日付の処理:
FrontPage 97 では、内部的には 4 桁の西暦で日付の保存、計算、比較、並び替えが行われます。
入出力を行うユーザー インターフェイスでは、4 桁の西暦を使用できます。
日付に特別な値は使用されていません。
FrontPage 97 では、2035 年までは日付処理が保証されています。
FrontPage 97 では、ライセンス管理には、日付/時刻のスタンプは使用されません。
FrontPage 97 では、次のようにシステム日付が使用されます。
- FrontPage 97 では、クライアントの実行ファイルにオペレーティング システムの日付が使用されます。
- UNIX などの Server Extension では、オペレーティング システムの日付が使用されます。
- すべての日付は RFC1123 形式に基づいて補間されます。
- すべての日付は 4 桁の西暦で保存されます。
- すべての日付は 32 ビットの構造体として保存されます。
- 日付はテキスト形式です。たとえば、26 Sep 1997 17:36:54 - 0700 などの形式になります。これは、システムから取得されます。
- うるう年の計算はシステムで行われます。 (FrontPage 97ではうるう年の計算は行われません。)
- UNIX プラットフォームでは、日付には UNIX 標準が使用されます。つまり、1970 年以降の秒数が FrontPage 97で計算されます。32 ビットの構造体を使用して、すべての UNIX システムと同様に、2038 年までの日付を扱うことができます。
FrontPage 97 では、すべてのファイル バージョンと競合の検出に日付/時刻スタンプ (DTM) が使用されます。DTM はシステムの日付に基づいて作成されます。
[期限付きページ挿入] と [期限付き画像] の各コンポーネントでは、ブラウズ時に HTTP ホスト サーバーからの日付を使用します。"編集された日付" と "自動更新された日付" は、次の規則で決定されます。
- "編集日付" は、最後にドキュメントが手動で更新された日付です。
- "自動更新" 日付は、目次の再作成などによりドキュメントが最後に再作成された日付です。
[期限付きページ挿入] と [期限付き画像] の各コンポーネントの動作に注意してください。予想とは異なり、ファイルやイメージはページの依存関係がサーバー上で更新された場合に変更されます。つまり、ファイルやイメージが新しくなり、ページをブラウズしてもそのページは変更されません。依存関係は、ハイパーリンクの更新やチェックが行われたときに更新されます。
たとえば、これらの FrontPage 97 コンポーネントは次のように HTML に表示されます。
<!--webbot bot="ScheduledInclude" U-Include="IncludeFile.htm" U-Else-IncludeD-Start-Date="08 Jan 1998 17:17:52" D-End-Date="07 Feb 1998 17:17:52" -->
<!--webbot bot="ScheduledImage" U-Src="IncludedImage.gif" U-Else-SrcD-Start-Date="08 Jan 1998 17:19:06" D-End-Date="07 Feb 1998 17:19:06" -->
<!--webbot bot="Timestamp" S-Type="EDITED" S-Format="%m/%d/%y" -->
推奨事項:
2000 以降の適切な日付処理には、FrontPage 97 パッチ(西暦 2000 年対応)が必要です。(ダウンロードについては、次の手順を参照してください。
FrontPage 97 パッチ(西暦 2000 年対応)をダウンロードするには、次のリンクをクリックして、表示される手順にしたがってください。
[結果保存] フォーム ハンドラ ([保存フィールド] タブの [保存する追加情報]) では、送信フォーム レコードと共に日付/時刻情報を保存するかどうかを指定できることも、テスト時には注意する必要があります。[日付] を指定すると、日付は 4 桁で保存されますが、DD/MM/YY 形式で表示されます。このデータを解釈する場合は、この情報が必要です。FrontPage 97 では、表示日付を MM/DD/YYYY 形式にできます。この方法については、次の Web ページを参照してください。
Q214527