PC-9801CV付属キーボードを分解する

○PC-9801CV21に付属するキーボード

型番 (Model) 不明
部品番号 (P/N) 不明
メーカー 日本電気株式会社
製造時期 1988年 - 1991年
配列 独自配列 (JIS C 6226準拠)
キーの数 101
キーロールオーバー Nキーロールオーバー (全押しOK)
接点の種類 メカニカル スイッチ
接点のメーカー 日本電気株式会社
主な制御チップ NEC μPD8048HC
インターフェース ミニDIN8 (PC-9800シリーズ専用)
サイズ (WxDxH) 47.0 x 19.5 x 3.8 (cm)
重量 1.6 kg
価格 不明

ディスプレイ一体型のPC-9801Cシリーズに付属する少し珍しいキーボード。1989年にPC98のロゴ変更と共にRDFキーボードに統一されたため、こちらは結果的にPC-9801CV21専用デザインとなりました。中身はPC-9801Vシリーズのキーボードと同様だと思います。ところどころ白くなっているのは、汚れではなく変色です。普通に使っていればこんな風にはなりませんが。



CAPSキーとシフトキーは機械式ロックになっています。

このデザイン・キー配列はPC-9801VMからのもので、NFERキーを除けばPC-9801初代機と同じキー配列です。もう少しさかのぼると、PC-8801のキーボードが基になっています。カーソルキーがキーボード手前に配置されている配列は今では当たり前ですが、PC-8801発売当時はやや珍しい配列でした。

(図は 月刊アスキー 1981年11月号 より)

東京芝浦電気 パソピア(1981年発売)のキーボード

1981年まで、カーソルキーはテンキーの奥にあるのが一般的でした。沖電気if800は数少ない例外です。

カバーを外したところ

制御チップはNEC μPD8048HCです。

基板裏側

基板表側、頑張って鉄板とキースイッチを外したところ

電流逆流防止用のダイオードが張り巡らされています。


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