データの対応期間:
データ ソースに依存します。
発売日: 1998 年
ADO Version 2.0 は、Visual Studio で提供されます。
日付の処理
ADO はストレージコンポーネントではありません。ADO が日付を変換するのは、バリアント型のデータを処理する場合だけです。通常、文字列から日付形式に変換されます。日付の変換は、OLE の VariantChangeType() と OLEDB Data Coercion サービスを使用して行われます。
下 2 桁の西暦の処理
OLE オートメーション (OLEAUT32.DLL) と OLE DB の Data Coercion Library (この種の変換では OLE に依存) を使用して、文字列が日付形式に変換されます。OLE DBにおけるデータ変換に関する2000年の問題については、OLE DB の製品ガイドを参照してください。
日付に関する注意事項
データを保存したり、MDAC オブジェクト モデルのメソッドやプロパティを呼び出す場合は、4 桁の西暦を使用してください。下 2 桁の西暦を使用すると、データ ソースのプロバイダの変換ロジックが使用されます。その場合、(任意のバックエンド データ ストアでは) 変換の基準が異なる場合があります。
ガイドラインと推奨事項
OLE とほとんどのバックエンド データ ストアには、"変換ロジック" の問題があります。そのため、データをストアに保存したり、そのストアを問い合わせる場合は、日付に 4 桁の西暦を使用してください。