■オペレーティング・システム(MS-DOS,Windows(R)等)
<BASIC>
BASICは言語仕様で、年を2桁で表現していますので、BASICそのものでは、
2000年の4桁管理ができません。
この場合、アプリケーションソフト上で2000年の4桁で管理するように
設定する必要があります。
アプリケーションソフトメーカーにお問い合わせ願います。
<MS-DOS>
MS-DOSは、パソコンが起動してDOSが立ち上がる時にパソコン本体から日付情報を
取得します。その後は、MS-DOS自身が日付や時刻を管理します。
そのためMS-DOSが動作中に西暦2000年を迎えた場合は、MS-DOS自身は正しく2000年
に移行します。
ただし、パソコン本体が
西暦2000 年未対応の機種の場合には、パソコンの電源を切ると、
次にMS-DOSを起動した時に正しい日付になりません。
西暦2000年になり初めてパソコンの電源を入れた際に、日付の再設定を行ってください。
日付の再設定は1回のみ、DATEコマンドで正しい日付を入力し直すだけです。
(年は4桁で指定します)
<MS-Windows(R)3.1>
上記<MS-DOS>と同じです。
よって、パソコン本体が西暦2000年問題に未対応の場合は、日付の再設定が
必要となります。
この場合、コントロールパネルの「日付と時刻」で正しい日付を設定します。
<Windows(R)95>
上記<MS-DOS>と同じです。
よって、パソコン本体が西暦2000年問題に未対応の場合は、日付の再設定が
必要となります。
この場合、コントロールパネルの「日付と時刻」で正しい日付を設定します。
<WindowsNT(R)>
・WindowsNT(R)3.51
WindowsNT(R)3.51で西暦1999年の大晦日から連続運転で西暦2000年を
迎えた場合、しばらくすると西暦1900年に戻ってしまいます。
この場合、西暦2000年の使用時に正しい日付を設定し直す必要があります。
・WindowsNT(R)Workstation Version4.0
WindowsNT(R)4.0では、日付が西暦1900年〜1920年の場合に100年を
加える処理が自動的に行われます。
よって、パソコン本体が西暦2000年未対応であっても正しく西暦2000年に
移行します。
<ネットワークOS>
サーバとネットワーク接続されているクライアントのパソコンは、
通常サーバーの時刻に自動的に合わせる設定をしています。
そこで、サーバ用のネットワークOSが西暦2000年に対してどのような対応を
取っているかがポイントとなります。
ネットワークOSの詳細につきましては、各OSのベンダーにお問い合わせください。
*MS、Microsoft、Windows、MS-DOS、WindowsNTは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国
における登録商標または商標です。
*WindowsR95の正式名称は、MicrosoftRWindowsR95 Operating Systemです。