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西暦 2000 年問題に対するマイクロソフトの考え方

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Internet Explorer (Mac) 4.5 (Japanese) - Mac

製品の概要
製品名: Internet Explorer (Mac)
バージョン: 4.5
カテゴリ: 対応
オペレーティング システム: Mac
言語: 日本語 発売日: 1999 年 2 月 11 日
対応期間: 1904 年 1 月 1 日 ~ 2035 年 12 月 31 日
必要なソフトウェア: なし
依存する製品: Macintosh Operating System 7.5.3 以上
依存するクロック: システム クロック
最終更新日: 1999 年 4 月 19 日
製品の詳細

日付の処理

Macintosh のオペレーティング システムでは、内部的に 32 ビットの整数値として日付が保存されます。保存形式は 32 ビット値で、1904 年 1 月 1 日以降の秒単位の数を示します。

下 2 桁の西暦の処理

Microsoft Internet Explorer 4.5 for Mac では、次のように下 2 桁の西暦が解釈されます。

50 未満の値は 20XX 年と解釈され、50 以上の値は 19XX 年と解釈されます。

00 年 1 月 1 日~ 49 年 12 月 31 日は、2000 年 1 月 1 日~ 2049 年 12 月 31 日と解釈されます。

50 年 1 月 1 日~ 99 年 12 月 31 日は、1950 年 1 月 1 日~ 1999 年 12 月 31 日と解釈されます。

古い Web サーバーを使用している Web サイトでは、HTTP/1.0 ヘッダーが使用されている場合があります。このヘッダーでは、西暦が下 2 桁で表されます。Web 作成者が cookie データの期限終了日に下 2 桁の西暦を使用している場合もあります。

日付範囲の内部表現は 1904 ~ 2035 年です。Web サーバーの HTTP/1.0 ヘッダーで下 2 桁の西暦が使用されている場合、Internet Explorer では、上に示した方法で解釈し、サーバーには 4 桁の西暦を返します。サーバーで下 2 桁の西暦が必要な場合は、Internet Explorer は下 2 桁の西暦を返します。4 桁の西暦のヘッダーまたは下 2 桁の西暦のヘッダーは、上に示した方法で解釈されます。

日付に関する注意事項

Internet Explorer の日付処理に関係なく、Web ページの HTML コンテンツ、サーバーの証明、JSCRIPT、Java アプレット、サーバー スクリプト、コントロールで 2000 年問題が起こる場合があります。

JSCRIPT のメソッド .getYear() は、1999 年までの対応期間内は下 2 桁の文字列の西暦を返し、2000 年以降の対応期間内は 4 桁の西暦を返します。Web 作成者は、4 桁の西暦だけを返すメソッド .getFullYear() を使用することもできます。

証明に対する X.509 仕様では、2049 年までは、下 2 桁の西暦で日付を表すことが必要です。4 桁の西暦は 2050 年以降でなければ使用できません。これらの問題に加えて、セキュリティのための証明の大半が 1999 年 12 月 31 日の 24 時に失効するように設定されていることを考慮して、Web サイトの管理者はユーザーへのサービスを中断することなく運営することが必要です。

ガイドラインと推奨事項

Web サイトや Web ベースのアプリケーションの 2000 年問題をテストする場合は、Internet Explorer、Web サーバー、そして該当する場合はプロキシ サーバーが 2000 年に移行しても機能することをテストする必要があります。たとえば、Web サーバーやプロキシ サーバーには、HTTP/1.0 ヘッダーで下 2 桁の西暦を使用しているものがあります。Internet Explorer チームでは、よく使用されている Web サーバーやプロキシ サーバーをテストしました。しかし、Internet Explorer の検証では、次の項目についても使用している環境で確認してください。

  • 認証: セキュリティが確立されたサイトや SSL 接続を使用している場合、権限のあるユーザーが正しく認証されること、権限のないユーザーが拒否されること、正しい処理が行われることを確認します。
  • ファイルのダウンロード: サイトで参照しているすべてのファイルが正しくダウンロードされることを確認します。
  • 検索: 検索バーがよく使用する検索プロバイダに対して機能することを確認します。
  • 履歴: Internet Explorer で、今日、前日、過去の週にアクセスしたサイトが表示されることを確認します。
  • 購読: Internet Explorer 4 では、チャンネル コンテンツの更新予定や期限終了日を取得できます。購読サイトが正しく更新されることを確認します。

