文書番号: 405987
最終更新日: 1997/11/02
この資料は以下の製品について記述したものです。
- Microsoft(R) MS-DOS(R) 6.2/V Upgrade Operating System (以下 MS-DOS 6.2/V)
この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP405987
概要
この資料では、Windows 3.1 で MS-DOS プロンプトの画面表示の切り替えをする際、<Alt> + <Enter> キーを押しても正常に切り替えが行わわれず、再度 <Enter> キーを押すことで初めて切り替わるという現象について、説明いたします。
現象
Windows 3.1 で MS-DOS プロンプトを起動してその画面表示の切り替えをする (ウィンドウ表示にしたり、全画面表示にする) には、<Alt> + <Enter> キーを押します。しかし、CONFIG.SYS ファイルで POWER.EXE と DOS の MS IME (MSIME.SYS と MSIMEK.SYS)を同時に組み込んでいる場合、<Alt> + <Enter> キーを押しても正常に切り替えが行われず、再度 <Enter> キーを押すことで初めて画面表示が切り替わることがあります。その場合は、CONFIG.SYS で組込まれている POWER.EXE を、MSIME.SYS の記述より前に移動する事により現象を回避できる場合があります。
この方法でも回避できない場合は、POWER.EXE もしくは MS IME のいずれかを組み込まないようにして下さい。POWER.EXE を組み込まないようにするには、CONFIG.SYS 内のPOWER.EXE の記述がある行の先頭に REM と挿入してその行をコメントアウト (無効に)します。MS IME を組み込まないようにするには、同様に、CONFIG.SYS 内の MSIME.SYSと MSIMEK.SYS の記述がある行の先頭に REM と挿入してコメントアウトします。
Keywords: DESKTOP DISPLAY DOS6V KEY MS-DOS PRESS PROMPT SWITCH KB405987
Technology: kbMSDOS620 kbMSDOSSearch