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サポート技術情報

DOS:DOS 6.2/Vの起動用ディスクを各種キーボードに対応させる方法

文書番号: 402260

最終更新日: 1997/11/02


この資料は以下の製品について記述したものです。


この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP402260

概要

この資料は"STARTUP" ディスク (起動用ディスク) を各種キーボードに対応させる方法について説明したものです。
MS-DOS 6.2/V の "STARTUP" ディスク (起動用ディスク) を使用してマシンを起動する際、起動時にキーボードのタイプを選択できるようにする方法を説明します。これにより 1 枚の "STARTUP" ディスクで、各種キーボード (101 英語キーボード、106日本語キーボード、AX キーボード) に対応させる事ができます。

現象

"SETUP /F" コマンドを使用して "STARTUP" ディスクを作成する場合、キーボードの設定は通常その "STARTUP" ディスクを作成したマシンと同じになります。その結果、101 英語キーボードのマシンで作成した "STARTUP" ディスクを使って 106 日本語キーボードのマシンを起動すると、キーの配列が異なるために文字が正しく出力できないという問題が発生します。また逆の場合もあります。
このような問題を回避するために、"STARTUP" ディスクを使用してマシンを起動するたびにキーボードのタイプを設定できるようにする方法を説明します。それには
"STARTUP" ディスク内にある CONFIG.SYS ファイルを編集します。
"STARTUP" ディスク内の CONFIG.SYS には次のようなキーボードに関する行があります。
        DEVICE=C:\DOS\JKEYB.SYS /101 C:\DOS\JKEYBRD.SYS
                                 ---
この、下線が引かれている部分でキーボードのタイプを指定します。ここでは、この"STARTUP" ディスクを使用してマシンを起動すると、101 英語キーボードのキー配列となります。それを
        DEVICE=C:\DOS\JKEYB.SYS C:\DOS\JKEYBRD.SYS
のように、キーボードのタイプを指定する部分が無い状態で記述すると、CONFIG.SYS でこの行が読み込まれる際にキーボードのタイプを特定できないため、キーボードのタイプを判定する画面が表示されます。したがって、そのマシンに応じたキーボードのタイプを設定する事ができます。
なお、この方法は、通常の CONFIG.SYS ファイル (起動ハードディスク C: に存在するもの) でもご利用いただけます。

Keywords: BOOT DISK DOS6V KBHOWTO KEYBOARD STARTUP TYPE KB402260
Technology: kbMSDOS620 kbMSDOSSearch

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