文書番号: 410605
最終更新日: 1998/02/05
この資料は以下の製品について記述したものです。
- Microsoft Excel for Windows Version 4.0 (以下 Excel 4.0)
この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP410605
概要
この資料は、セル保護について説明したものです。
現象
Excel 4.0 では、セルに保護をかける場合、[書式] - [セルの保護] と [他]
-
[シート保護] の 2 つのコマンドを組み合わせて行います。ここでは、まず
セル保護設定の基本的な考え方と実際の設定方法をご紹介します。この資料に
あわせて、以下のマニュアルもご参照ください。
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『機能事典 (操作編) 』P65 ~ 67
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『機能事典 (ツール/コマンド編) 』 P210、281 ~ 282
セル保護設定の考え方
保護をかけたいセル範囲を選択し、[書式] - [セルの保護] コマンドのロックの
項目をオン (X がついている状態) にし、<了解> ボタンを選択します。次に
[他] - [シート保護] コマンドを選択します。
実際の設定手順
上記のようにセルの保護は 2 つのコマンドを組み合わせて設定しますが、Excel
4.0 ではデフォルトですべてのセルに [書式] - [セルの保護] コマンドでロック
がオンの状態に設定されています。そこで、ワークシートの一部のセルだけに
保護をかけたい場合には次のような手順で行います。
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全セル選択ボックスをクリックし、ワークシート全体を選択します。
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[書式] - [セルの保護] コマンドを選択し、ロックをオフにして、<了解>
ボタンを選択します。
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保護をかけたいセル範囲を選択します。この例では、F2:F3 にセル保護を
かけたいので F2:F3 を選択します。
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再度 [書式] - [セルの保護] コマンドを選択し、ロックをオンにし、
<了解> ボタンを選択します。
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[他] - [シート保護] コマンドを選択します。
パスワード設定のダイアログボックスが表示されます。パスワードを設定する
必要のない場合には、<了解> ボタンを選択してください。
パスワードが必要な場合にはマニュアル『機能事典 (ツール/コマンド編) 』
P281 ~ P282 を参照してパスワードを入力してください。
注意: パスワードを忘れると以後、シート保護(セル保護)を解除したり、
保護をかけたセルの内容を変更することはできません。パスワードは絶対に
忘れないでください。
セル保護の解除方法
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[他] - [シート保護解除] コマンドを選択します。
パスワードが設定されている場合は、マニュアル『機能事典 (ツール/コマンド編) 』
P283 を参照してパスワードを入力してください。
[他] - [シート保護解除] コマンドは、シート保護がかかっている場合のみ、[他] -
[シート保護] コマンドのかわりに表示されます。
Keywords: KB410605
Technology: kbExcel400 kbExcelSearch kbExcelWinSearch