Office 97 サービス バック (SR) 2 パッチを次のURLからダウンロードしてください。
http://www.microsoft.com/japan/Office/documents/servicerelese/sr2/
西暦2000年問題を含む、Office 97 の SR-2
での変更点についてについても、上記 URL をご覧ください。
もともとの Office 97 と SR-1 で存在し、SR-2 で修正されたすべての西暦2000年
問題が記載されています。このアップグレードで対象となった問題は、SR-1 およ
び もともとの Office 97 を含む、すべての Office 97 リリースに存在しています。
日付の処理:
Microsoft Office 97 Developer Edition Tools (ODE 97) には、Office 97 アプリケーションの開発と配布を支援する複数のアプリケーションが含まれています。これには、Microsoft Access のソース コード コントロール アドイン、Help Workshop、レプリケーション マネージャとトランスポータ、セットアップ ウィザード、Win32 API ビューア、Graph 8.0 ランタイム、および ActiveX コントロールなどのアプリケーションが含まれます。ODE 97 に付属の ActiveX コントロールは、Comct232.ocx、Comctl32.ocx、Comdlg32.ocx、Msinet.ocx、Mswinsck.ocx、および Richtx32.ocx です。
Help Workshop、Win32 API ビューア、および ActiveX コントロールには日付を解析するための機能がありません。Comdlg32.ocx の [開く] および [名前を付けて保存] の共通ダイアログでは、日付を表示しソートすることができます。 日付表示とソートは、オペレーティング システムのコントロール パネルにある [地域] の設定に従って行われます。
Microsoft Access の ソース コード コントロール アドインは、すべての日付関連の操作に ソース コード コントロール クライアントを使用します。典型的な日付操作に、ローカル ファイルとバージョン管理システムに格納されているファイルとの日付/時刻の比較が挙げられます。Microsoft Access に最も適切な ソース コード コントロール クライアントは、Microsoft Visual SourceSafe です。特定の西暦 2000 年問題に関する情報については、Microsoft Visual SourceSafe のドキュメントを参照してください。
レプリケーション マネージャとトランスポータは、データの格納および操作に Jet を使用します。Jet は、日付/時刻データの計算に共有 VBA コンポーネントを使用します。
セットアップ ウィザードは、日付処理に Access 97 を使用する Access 97 ウィザードの 1 つです。西暦 2000 年対応の Access ランタイムを再配布するには、Office 97 SR-2 をインストールし、セットアップ ウィザードでセットアップ イメージを再度作成する必要があります。Access およびそのコンポーネントに適用される修正プログラムはすべて、セットアップが作成される際に自動的に取り込まれます。Access 97 での日付処理については、Microsoft Access 97 の西暦 2000 年ドキュメントを参照してください。
Graph 8.0 ランタイムは、日付データをグラフィカル チャートに表示します。日付データは、Graph 8.0 に直接入力することも、Access 97 のようなほかのアプリケーションから取り込むこともできます。データが Graph 8.0 に取り込まれた後は、連続した日付として扱われ、Access 97 の日付解析ルールに従います。
下 2 桁の西暦の処理:
日付データを表示できる ODE 97 コンポーネントは、下 2 桁の日付表示をサポートします。
ODE 97 コンポーネントは、Access 97 と同じ下 2 桁の変換ルールに従います。
日付に関する注意事項:
Office 97 で使用される共通の問題とテスト方法を参照してください。
ガイドラインと推奨事項:
既知の問題: