Microsoft(R) Visual C++(TM) Development System Standard Edition forWindows(R) Version 1.0
Microsoft(R) Visual C++(TM) Development System Professional Edition forWindows(R) Version 1.0
Microsoft(R) Visual C++(TM) Development System for Windows(R) Version 1.5(以下 Visual C++ 1.5)
概要
この資料は括弧対応の整合性がとれていない C++ のソースファイルのコンパイル時
に、VisualWorkbench がハングアップまたは C1001 のエラーを発生する障害について
説明したものです。
詳細
C++ のソース内の最後の行までに対応付けられる閉じ括弧が無いソースを Visual
Workbench 上でコンパイルすると、そのソースをコンパイル中に VisualWorkbench が
ハングアップしたような状態になります。別のアプリケーションに切り替えることは
できますが、ビルドを中止したり、VisualWorkbench を正常に終了させることが
できません。
この現象は Microsoft Windows Version 3.1 (以下 Windows 3.1) 上でコンパイル
した場合に発生します。MS-DOS 上や Visual C++ 1.5 を Microsoft Windows NT(TM)
Version 3.5 (以下 Windows NT 3.5) 上でコンパイルした場合には以下の C1001
エラーが発生します。
fatal error C1001: エラーの状況をサポートサービスにご連絡ください。
(コンパイルファイル 'msc1.cpp' ,行番号 585)
なお、拡張子 .C の C 言語のソースファイルでは以下のようなエラーが発生し、
正常終了します。