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サポート技術情報

[DOS]FONTEDIT.EXEで扱える外字フォントファイルについて

文書番号: 406003

最終更新日: 1998/03/26


この資料は以下の製品について記述したものです。


この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP406003

概要

MS-DOS 6.2/V に添付されている FONTEDIT.EXE が取り扱える外字フォントファイルについて説明します。

FONTEDIT.EXE について

FONTEDIT.EXE は MS-DOS 6.2/V に添付されている外字フォントエディタで、ユーザーの定義する新しい文字の作成、編集、および登録が行えます。MS-DOS 6.2/V の外字フォントファイルは GAIJI16.FNT (画面表示用) と GAIJI24.FNT (プリンタ用) です。
新規に外字を作成する場合は、MS-DOS のコマンドラインから "FONTEDIT" と入力して外字を作成してください。その作成した外字を保存するときは自動的に GAIJI16.FNT(16 × 16 ドット)、または GAIJI24.FNT (24 × 24 ドット) ファイルに保存されます。次回からは、MS-DOS のコマンドラインから "FONTEDIT C:\DOS\GAIJI16.FNT" のように外字フォントファイル名まで指定すると、すでに作成した外字を編集することができます。
また、新しく作成した外字を同じ外字フォントファイルに追加登録することもできます。
FONTEDIT.EXE が編集できる外字フォントファイルは、MS-DOS 6.2/V 上で作成した外字フォントファイルのみです。Upgrade する前の DOS 5.x/V (MS-DOS 5.0/V、IBM DOSJ5.x/V) の外字フォントファイルは $SYS1Z16.FNT (画面表示用) と $SYS1Z24.FNT (プリンタ用) でしたが、これらの外字フォントファイルを FONTEDIT.EXE で編集しようとすると、
      作業ファイルにエラーがありました.エディタを終了します.
というエラーメッセージが表示されて、編集できません。これは、DOS 5.x/V の外字フォントファイルと MS-DOS 6.2/V の外字フォントファイルの構造が異なるためです。したがって、DOS 5.x/V の外字フォントファイルを編集する場合は DOS 5.x/V に添付されている "USRFNT.EXE" を使用してください。
なお、DOS 5.x/V の外字を MS-DOS 6.2/V 上で使用する方法については、
以下のサポート情報をご参照ください。
FONTEDIT.EXE の使用方法については、MS-DOS 6.2/V 『日本語入力ガイド <MS IME> 』の「 2 外字フォント エディタの使い方」、もしくは、MS-DOS HELP の情報 (MS-DOS コマンドラインから "HELP FONTEDIT" と入力します) もご参照ください。また、その他の MS-DOS のコマンドやデバイスドライバについても、MS-DOS HELP の情報をご参照ください。

Keywords: DOS6V ERROR EUDCEDIT FILE FONT GAIJI エラー KB406003
Technology: kbMSDOS620 kbMSDOSSearch

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