N88-BASIC(86) DSKF関数
DSKF
- 機能
- ディスクに関する情報を与える
- 書式
- DSKF(ドライブ番号[,機能])
- 文例
- PRINT DSKF(1)
〈ドライブ番号〉で指定されたディスクに関する情報を得ます.
〈機能〉は値として得ようとする情報の種類を決定するもので,次のように指定します.
- 省略時: ドライブの残り容量(クラスタ単位)
- 0 : 最大トラック番号(=サーフェス当たりのトラック数-1)
- 1 : 1トラック当りのセクタ数
- 2 : 最大サーフェス番号(ディスクのサーフェス数-1)
- 3 : 1クラスタ当りのトラック数
- 4 : クラスタ総数
- 5 : ディレクトリトラック番号
- 6 : 1クラスタ当りのセクタ数
- 7 : FATの開始セクタ番号
- 8 : FATの終了セクタ番号
- 9 : FATの数
- 10 : ディスク属性の入っているセクタ番号
ドライブの種類やディレクトリ, FATなどについては, BASICユーザーズマニュアルを参照してください.
注意
- SCSI固定ディスクの場合に得られる値は,ディスク中の各ドライブ内の相対的な値です.
- 従来インタフェース固定ディスクの場合,〈機能〉省略時に得られる値は,ディスク中のドライブに関する値.
- 5インチ1D/2Dフロッピィディスクの場合,〈機能〉3で得られる値は, 1トラック当りのクラスタ数です.
出典:N88-日本語BASIC(86)(Ver6.2) リファレンスマニュアル、日本電気株式会社、1991年発行