文書番号: 402271
最終更新日: 2003/11/12
この資料は以下の製品について記述したものです。
- Microsoft(R) MS-DOS(R) 6.2/V Upgrade Operating System (以下 MS-DOS 6.2/V)
概要
MS-DOS 6.2/V に添付されている Windows 用のアンデリートで設定できる「アーカイブ ファイルを保存しない」の動作について説明します。
現象
MS-DOS 6.2/V には削除したファイルを修復するためのプログラム Microsoft Undelete が添付されており、MS-DOS 用 (UNDELETE.EXE) と、Windows 用 (MWUNDEL.EXE)があります。
Windows 用のアンデリートには、「アーカイブ ファイルを保存しない」というチェックボックスがあります。このチェック ボックスを "ON" にした場合 (チェックした場合)、本来期待された動作とは異なる動作をします。
チェック ボックスの表示方法
- Windows 用のアンデリートを起動し、メニューバーの [オプション] から [削除保護の設定] を選びます。
- "削除保護の設定" ダイアログ ボックスが表示されるので、その中の [削除セントリ] を選択し、[OK] を押します。
- すると "削除セントリの設定" ダイアログ ボックスが表示され、中央付近に「アーカイブ ファイルを保存しない」というチェック ボックスがあります。
チェックボックスの動作
"ON" の場合 (チェックした場合)
アーカイブ属性のファイル、非アーカイブ属性のファイル共に削除セントリによって保護されます。
"OFF" の場合 (チェックしない場合)
アーカイブ属性のファイルは保護されますが、非アーカイブ属性のファイルは削除セントリによる保護は行われません。
したがって、「アーカイブ ファイルを保存しない」というチェック ボックスは、実際には「非アーカイブ属性のファイルも保存する」という動作になっています。よって、そのチェック ボックスのタイトルを「非アーカイブ属性のファイルも保存する」というようなメッセージに変更する予定ですが、対応時期は未定となっております。
Windows 用 アンデリートをお使いのお客様には、紛らわしいメッセージのためにご迷惑をおかけしていることを深くお詫び申し上げます。
なお、この件の追加情報については、随時このサポート情報でお知らせする予定です。アンデリートの使用方法については、MS-DOS 6.2/V 『ユーザーズ ガイド』の「 4.2削除したファイルの修復: Undelete 」、MS-DOS HELP の情報 (MS-DOS コマンドラインから "HELP UNDELETE" と入力します)、もしくは、アンデリート内のヘルプをご参照ください。
Keywords: ARCHIVE DOS6V ERROR FILE KBBUG OPTION UNDELETE KB402271
Technology: kbMSDOS620 kbMSDOSSearch