文書番号: 401883
最終更新日: 1999/08/19
この資料は以下の製品について記述したものです。
- Microsoft(R) Macro Assembler Professional Development System for MS-DOS(R)Version 6.0
- Programmer's Workbench (以下 PWB)
- Microsoft(R) C Professional Development System Version 6.0
- Microsoft(R) C/C++ Development System for MS-DOS(R) and Windows(R)Version 7.0A (以下 C/C++ 7.0A)
この記事は、以前は次の ID で公開されていました: JP401883
概要
この資料は PWB で多数のファイルをクローズせずに、修正、ビルドをくり返し実行
した後に、ファイルのクローズをすると PWB が異常終了する ( R6003 ) 現象に
ついて説明したものです。この現象は PWB の Version 2.1 および 1.10 で発生
します。
詳細
PWB は一度に複数 (100) のファイルを扱える仕様になっています。
作業中に PWB の内部メモリーが不足すると一部の使用していないファイルをメモ
リーから、環境変数 INIT で指定されたディレクトリにスワップファイルを出力し
ます。
この時、画面の左下に *flushing XXXX from memory* の表示がされ、スワップファ
イル PWBxxxx.Vxx を生成します。
その後、ファイルの修正やビルドなど、ワップされた情報を再読み込みする動作には
問題ありませんが、この時点でスワップされているファイルをクローズしようとす
ると、メモリ上に情報が無いため PWB が異常終了してしまいます。
原因
PWB の障害によるものです。本件につきましては、お客様にご迷惑をお掛けしました
ことをお詫び申し上げます。
対処方法
ビルド又はその他の作業を実行中に メモリーのスワップが発生したら、一度 PWB を
終了して再起動して下さい。この時点でメモリはクリアされ、その後の作業は問題なく
実行できます。
Keywords: C6 C7 KBBUG KB401883
Technology: kbAudDeveloper kbCCompPDS600DOS kbCCompSearch kbMASMsearch kbPWBSearch kbVCsearch kbZNotKeyword3 kbZNotKeyword8