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サポート技術情報

DOS:アンチウィルス「フロッピーにチェックサムを作成」オプションについて

文書番号: 402272

最終更新日: 1997/11/02


この資料は以下の製品について記述したものです。


この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP402272

概要

MS-DOS 6.2/V に添付されているアンチウィルスの「フロッピーにチェックサムを作
成」というオプションについて説明します。

現象

MS-DOS 6.2/V には、コンピュータ ウィルスを検出して取り除くためのプログラムMicrosoft Anti-Virus が添付されています。これには、MS-DOS 用 (MSAV.EXE) とWindows 用 (MWAV.EXE) があります。
MS-DOS 用、Windows 用、両方のアンチウィルスのオプション設定で、
    「フロッピーにチェックサムを作成」
というものがあります。このオプションは、フロッピーディスクのウィルス検査を実行したとき、チェックサム (CHKLIST.MS) を作成してフロッピーディスクに保存するかどうかを指定します。よって、このオプションはフロッピーディスクのウィルス検査を実行するときのみ、有効となります。
ハードディスクのウィルス検査の場合、初めて検査するときに各ディレクトリ (サブディレクトリ) に "CHKLIST.MS" というファイルを作成し、そこにそのディレクトリ内のチェックの対象となるプログラムのチェックサムを記録します。そして、その記録は次回の検査の時に新しいチェックサムと比較され、プログラム ファイルが変更されていないかどうか調べるのに使用されます。
「フロッピーにチェックサムを作成」オプションは既定の設定では無効となっていますが、有効にする (チェックする) と、通常はハードディスクのウィルス検査を行ったときにしか作成されない CHKLIST.MS ファイルを、フロッピーディスクの検査を行ったときにも作成することができます。
したがってこのオプションの意味は、ハードディスクのウィルス検査をした際に作成される CHELIST.MS ファイルをフロッピーディスクに保存する、ということではありません。
アンチウィルスの使用方法については、MS-DOS 6.2/V 『ユーザーズ ガイド』の「 4.3コンピュータウィルスの検出: Anti-Virus 」、もしくは、アンチウィルス内のヘルプをご参照ください。

Keywords: CHECK DOS6V KBINFO KBREF OPTION VIRUS KB402272
Technology: kbMSDOS620 kbMSDOSSearch

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