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2000/02/22 Update

eclipse.jpg (3008 バイト)




32ビットECLIPSE MVシリーズ

    ハードウエア

    製品名

    対応状況

    MV15000		MV18000		MV20000
    MV25000		MV32000 DC/RM	MV3500DC
    MV35000		MV3600 DC/RM	MV40000
    MV40000 HA	MV5500 DC 	MV5600
    MV60000 HA 	MV9600		MV9800
    DS7400		DS7500		DS8400
    DS8500		MV1000 DC
    MV10000		MV10000 SX	MV1400
    MV2000 DC 	MV2000 DC+	MV2500
    MV2500 DC 	MV30000		MV4000
    MV4000 G 	MV6000		MV7800
    MV7800 XP 	MV8000		MV8000C
    MV8000�		MV9300		MV9500
    テストなどでSCPの日付を強制的に2000年にセットした場合は、SCPが2000年をうるう年として認識しない場合があります。
    しかしOS立ち上げ時の日付設定は、問題ありません。


    オペレーティングシステム AOS/VS、AOS/VSⅡ

    カーネル部分には問題はありませんが、下表のようにツール類に影響のあるものがあります。

    不具合の内容

    対処方法

    DUMP_Ⅱ/LOAD_Ⅱ、DUMP_3/LOAD_3が2000年以降では動作しない。 アップデートを有償で提供します。現在お使いのレビジョンをお調べの上こちらまでお問い合わせください。
    ただし曜日の表示がずれるという軽微な問題は残りますが、機能には関係しません。
    Labeled Tapeで有効日付の認識を誤る。 運用での対処をお願いします。
    − 有効期限内のテープ: 書き込みできてしまうことがありますので、誤って上書きしないようご注意ください。
    − 有効期限を過ぎているテープ: 書き換えができない場合には、再度ラベルを書き込んでからご使用ください。
    CLIのDATEコマンド、およびSMIで、2000年以降をセットできない。 運用での対処をお願いします。
    − 起動時の日付入力を間違った等の理由で変更の必要がある場合には、AOS/VSを再起動し、起動時の日付を入れ直してください。あるいは、AOS/VSⅡ 2.00以降、AOS/VS 7.67以降ではCLI32をご使用ください。
    内蔵時計を持っている機種でも、2000年以降はAOS/VS起動時に日付を問い合わせてくる。 運用での対処をお願いします。
    − 毎回起動時に日付を入れ直してください。(入力方法: たとえば2000年1月1日では、1/1/100、2001年では101, 2002年では102となります)
    PL1で作成したアプリケーションで、2000年以降、組み込み関数DATEがおかしな文字列を返してくる。 こちらまでご相談ください。



《 注意事項 》

AOS/VSのCLIでマクロを作成されている場合、CLIは年号を2桁で扱っていますので、ご注意ください。2桁の数値でそのまま大小比較や計算を行う と、誤った結果になります。値が68以上の場合1900年代、68より小さい場合2000年代と解釈してマクロを作成する必要があります。また、CLIの 一部のバージョンでは2000年の時、[!DATE]マクロで年の部分が「00」ではなく「:0」という文字列を返すものがあります。ご使用のCLIマク ロで、DATEコマンドや[!DATE]マクロを使用していないかご確認ください。

COBOL、FORTRAN77、Cなどを用いてアプリケーションを構築しておられる場合、そのアプリケーションの見直しが必要です。特にCOBOLでは DATEコマンドで得られる日付は年2桁であり、たとえば2000年であれば00、2001年であれば01という値が返ります。これをそのまま用いて、日 付の前後の比較や期間の計算を行っていると誤った結果になります。また、Cのlocaltime関数では、年号から1900を引いた値が返る仕様 (ANSI Cの仕様)になっていますので、たとえば2000年であれば100という値が返ります。FORTRAN77のDATEコマンドでは年号が整数値でそのまま 返る仕様です。このように各言語により仕様が異なっています。仕様をご確認の上、2000年以降も正しく動作するようにプログラムが作成されているか検証 してください。



16ビットNOVA、ECLIPSEシリーズコンピュータ

    製品

    対応状況

    NOVA、ECLIPSE、Desktop Generation、DG/Oneなど、16ビットCPUハードウェア 非対応。
    ※ これらは製造販売終了後、長期間経過していることから2000年対応の対象外となります。2000年以降ご使用になられた場合、予測できない障害を生ずることもありえますので、他システムへの移行をお願いいたします。
    DOS、RDOS、AOSなど16ビットCPU用OS

 


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