文書番号: 405984
最終更新日: 1997/11/02
この資料は以下の製品について記述したものです。
- Microsoft(R) MS-DOS(R) 6.2/V Upgrade Operating System (以下 MS-DOS 6.2/V)
この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP405984
概要
この資料は、MS-DOS 6.2/V をセットアップしたディレクトリ (通常 C:\DOS) に含まれる、MONOUMB.386 というファイルについて説明したものです。
現象
MONOUMB.386 は Windows 3.1 上で Windows 3.0 の DDK を使用して書かれた Windows3.0 用のディスプレイ ドライバをサポートするための、仮想デバイス ドライバです。Windows 3.0 DDK を使用して作成されたディスプレイ ドライバは、必ずメモリのB000-B7FF の領域を要求 (使用) します。MONOUMB.386 はこの領域を Windows 3.0 用のディスプレイ ドライバのために確保し、その動作を可能にします。
MS-DOS 6.2/V には MONOUMB.386 が含まれており、MemMaker で「モノクロ領域(B000-B7FF) をプログラム実行に使いますか?」のオプションで「はい」を指定すると、SYSTEM.INI の [386enh] のセクションに DEVICE=C:\DOS\MONOUMB.386 の記述が追加されます。
Windows 3.1 用のディスプレイ ドライバであれば、上記モノクロ領域の設定で「いいえ」を指定しても動作するはずですが、ドライバによっては「はい」と指定しなければ正常に動作しないものもあります。
詳細
MONOUMB.386 と同様に MONOUMB2.386 という仮想デバイス ドライバがあります。これは、他社製のメモリマネージャとして 386MAX や BlueMAX を使用した際に必要となります。MONOUMN2.386 を使用する場合には MONOUMB.386 を使用する必要はありません。
Keywords: COMPATIBILITY DEVICE DISPLAY DOS6V DRIVER KBINFO MEMORY KB405984
Technology: kbMSDOS620 kbMSDOSSearch