年 1 月 1 日まで "対応" ソフトウェアとしてサポートする計画です。リリースされる新しいサービス バックも 西暦 2000 年に対応しており、それには 2000 年対応以外の内容も含まれます。 これは、お客様に 2000 年対応のためだけに製品のアップデートをお願いすることを 最小限にするためです。

発売日: 1999 年 3 月

日付の処理

Internet Explorer では、内部的に Win32 FILETIME 構造体として日付が保存されます。FILETIME 構造体は 64 ビット値で、1601 年 1 月 1 日以降の 100 ナノ秒単位の数を示します。

下 2 桁の西暦の処理

Microsoft Internet Explorer 5.0 では、次のように下 2 桁の西暦が解釈されます。

00 年 1 月 1 日~ 79 年 12 月 31 日は、2000 年 1 月 1 日~ 2079 年 12 月 31 日と解釈されます。

80 年 1 月 1 日~ 99 年 12 月 31 日は、1980 年 1 月 1 日~ 1999 年 12 月 31 日と解釈されます。

製品の問題

  1. 1. MFC40.DLL に既知の西暦 2000 年問題があります (下の説明を参照してください)。Internet Explorer 5 は、既にシステムにある MFC40.DLL を使用できます。MFC40.DLL がシステムに存在しない場合は、Internet Explorer 5 は MFC40.DLL をセットアップ時にインストールします。MFC40.DLL がシステムに存在する場合、 Internet Explorer 5 は MFC40.DLL を自動的に更新することはありません。

MFC40.DLL/MFC40U.DLL の更新版を入手する方法

MFC40.DLL/MFC40U.DLL の更新版を入手する方法: Windows 95 を実行している場合 - MFC40.DLL ファイルの更新版は、99 年夏にリリースされる予定の Windows 95 西暦 2000 年問題修正プログラムに含まれます。

Windows 98 を実行している場合 - http://windowsupdate.microsoft.com にアクセスして、Windows 98 西暦 2000 年問題修正プログラムを選択します。

Windows NT Workstation を実行している場合は、各言語の MFC40.DLL ファイル更新版を FTP サイト からダウンロードできます。対応する言語を選択し、/nt40/hotfixes-postSP4/y2kupd/ を選択します。たとえば、日本語の更新版をダウンロードするには、ftp://ftp.microsoft.com/bussys/winnt/winnt-public/fixes/jpn/nt40/hotfixes-postSP4/y2kupd/ にアクセスします。各言語の 3 文字の頭字語については、Readme ファイルを参照してください。

 

MFC40.DLL 問題の説明

Mfc40.dll を使用したプログラムが2000年に不正な日付を表示(J047136)

MFC40.DLL および MFC40U.DLL:日付の表示にこの 2 つの DLL のうちの 1 つを使用しているプログラムでは、西暦 2000 年以降の日付が正しく処理できない場合があります。たとえば、2000 年 5 月 2 日は 100 年 5 月 2 日と解釈される場合があります。Microsoft では、このような問題を回避するために、この 2 つの DLL を更新しました。MFC を使用しているソフトウェア開発者は、詳細について、近く発表される MFC40.DLL 西暦 2000 年問題対応ドキュメントを参照してください。

日付に関する注意事項

Internet Explorer の日付処理に関係なく、Web ページの HTML コンテンツ、JSCRIPT、Java アプレット、サーバー スクリプト、コントロールで西暦 2000 年問題が起こる場合があります。

JSCRIPT のメソッド .getYear() は、1999 年までの対応期間内は下 2 桁の文字列の西暦を返し、2000 年以降の対応期間内は 4 桁の西暦を返します。Web 作成者は、4 桁の西暦だけを返すメソッド .getFullYear() を使用することもできます。

JSCRIPT 関数の Date() は、mm/dd/00 を 1900 年と解釈します。mm/dd/2000 とすると、2000 年を返します。

Internet Explorer の履歴で日付を表示する場合、Windows または Windows NT で西暦を 4 桁で表示するためには、コントロール パネルの [地域] で 4 桁の西暦を設定する必要があります。まだ有効ではない証明を Internet Explorer でテストすると、その証明の期限が終了したことを示す間違ったメッセージが表示されます。

ガイドラインと推奨事項

Web サイトや Web ベースのアプリケーションの 西暦 2000 年問題をテストする場合は、Internet Explorer、Web サーバー、そして該当する場合はプロキシ サーバーが 2000 年に移行しても機能することをテストする必要があります。たとえば、Web サーバーやプロキシ サーバーには、HTTP/1.0 ヘッダーで下 2 桁の西暦を使用しているものがあります。Microsoft では、よく使用されている Web サーバーやプロキシ サーバーをテストしました。しかし、Internet Explorer の検証では、次の項目についても使用している環境で確認してください。

