以下の情報は、Office 98 アプリケーションの共有コードについて説明しています。製品の詳細情報については、各 Office 98 アプリケーションを参照してください。
日付の処理
Office のコンポーネントや機能は、すべて 2000 年問題に対応しています。
下 2 桁の西暦の処理
システムでオプションが表示されるのは、Office の共有機能内だけです。各アプリケーションを参照してください。
日付に関する注意事項
Microsoft Office のアプリケーション間でデータを交換する場合は、書式なしテキストは使用しないでください。書式なしテキストを使用する必要がある場合は、一度 4 桁の西暦で保存した後で操作します。VBA および ODBC では、日付が入力されているすべての Office データが正しく処理されます。日付データを含むテキスト値が、4 桁の西暦になっていることを確認します。Microsoft Word または Microsoft PowerPoint など、Microsoft Office アプリケーションに入力またはインポートされる日付で、ドキュメント形式のデータ型を持たないものは、テキストとして処理されます。計算の基となる日付を保存する場合は、これらのアプリケーションを使用しないでください。ただし、ドキュメント プロパティで使用される場合は除きます。標準のドキュメント プロパティは問題なくクエリでき、すべての Microsoft Office アプリケーション間で日付の検索や計算に使用できます。これらの操作はプログラムで行うことも、ユーザー インターフェイスから行うこともできます。ただし、ユーザー定義のカスタム プロパティでは、不一致が発生する場合があります。
ガイドラインと推奨事項
原則的に、実作業を行っている環境ではテストを行わないでください。ほかの製品の影響を予測できないからです。すべての Microsoft Office 製品間でのテストは問題ありません。
項目 |
小項目 |
マイクロソフトが実施したテストの概要 |
ファイル |
開く/保存用のダイアログ ボックス
ドキュメントのプロパティ |
ドキュメントの管理機能として、ファイルを開く/保存があります。日付と時刻を変更してからファイルの保存を試みると、これらの機能によって上書きを確認するダイアログ ボックスが表示されます。また、ダイアログ ボックスの結果ペインに日付が表示され、ファイルを開く/保存用のダイアログ ボックスの結果ペインで日付が並べ替えられます。
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セットアップ |
完全インストール |
完全インストールは、ほかのオプション群から構成されるスーパーセットです。完全インストールは、ほかのソフトウェアがまだインストールされていないマシンで行うか、または Mac Office 4.2 がインストールされ、2000 年代への移行に完全に対応するように設定されているマシンで行います。 |