また、Web サーバーとプロキシ サーバーの 2000 年問題対応状況と推奨事項について、各ベンダに問い合わせてください。

2000 年問題には、コンテンツ固有のものもあります。インタラクティブなサイトがその Web ページの HTML コンテンツ、cookie、サーバーの証明、JSCRIPT、Java アプレット、サーバー スクリプト、コントロールに関して 2000 年に対応していることを確認します。

 

 

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凡例:
*ユーザーの皆様が必要な操作を行うことで対応できる製品。修正プログラムのロードや文書の参照など、指示された操作を行う必要があります。
#Microsoft の対応基準を満たしていないが、その程度が許容できる範囲にある製品。製品の主要な機能 (データ保全性など) や安定度 (信頼性など) に影響を与えない程度に限られます。
+頒布予定の修正プログラムで対応できる製品。修正プログラムが公開された時点で、できるだけ早期の対応が必要です。
メモ: 製品の西暦 2000 年問題への対応状況は、推奨されているすべての処置がとられていることを前提としています。

 


  2000年対応状況の開示

マイクロソフトおよび西暦 2000 年問題に関する情報(本書記載の情報の他、西暦 2000 年テスト、評価、対応情況、対応スケジュール、目標、その他に関する、過去、現在および将来の全ての情報を含みますが、これらに限られません。 以下、これらを総称して「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」といいます。)の送信または伝達は全て、ここに米国の「西暦 2000 年問題に関する情報および対応開示に関する法律」に定義されているところの「西暦 2000 年対応情報開示」として提供されます。 また、かかる情報は、http://www.microsoft.com/japan/year2k/ のマイクロソフトの西暦 2000 年Webサイト(以下「Y2K Webサイト」といいます。)にて参照可能です。 「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」は、それぞれ、この使用条件、Y2K Webサイト記載の条件並びに「西暦 2000 年問題に関する情報および対応開示に関する法律」の条項に従い、お客様の西暦 2000 年問題に対応するための技術計画を支援させていただく目的でのみ提供されています。 各「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」には、入手可能な最新情報が含まれますが、それらは逐次更新されます。 従って、マイクロソフトは、お客様が定期的に、Y2K Webサイトを確認して、「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」の変更を確認されることをお勧めします。 「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」は、全て、“現状ベース”で提供されるものであり、いかなる保証も伴うものではありません。 従って、マイクロソフトは、商品性の保証および特定目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にもいかなる保証もいたしません。 さらに、マイクロソフトは、いかなる「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」の使用またはその使用結果についても、その正確性、真実性、信頼性等、いかなる保証もしくは表明も行いません。 マイクロソフトまたはその権限ある代理人による、口頭もしくは書面による一切の情報もしくはアドバイスは、何らの保証を意味するものでもなく、かつ上記の保証の拒絶の範囲を狭めるものではありません。 マイクロソフトおよびその供給者は、いかなる場合においても、「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」に関連して生じた、直接損害、間接損害、偶発損害、派生損害、事業利益の逸失、懲罰的損害、または特別損害を含むすべての損害について、たとえかかる損害の発生の可能性を知らされていた場合であっても、一切責任を負いません。 派生損害または偶発損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。 各「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」に含まれる情報は、Y2K Webサイトで参照可能であり、マイクロソフト西暦 2000 年対応状況(YEAR 2000 COMPLIANCE STATEMENT)、マイクロソフトが、その西暦 2000 年製品ガイドにおいて、製品の分類に使用している対応基準に関する説明(DESCRIPTION OF THE CATEGORIES OF COMPLIANCE)およびテスト基準(THE MICROSOFT YEAR 2000 TEST CRITERIA)等、と併せてお読みいただくことを意図して提供されているものです。

マイクロソフトが、西暦 2000 年問題関連の修正版、西暦 2000 年診断ツールまたは修正サービスの提供において、お客様に提供することのある、すべての「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」は、米国の「西暦 2000 年問題に関する情報及び対応開示に関する法律(112 STAT.2386)」の適用を条件として提供されるものです。 何らかの争いが生じた場合には、かかるステートメントの使用に関するお客様の権利は、お客様との契約書または料金表において、別段の合意がなされていない限り、この法律により制限されます。


  最終更新日 1999 年 6 月 9 日
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