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マイツールソフト

<2000年対応不可理由・現象と対応方法>

(1)対応状況

 

ソフト名

バージョン

詳細

マイツールメイル

V1

現象:
PSマイツールメイルV1及びマイツールメイルGがホストになり、クライアントがHW命令、HCOPY命令で書き込むと、受信したページの日付が100.01.0と表示される。
(例.2000年1月6日の場合)
対策:
ホスト側で受信したデータをW命令で書き直せば正常に表示されます。(00.01.06)
備考:
マイツールメイルV2、V3がホストの場合は問題は発生しません。

マイツールメイルG

V1

現象:
PSマイツールメイルV1及びマイツールメイルGがホストになり、クライアントがHW命令、HCOPY命令で書き込むと、受信したページの日付が100.01.0と表示される。
(例.2000年1月6日の場合)
対策:
ホスト側で受信したデータをW命令で書き直せば正常に表示されます。(00.01.06)
備考:
マイツールメイルV2、V3がホストの場合は問題は発生しません。
  

マイツールM3

M3.04以前

現象:
マイツールを立ち上げた際の日付が100年1月6日になる
(例.2000年1月6日の場合)
対策:
最新バージョンにすれば正常表示されます。
(FDタイプ:M3.12(e)、HDタイプ:M3.12(e)
  

マイツールV1

全てのバージョン

現象:
マイツールを立ち上げた際の日付が、10年1月6日となる
(2000年1月6日の場合)
対策:
上記現象は、制限事項とさせていただきます。
上記機能をお使いの際は、買い替えをお願いいたします。 

マイツールV2

V2.00〜V2.06

現象:
マイツールを立ち上げた際の日付が、10年1月6日となる
(2000年1月6日の場合)
対策:
最新バージョン(V2.08)にすれば正常表示されます。

マイツールM2

M2.12以降
M2.32以降

現象:
�マイツールを立ち上げた際の曜日表示がおかしくなります。
0年1月6日(日)←本来は木曜日となる
(M2.11以前、M2.31以前は曜日表示機能が有りません)
�M2.32以降に追加されたDATE命令のZ38代入値がおかしくなります。
�2000年〜2009年まで、年表示が一桁になります。
対策:
対策:上記機能は制限事項とさせていただきます。
上記機能をお使いの際は、買い替えをお願いいたします。

マイツールM2

M2.00〜M2.05

現象:
�マイツールを立ち上げた際の日付が、10年0月0日となる
(例.2000年1月6日の場合)
�F命令で表を作成した時の日付は、100.01.0と表示されます。
   


    *命令別
    下表の命令については、ご使用のバージョンにより対応方法が異なりますので、バージョンをご確認の上ご対応下さい。
    (バージョン確認方法:仕事は=T(タイトルコマンド)実行で、画面左上にバージョンが表示されます。(例 M3.01))

    マイツールバージョン名

    DATE命令

    YMD命令

    ST命令

    V1・V2・V3・V/PS・M1

    ・西暦の4桁入力ができません
    ・西暦の下2桁入力の一部(00と入力)がエラーとなります
    ・ACCP命令等を利用して日付入力を実行して下さい
    ・V/PSのみ、2000年から2010年まで、年の表示が必ず10と表示されます。2001年〜2009年までは、DATE命令を利用して変更して下さい。2000年については、00と入力できないため制限事項となります。

    命令自体がありませんので問題ありません。

    命令自体がありませんので問題ありません。

    M2・M/PS

    ・西暦の4桁入力ができません
    ・西暦の下2桁入力の一部(00と入力)がエラーとなります
    ・ACCP命令等を利用して日付入力を実行して下さい

    正常に処理されません。
    例.
    年月日を省略して計算すると正しく計算されません。
    ・西暦4桁入力の徹底と?指定をしないでご利用下さい。

    命令自体がありませんので問題ありません。

    Mr用M3(M3.05以前)

    ・西暦の4桁入力ができません
    ・西暦の下2桁入力は可能、表示は2桁表示になります。
    ・ACCP命令等を利用して日付入力を実行して下さい

    正常に処理されません。
    例.
    年月日を省略して計算すると正しく計算されません。
    ・西暦4桁入力の徹底と?指定をしないでご利用ください。

    命令自体がありませんので問題ありません。

    Mr用M3(M3.05〜3.50)
    PSマイツールM3(JDOS用)
    (M3.20〜M3.50まで)
    PSマイツールM3(DOS/V用)
    PSマイツールM3(OS/2用)
    PSマイツールノート
    マイツールノート(Mr用)
    OP98マイツール

    ・西暦の4桁入力ができません
    ・西暦の下2桁入力は可能、表示は4桁表示になります。
    ・ACCP命令等を利用して日付入力を実行して下さい

    正常に処理されます。

    命令自体がありませんので問題ありません。

    Mr用M3(M3.51)
    PSマイツールM3(JDOS)M3.51

    正常に処理されます。

    正常に処理されます。

    命令自体がありませんので問題ありません。

    MrマイツールM4
    マイツールM4(αシリーズ用)
    PSマイツールM4(DOS/V用)
    マイツール for Windows
    マイツール V2 for Windows
    マイツールビューア