  • 認証: セキュリティが確立されたサイトや SSL 接続を使用している場合、権限のあるユーザーが正しく認証されること、権限のないユーザーが拒否されること、正しい処理が行われることを確認します。注意: まだ有効ではない証明を Internet Explorer でテストすると、その証明の期限が終了したことを示す間違ったメッセージが表示されます。
  • コードのダウンロード: デジタル署名されたコードをダウンロードすると、期限付きの署名もダウンロードされます。必要な ActiveX コントロールのダウンロード、インストール、操作と、ダウンロードしたコードの Authenticode 署名が正しく処理されることを確認します。まだ有効ではない証明を Internet Explorer でテストすると、その証明の期限が終了したことを示す間違ったメッセージが表示されます。
  • ファイルのダウンロード: サイトで参照しているすべてのファイルが正しくダウンロードされることを確認します。
  • 検索: 検索バーがよく使用する検索プロバイダに対して機能することを確認します。
  • 履歴: Internet Explorer で、今日、前日、過去の週にアクセスしたサイトが表示されることを確認します。
  • 自動設定: Internet Explorer 管理者キット (IEAK) では、サーバー上の管理者が管理する新しい設定や制限をダウンロードできます。自動設定には、日付またはタイムアウト値に基づく設定の更新などのオプションがあります。

また、Web サーバーとプロキシ サーバーの西暦 2000 年問題対応状況と推奨事項について、各ベンダに問い合わせてください。

西暦 2000 年問題には、コンテンツ固有のものもあります。インタラクティブなサイトがその Web ページの HTML コンテンツ、cookie、JSCRIPT、Java アプレット、サーバー スクリプト、コントロールに関して 2000 年に対応していることを確認します。

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凡例:
*ユーザーの皆様が必要な操作を行うことで対応できる製品。修正プログラムのロードや文書の参照など、指示された操作を行う必要があります。
#Microsoft の対応基準を満たしていないが、その程度が許容できる範囲にある製品。製品の主要な機能 (データ保全性など) や安定度 (信頼性など) に影響を与えない程度に限られます。
+頒布予定の修正プログラムで対応できる製品。修正プログラムが公開された時点で、できるだけ早期の対応が必要です。
メモ: 製品の西暦 2000 年問題への対応状況は、推奨されているすべての処置がとられていることを前提としています。

 


  2000年対応状況の開示

マイクロソフトおよび西暦 2000 年問題に関する情報(本書記載の情報の他、西暦 2000 年テスト、評価、対応情況、対応スケジュール、目標、その他に関する、過去、現在および将来の全ての情報を含みますが、これらに限られません。 以下、これらを総称して「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」といいます。)の送信または伝達は全て、ここに米国の「西暦 2000 年問題に関する情報および対応開示に関する法律」に定義されているところの「西暦 2000 年対応情報開示」として提供されます。 また、かかる情報は、http://www.microsoft.com/japan/year2k/ のマイクロソフトの西暦 2000 年Webサイト(以下「Y2K Webサイト」といいます。)にて参照可能です。 「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」は、それぞれ、この使用条件、Y2K Webサイト記載の条件並びに「西暦 2000 年問題に関する情報および対応開示に関する法律」の条項に従い、お客様の西暦 2000 年問題に対応するための技術計画を支援させていただく目的でのみ提供されています。 各「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」には、入手可能な最新情報が含まれますが、それらは逐次更新されます。 従って、マイクロソフトは、お客様が定期的に、Y2K Webサイトを確認して、「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」の変更を確認されることをお勧めします。 「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」は、全て、“現状ベース”で提供されるものであり、いかなる保証も伴うものではありません。 従って、マイクロソフトは、商品性の保証および特定目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にもいかなる保証もいたしません。 さらに、マイクロソフトは、いかなる「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」の使用またはその使用結果についても、その正確性、真実性、信頼性等、いかなる保証もしくは表明も行いません。 マイクロソフトまたはその権限ある代理人による、口頭もしくは書面による一切の情報もしくはアドバイスは、何らの保証を意味するものでもなく、かつ上記の保証の拒絶の範囲を狭めるものではありません。 マイクロソフトおよびその供給者は、いかなる場合においても、「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」に関連して生じた、直接損害、間接損害、偶発損害、派生損害、事業利益の逸失、懲罰的損害、または特別損害を含むすべての損害について、たとえかかる損害の発生の可能性を知らされていた場合であっても、一切責任を負いません。 派生損害または偶発損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。 各「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」に含まれる情報は、Y2K Webサイトで参照可能であり、マイクロソフト西暦 2000 年対応状況(YEAR 2000 COMPLIANCE STATEMENT)、マイクロソフトが、その西暦 2000 年製品ガイドにおいて、製品の分類に使用している対応基準に関する説明(DESCRIPTION OF THE CATEGORIES OF COMPLIANCE)およびテスト基準(THE MICROSOFT YEAR 2000 TEST CRITERIA)等、と併せてお読みいただくことを意図して提供されているものです。

マイクロソフトが、西暦 2000 年問題関連の修正版、西暦 2000 年診断ツールまたは修正サービスの提供において、お客様に提供することのある、すべての「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」は、米国の「西暦 2000 年問題に関する情報及び対応開示に関する法律(112 STAT.2386)」の適用を条件として提供されるものです。 何らかの争いが生じた場合には、かかるステートメントの使用に関するお客様の権利は、お客様との契約書または料金表において、別段の合意がなされていない限り、この法律により制限されます。


  最終更新日 1999 年 6 月 8 日
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