文書番号: 410593
最終更新日: 1998/02/05
この資料は以下の製品について記述したものです。
- Microsoft Excel for Windows Version 4.0
この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP410593
概要
この資料は、LINEST 関数で近似値を求め、回帰直線を散布図に追加する方法に
ついて説明したものです。
![[GRAPHIC: ]](JP410593A.gif)
数式
傾き (E2) : =INDEX(LINEST(B2:B7,A2:A7),0,1)
切片 (F2) : =INDEX(LINEST(B2:B7,A2:A7),0,2)
近似値 (C2:C7) : =$E$2*A2+$F$2
手順
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LINEST 関数を用いて、"傾き" (E2) と "切片" (F2) を求める
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求めた "傾き" と "切片" から "近似値" (C2:C7) を求める
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A1:C7 を範囲選択し、ツールバーのグラフツールを用いて散布図を作成
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2 系列目 (回帰直線) を選択し、[設定 (T)] - [パターン (P)] コマン
ドで [線] を [指定]、[マーカ] を [なし (O)] に設定
グラフウィザードを使ったグラフの作成
詳細はマニュアル『機能事典 (操作編) 』 P329 を参照してください。
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<グラフ ウィザード> ツールを選択する
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ワークシート上で始点を決めドラッグしてグラフのサイズと形を決める
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A1:C7 をマウスでドラッグすると [範囲 (R):] のボックスに $A$1:$C$7 と
はいる。その後 <次へ> ボタンを選択
![[GRAPHIC: ]](JP410593B.gif)
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グラフの種類で散布図を選び <次へ> ボタンを選択
![[GRAPHIC: ]](JP410593C.gif)
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散布図の形式で (1) を選び <次へ> ボタンを選択
![[GRAPHIC: ]](JP410593D.gif)
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データ系列に [列 (C)]、先頭列の内容に [X の値 (X)]、先頭行の内容に [凡
例の文字列 (L)] をオンに設定して <次へ> ボタンを選択
![[GRAPHIC: ]](JP410593E.gif)
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凡例の表示に [しない (N)] を選び <了解> ボタンを選択
![[GRAPHIC: ]](JP410593F.gif)
![[GRAPHIC: ]](JP410593G.gif)
このようなグラフができたら、グラフをダブルクリックでオープンしてから
2 系列目 (回帰直線) を選択し、[設定 (T)] - [パターン (P)] コマンドで
[線] を [指定]、[マーカ] を [なし (O)] に設定する。
注意
月が入力されている A2:A7 は、半角数字を入力し、[書式 (F)] - [表示形式
(N)] コマンドで、#"月" という表示形式を設定しました。(#"月" という表示
形式は、標準書式にありませんので、[登録 (F)] で追加設定してください。)
なお、表示形式の詳細はマニュアル『機能事典 (ツール/コマンド編) 』 P193 を
参照してください。
Keywords: KB410593
Technology: kbExcel400 kbExcelSearch kbExcelWinSearch