文書番号: 410476
最終更新日: 1998/02/03
この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP410476
この資料は下の製品について記述したものです。
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Microsoft Excel for Windows Version 3.1 (以下 Excel 3.1)
概要
この資料は、Excel 3.1 起動時のカレントディレクトリを変更する方法について
説明したものです。
現象
Excel 3.1 を起動し、[ファイル (F)] - [オープン (O)] コマンドを実行すると、
カレントディレクトリは、Excel 3.1 がインストールされているディレクトリに
なっています。
たとえば、データファイルを保管するような特定のディレクトリをカレントディ
レクトリに変更できれば、[ディレクトリ一覧 (D)] で毎回変更する必要はあり
ません。起動時のカレントディレクトリを変更するコマンドはありませんので、
マクロ記録機能を使用してカレントディレクトリを変更する方法をご説明致し
ます。以下の操作手順は、起動時のカレントディレクトリを "A:\EXCEL\DATA"
というディレクトリに変更するためのものです。
手順
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Excel 3.1 を起動
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[マクロ (M)] - [記録 (C)] コマンドを実行
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[名前 (N):] に "AUTO_OPEN" と入力後、<了解> ボタンを選択
[キー (K): Ctrl+] に入力されているアルファベットを削除
![[GRAPHIC: ]](JP410476A.gif)
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[ファイル (F)] - [オープン ( O)] コマンドを実行し、[ディレクトリ
一覧 (D)] から "[data]" を選択し、<了解> ボタンを選択
![[GRAPHIC: ]](JP410476B.gif)
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[ディレクトリ] が、"a:\excel\data" に変更されたのを確認し、
<取消> ボタンを選択
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[マクロ (M)] - [記録終了 (C)] コマンドを実行
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[ウィンドウ (W)] から、"Macro1" を選択
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[ファイル (F)] - [保管 (S)] コマンドを実行し、[オプション (O)] を選択
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[ファイル形式] で、"Add-In" を選択し、<了解> ボタンの選択
![[GRAPHIC: ]](JP410476C.gif)
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[ディレクトリ一覧 (D)] から "[xlstart]" を選択し [RETURN] キーを押す
か、"[xlstart]" をダブルクリック、カレントディレクトリが
"A:\EXCEL\XLSTART" に変更されたことを確認 [ファイル名 (S)] を
"STARTDIR.XJA" に変更して、<了解> ボタンを選択
![[GRAPHIC: ]](JP410476D.gif)
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[ファイル (F)] - [終了 (X)] コマンドで、Excel 3.1 を終了
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Excel 3.1 の起動
Keywords: KB410476
Technology: