文書番号: 410363
最終更新日: 1998/05/29
この資料は以下の製品について記述したものです。
- Microsoft(R) Word for Windows(R) Version 6.0 (以下 Word 6.0)
この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP410363
概要
この資料では、『ユーザーズ ガイド』 Pxxxiii のサンプルのように 1 つの文書内で異なる段数の設定を行う方法を紹介します。
現象
『ユーザーズ ガイド』 Pxxxiii のサンプルでは、1 つの文書内で異なる段数の段組み設定を行っています。
これは、それぞれのセクションごとに段組みを設定することで設定することが可能です。
![[GRAPHIC: ]](JP410363A.gif)
セクション区切りをあらかじめ挿入する方法
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段組みやセクションのイメージを画面上で確認するために、あらかじめ表示
モードをページ レイアウト モードにし、[標準] ツールバーの <編集記号の
表示/非表示> ボタンをオンにしておきます。ページ レイアウト モードに
するには、[表示] - [ページ レイアウト] コマンドを選択します。
[標準] ツールバーが表示されていない場合は、[表示] - [ツールバー] コ
マンドを選択し、[ツールバー一覧] リスト ボックスから [標準] チェック
ボックスをオンにします。
さらに [ツール] - [オプション] - [表示] パネルを選択し、[表示項目] グ
ループ ボックス内の [文字列表示範囲枠] チェック ボックスをオンにする
と、それぞれのセクション、段組みの設定が枠線表示により、はっきり確認
できます。
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段数を変更したい位置 (ここでは "セクション区切り位置 A") にカーソルを
置きます。
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[挿入] - [文書の区切り] コマンドを選択し、[セクション区切り] グループ
ボックスから“現在の位置から開始”オプション ボタンを選択します。
![[GRAPHIC: ]](JP410363B.gif)
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同じ手順で "セクション区切り位置 B" の位置にもセクション区切りを
挿入します。
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それぞれの位置に "セクションの最後" の二重線が表示されます。
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2 セクション内にカーソルを置き、[書式] - [段組み] を選択します。
カーソルがあるセクションの番号は、ステータスバーで確認できます。
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[段組み] ダイアログ ボックスが表示されます。[種類] グループ ボック
スから "2 段" を選択します。
![[GRAPHIC: ]](JP410363C.gif)
-
<OK> ボタンを選択します。
選択をして段組みを設定する方法
もう一つの方法は、段組みを設定したい部分を選択し、段組みの設定をおこなう
方法です。
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段組みを設定したい部分を選択します。ここでは、"セクション区切り位置 A"
から "セクション区切り位置 B" までの範囲を選択します。
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[書式] - [段組み] コマンドを選択します。
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[種類] グループ ボックスから "2 段" を選択し、[設定対象] で "選択
している文字列" が選択されていることを確認します。
![[GRAPHIC: ]](JP410363D.gif)
-
<OK> ボタンを選択します。
以上の操作をおこなうことにより、選択されていた範囲の前後に自動的にセクショ
ン区切りが挿入され、「サンプル」のように 1 文書内で異なる段数の段組み設定
が簡単におこなえます。
Keywords: KBHOWTO wd wd6 wd60 KB410363
Technology: kbWord600 kbWordSearch kbZNotKeyword2