N88-BASIC(86) INPUT$関数
INPUT$
- 機能
- 指定されたファイルより指定された長さの文字を与える
- 書式
- INPUT$(文字数[,[#]ファイル番号])
- 文例
- WORD$=INPUT$(6,#2)
〈ファイル番号〉には, OPENによってそのファイルをオープンしたときに指定した番号を使います.〈ファイル番号〉が省略された場合には,キーボードからの入力を読み込みますが,INPUTと異なり入力された文字は画面には表示されません.
〈文字数〉には,読み込みたい文字列の長さをバイト数で指定します.
INPUT$は指定された〈文字数〉の文字が入力されるのを待ち続けますが,すでにバッファに入力済みのデータがある場合には,バッファ中から文字を読み込みます.
また, INPUT$は,STOPキー, CTRL+Cキーを除くすべての文字をそのまま読み込みますので, INPUTやLINE INPUTでは入力することのできないキャリッジリターン(CHR$(13))なども入力することができます.
参照: INPUT, LINE INPUT,サンプルプログラム22,29
出典:N88-日本語BASIC(86)(Ver6.2) リファレンスマニュアル、日本電気株式会社、1991年発行