Access 2.0 をセットアップ後、Word 6.0 や Excel 5.0 起動時に”未定義のダイナミックリンクへの呼び出し”というエラーが発生することがあります。
この現象は、各アプリケーションが共通で使用する OLE 関連ファイルが Access 2.0 のセットアップによって正しく更新されていないことが原因と考えられます。
主として、Access 2.0 のセットアップの終了時に、[WINDOWS の再起動] または [キャンセル] を選択するところで [キャンセル] を選択された場合、もしくは何らかの原因でセットアップが正しく実行出来なかったと考えられます。
Excel 5.0 と Word 6.0 に含まれる OLE 2.0 の バージョンは 2.01、Access 2.0 の OLE のバージョンは 2.02 をそれぞれサポートしています。
したがって、通常は、Excel 5.0、Word 6.0 をセットアップした後に、Access 2.0 のセットアップを行うと、既にインストールされている OLE 2.0 のバージョンよりも新しいバージョンの OLE に更新されます。
回避策
このような現象が生じる場合には、まず WINDOWS ディレクトリ下の SYSTEM ディレクトリの中に保管される OLE 2.0 関連ファイルのタイムスタンプを確認してください。
タイムスタンプが異なる場合には、Access 2.0 のセットアップディスクから以下の OLE 2.0 関連ファイルをすべてコピーする必要があります。
ただし、WINDOWS ディレクトリに、_MSRSTRT.EXE というファイルが存在する場合は、MS-DOS 上でこのファイルを実行させるだけで、この現象を回避できることがあります。また、Access 2.0 を再度セットアップして、回避することもできます。
(この場合は、A ドライブをフロッピーディスクドライブ、C ドライブをハードディスクドライブと想定して表記しています。)
他の OLE 2.0 関連ファイルについても同様に解凍作業を行なってください。設定したディレクトリにすべてのファイルを解凍した後、WINDOWS ディレクトリの下の SYSTEM ディレクトリの下に、解凍したファイルをすべて上書きして下さい。
関連情報
なお、DECOMP.EXE の詳細については、「 Microsoft Access 2.0 リリースノート」に記載されています。
この情報は、Access 2.0 を起動後 [ヘルプ] - [キーワードで検索] コマンドを選択し、キーワード "製品サポート情報" の項目「 Microsoft Access 製品サポート情報」記載の文中で確認できます。
「 Microsoft Access 2.0 リリースノート」をクリックし、 [Microsoft Access の最新情報] - [圧縮された Microsoft Access の DECOMP.EXE による復元] の記載を参考にしてください。
上記の操作を実行してもなお、現象が回避されない場合は、 WINDOWS のディレクトリの下にある REGEDIT.EXE (「登録エディタ」ツール) を起動し、「セットアップディスク 4 」に含まれている OLE2.REG を登録することをお薦めします。 注意
Access 2.0 以外のアプリケーションをセットアップしたことにより、発生したものにつきましては、他アプリケーションとの OLE 関連によって起こると思われますので、これらの方法は適用されません。OLE のタイムスタンプを確認してみてください。