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Acer
日本エイサー株式会社


2000年問題とは
現在使用されている多くのコンピュータは、西暦の年号を2桁で認識するようプログラムされています。
(例:「1997」ではなく「97」)

これらのコンピュータは日付を判別する際、当該の年号が、20世紀の西暦年号下2桁にあたることを前提としています。

ところが、来る21世紀においてこの方式のままでは、当然正確な対応ができません。 (例:20xx)
これが通称「2000年問題」と呼ばれる問題です。

従ってこのようなコンピュータについては、システムとアプリケーションを変更ないしは何らかの設定を行い、正確な対応が可能となるよう事前に準備をする必要があります。

尚、システムを2000年以降の日付に対応しないまま継続使用した場合、日付に関連する演算の実行時に正確な作動をしなくなる現象がすでに認められています。
チップ及びそのクロック周波数について
(Century Byteと....)
”Century byte”をサポートしないため、BIOSの変更が必要なチップは:
  1)モトローラ社製 Motorola MC146818A
  2)インテル社製 Intel 82284
  3)その他上記とクロック周波数が同位のチップ

です。
これらのチップを搭載し、BIOSがエイサー製であるコンピュータの場合:
INT 1Ah の function 4 と 5を、CMOS ram選択、offset 32h実行  することで、”Century byte”をサポートするよう変更が加わります。
エイサーBIOSの2000年問題対応について エイサーのBIOSは2000年問題に関し、標準スペックで1980年1月1日から2079年12月31日まで対応することができます。
なお、2079年12月31日以降の対応については、IBM互換機対応Time-of-Dayサービスによって定義される予定です。
1995年4月28日以前にリリースされたエイサーBIOSについて 全てのACER BIOS version 1.2と いくつかのACER BIOS version 2.0バージョンモデルは1995年4月28日以前リリースのBIOSセットアップ機です。

これらのコンピュータに、2000年以降の日付に対応するよう”Century byte”のアップデートを加えるには、以下の手順でCMOSセットアップユーティリティからの変更を行います。

当地の日付が1999年12月31日から2000年1月1日に変更された段階で:

1)ホットキー[Ctrl] + [Alt] + [Esc]を実行しACER BIOS CMOS SETUPユーティリティモードを選択します。
(注) ACER BIOS CMOS SETUPユーティリティ画面に入れない、またはDOS以外のOSを使用の場合は、一度コンピュータをシャットダウンし、再起動して下さい。
POSTの状態で再度[Ctrl] + [Alt] + [Esc]を実行します。

2)矢印キー[↓]で “System Configuration Set Up”を選択し、[Enter]キーを押します。 画面に日付が表示されると同時に ”Century Byte”は自動アップデートされます。
以上で作業は完了です。 [Esc]キーで ACER BIOS CMOS SETUP ユーティリティモードを終了します。 システムは自動的に再起動し、本来のOS環境に戻ります。
1995年4月28日以降にリリースされたエイサーBIOSについて 全てのACER BIOS version 2.0 および 全てのACER BIOS version 2.1ないしは2.1以降のBIOSバージョンモデルは、1995年4月28日以降リリースのBIOSセットアップ機です。

当地の日付が1999年12月31日から2000年1月1日に変更された段階で:
DOSモードを選択し、”INT 1Ah function 4” にアクセスを実行し ACER BIOS CMOS SETUPユーティリティ画面に入ります。 またはその時点で一旦コンピュータの電源を切り、再起動します。

お手持ちのコンピュータの2000年対応確認法:
MS-DOSプロンプト上で、DATEコマンド入力、[Enter]キーを押します。
日付12-31-99(もしくは12-31-1999)を入力、[Enter]キーを押します。
MS-DOSプロンプト上で、TIMEコマンド入力、[Enter]キーを押します。
時刻11:59:30pを入力、[Enter]キーを押します。
その後、前掲の方法のうち、使用機種と対応するアップデート操作を実 行します。
実行後、再度MS-DOSプロンプト上でDATEコマンド入力、[Enter]キーを押し、前回と同様に、今度は時刻 12:01:35a(例)の入力を行います。
再度MS-DOSプロンプト上で、DATEコマンドを入力、[Enter]キーを押します。
この時システムは、「01-01-2000」と応答します。
応答した場合、お手持ちのコンピュータは正常に2000年以降の日付に対応することが確認されました。
以上が済み次第、いま一度コンピュータを再起動させ、現状の日付及び 時刻に対応する環境へ戻します。



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