Windows XP Media Center Edition 2005 DSP版

Windows XP Media Center Edition 2005
種類 オペレーティングシステム
必要環境
  • コンピュータ本体
    最小 Windows XPが動作する環境、推奨1.6GHz以上のプロセッサー
  • メモリ: 最小 256MB 推奨 512MB以上
  • ハードディスク: 最小 60GB以上
  • グラフィック: 最小 64MB、推奨 128MB以上かつテレビ出力またはDVI
  • 光学ドライブ: 最小 DVD-ROMドライブ、推奨 DVD書き込みドライブ
  • ネットワーク: 最小モデム接続、推奨 ブロードバンド
価格 オープン(DSP版実売価格:18,000円)
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発売年 2005年頃
メーカーマイクロソフト株式会社, Microsoft Corporation
内容物
  • CD-ROM 3枚(Disc 1, Disc 2, Update for Version 2005)
  • はじめにお読みください セットアップガイド
写真Image: Windows XP MCE 2005 セットアップガイド 表紙 Image: Windows XP MCE 2005 CD-ROM

Windows XPをベースにパソコンとAV家電(テレビ、オーディオ、写真管理機能)を統合したAVパソコン(メディアセンターPCと定義)の普及を促そうとしたが、特に日本国内では家電メーカーの力が強く、あまり普及しなかった。本エディションにはパッケージ版は存在せず、バージョン2005のみPCショップで自作PCパーツとの同時購入を条件に購入できるDSP版として単体入手できた。

Media Center Edition の機能的な特徴は、新しいUIテーマ(Royale)を標準装備、10フィートUI・リモコン操作対応で離れた場所からでも操作しやすくしたAV視聴ソフト Media Center、ムービーメーカー バージョン2.1の搭載。バージョン2005の主な特徴は、Windows XP Service Pack 2ベース、デジタルチューナー対応、DVDへのビデオ・データの書き出し機能を追加、Windows Media Player 10を標準搭載。

Windows XP Home Edition/Professionalとの比較表

  Home MCE Pro
リモートアシスタンス O O O
リモートデスクトップ X O O
NTFSファイル暗号化 X O O
オフラインファイル X O O
グループポリシー X O O
メディアセンター X O X
ドメイン参加 X X O
DSP版の実売価格 17,000円 18,000円 25,000円

Media Center Editionは企業LAN等で使われるドメインネットワークに参加できないこと以外はProfessional相当の機能を持っている。それでいて実売価格はHome Editionと1000円程度の違いだったので、自作PCユーザーからしてみればMedia Center Editionはお得感があった

Windows XP Home Edition/Professionalとの互換性についての注意点

基本的にはWindows XP Professionalと同等のものとして扱うことができるが、いくつかのソフトウェアはMedia Center Editionをサポート対象外としているので注意を要する。また、Windows XPのサポートは2014年3月に終了したが、Media Center Editionのみ2011年までのサポートとなっている。そのため、.NET Framework 4.0をインストールするとMedia Centerの機能に不具合が生じるなど、動作検証が十分に行われていない部分があることを知っておくべき。

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