文書番号: 405985
最終更新日: 1998/03/23
この資料は以下の製品について記述したものです。
- Microsoft(R) MS-DOS(R) 6.2/V Upgrade Operating System (以下 MS-DOS 6.2/V)
この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP405985
概要
この資料は、MS-DOS 6.2/V では CONFIG.SYS ファイルでも SET コマンドを使って
環境変数 (たとえば PATH) を設定することが出来ることについて説明したものです。
現象
MS-DOS 6.2/V では、AUTOEXEC.BAT ファイルだけでなく、CONFIG.SYS ファイルでもSET コマンドを使って環境変数を設定することが出来ます。
AUTOEXEC.BAT で設定する環境変数は、設定できる文字数に制限があります。これはコマンド ラインで入力できる文字数が最大 127 文字 までであるためです。したがって、AUTOEXEC.BAT で PATH の設定をする場合、PATH の文字も含めて 127 文字 までとなります。しかし CONFIG.SYS では、このような文字数の制限はないため、何文字でも環境変数を設定することができます。
なお、CONFIG.SYS ファイルで PATH を設定する方法については、サポート情報をご参照ください。
詳細
CONFIG.SYS で設定した環境変数は、AUTOEXEC.BAT で設定した環境変数とは別の
環境領域に格納されます。メモリ上では CONFIG.SYS 用の環境領域、COMMAND.COM、
AUTOEXEC.BAT 用の環境領域、の順で並んでいます。
Keywords: DOS6V KBINFO SETTING TEMP TEMPORARY KB405985
Technology: kbMSDOS620 kbMSDOSSearch