    正常に処理されます。

    正常に処理されます。

    ・日付順の並び替えが正常に処理されません。
    00.01.01のデータが99.12.31より後ろに並び替わります。 ・本内容は制限事項とさせていただきます。


(2)表示機能

  • ページ作成時の日付は2桁表示になります。制限事項ですが、データ処理上、影響は有りません。
  • T命令実行時の日付は2桁表示になります。制限事項ですが、データ処理上、影響は有りません。
  • FILE命令実行時の日付は2桁表示になります。制限事項ですが、データ処理上、影響は有りません。
  • TF命令実行時の日付は2桁表示になります。制限事項ですが、データ処理上、影響は有りません。


(3)印刷機能

PT命令・PE命令の日付けは下2桁印刷になります。制限事項ですが、データ処理上、影響は有りません。


(4)お客様作成データについて

帳票…“19991231”という日付けデータを省略して“991231”の様に入力している場合は、入力方法を訂正する必要が有ります。 マイツールデータの日付項目を6桁から8桁に変更して、すべて8桁で入力を行って下さい。

書式・フォーマット…書式入力画面が上記帳票の場合、書式指定の桁数を変更する必要があります。
例. 991231 C1=NNNNNN→C1=NNNNNNNN


〈注意事項〉
運用上、2000年に対応した入力を行っていない場合の弊害について

  • 並べ替え…99年の次が2000年にならない→期間の連続性が無く、集計が狂う
  • 検索…連続性が狂うため、請求期間などの検索が正しく行われない
  • 計算…金利計算などの日数の計算を行う場合、正しく日数が計算されない。


〈対策〉

マイツールデータを省略形ではなく、正しく4桁で入力していただければ問題有りません


〈まとめ〉

西暦2000年問題にあたり、日付データを省略形でなく、西暦の4桁入力を行っている場合には、マイツールソフトの運用上の問題は有りません。
現在、省略形式で運用されている場合は、「マイツールデータの修正方法」を参照の上、正しい運用を行って下さい。
但し、オートプログラムのい関しては、前記帳票に該答する場合は帳票部分の変更が必要になり、また書式入力等を行っている場合はデザインの変更が必要にな りますが、入力数値の変数への取り込み方等を含め影響の範囲が上記の限りではありませんのでご留意ください。


〈マイツールデータ修正方法〉

Q1.データの日付け入力を6桁で運用しているので8桁に変更したい

A1.

  1. CF命令を利用して8桁に変更できます。
  2. その後、C命令を利用して8桁に変更します。
  3. 仕事は=C 実行
  4. 計算式は“19”+日付例=日付例
    例. “19”+C1=C1

(ポイント)19の前後には必ず“(ダブルコーテーション)を付けます。

Q2.ページの横サイズがいっぱいの表なので、日付例の桁数を増やせない。

A2.

  1. COPY命令やCPD命令でデータのバックアップを行います。
  2. SET命令を実行し、ページ内の予備行数を確保します。(10といれると10行下行をあける指定になります)
  3. S命令を実行します。(サブページなどに書き込む事をお奨めします)
  4. CPS命令でページの横幅を変更します。
  5. 以上でページの横サイズを変更できますので、日付列の桁数を変更可能になります。

Q3.EF命令で日付入力を行っているが、入力エリアを6桁から8桁に変更したい

A3.デザインページの日付入力列の「形式指定部分」をED命令で変更します。
C1=NNNNNN:    (変更前)
C1=NNNNNNNN:  (変更後)
その後、データページの日付入力も6桁から8桁に変更します。

Q4.DF命令の日付入力を行っているが、入力エリアを6桁から8桁に変更したい

A4.DF命令のデザインページではEF命令のような「形式指定部分」の変更は有りません。但し、デザインの見栄えをよくするために、ED命令で変更する必要がある場合が有ります。

Q5.PF命令の日付部分の出力を変更したい

A5.PF命令のデザインページを変更する必要は基本的には有りませんが、あらかじめ記述されている文字と重ならないように出力先を変更する必要がある場合が有ります。ED命令で重ならないように出力先の位置の変更を行います。

Q6.データのフォーマットを変更できないので、既に入力されている日付データを簡単に西暦(下2桁)運用から和暦運用への変更する方法は有りますか。

A6.C命令を利用し、西暦を和暦に変更できます。
日付列—88=日付列
例.98(西暦)—88=10(和暦)
その他、SHU命令やUPD命令を利用して、西暦を和暦に変更できます。

Q7.今回の2000年問題を制限事項として利用したい。

運用で実施する方法は有りますか。
A7.

  1. 1999年末で1度売上データや請求データ等を締めて集計します。
  2. 2000年以降のデータだけで、期末に締めを行います。

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