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Visual SourceSafe 4.0  (日本語) - 16 Bit Win

製品の概要
製品名: Visual SourceSafe
バージョン: 4.0
カテゴリ: 非対応
オペレーティング システム: 16 ビット版 Win
言語: 日本語版 発売日: 1996 年 3 月
対応期間: 1970 年 1 月 1 日〜 2027 年 12 月 31 日
必要なソフトウェア: なし
依存する製品: なし
依存するクロック: オペレーティング システムのクロック
最終更新日: 1999 年 11 月 5 日
製品の詳細

Visual SourceSafe 4.0 日本語版は、 Visual SourceSafe 4.0a 英語版に相当します。

このツールで 「マイクロソフト西暦 2000 年対応」に準拠するアプリケーションを構築できますか ?

可能。

日付の処理

Visual SourceSafe 4.0 には、1999 12 31 日を超える日付の処理に既知の問題があります。 概要は次のとおりです。

  1. 日付の '' 部分の表示について
  2. ファイルやプロジェクトの履歴表示について
  3. コマンド ライン オプション -VD について

Visual SourceSafe 4.0 は、32 ビットの符号付 integer 型を使用して 1970 1 1 日以降の秒数を日付として保存します。保存した日付を表示するとき、年は 1900 との差分を符号付 char 型で保存されます。 この仕様に基づいて日付データが処理されるため、次のような表示上の問題が発生します。

日付の '' 部分の表示について

2000 1 1 日から 2027 12 31 日までの日付について、年数の 10 の位が数字ではなく特異な文字 で表示されます (X 0 9 までの任意の数)

200X などの日付は、20:X と表示

201X などの日付は、20;X と表示

202X などの日付は、20<X と表示

たとえば、2003 年は 20:3 と表示され 2015 年は 20;5 と表示されます。これは表示上の問題であり、ファイルやプロジェクト データの保存には影響ありません。ファイルやプロジェクト データは Visual SourceSafe Books Online の記述通りに保存されます。2027 12 31 日を超える日付は判別されません。

ファイルやプロジェクトの履歴表示について

[ツールメニューの [履歴の表示] コマンドにより表示されるダイアログ ボックスでは、履歴を表示する日付の範囲を指定できますが、ここで西暦を 4 桁で入力しても認識されません。下 2 桁で入力した年数は 1900 年代の西暦として処理されます。コマンド ラインからの実行でも同じ問題が発生します。

これは表示上の問題であり、ファイルやプロジェクト データの保存には影響ありません。ファイルやプロジェクト データは Visual SourceSafe Books Online の記述通りに保存されます。履歴表示の問題は、ソース コード管理ツールとして Visual SourceSafe を使用して開発者がビルドしたアプリケーションには影響しません。

コマンド ライン オプション -VD について

コマンド ラインからの操作で、-VD オプション (Knowledge Base Q128723 参照) により 1999 12 31 日を超える日付を指定すると、指定したファイルの最新バージョンに対してコマンドが実行されます。この問題は、以下のコマンドに影響します。

  • Checkout
  • Comment
  • Diff
  • Dir
  • Findinfiles
  • Get
  • History
  • Label
  • Pin
  • Rollback
  • Share
  • View

使用するコマンドによっては、指定した操作が正しくないファイルに実行されるため、データが破壊されたり消去されることがあります。

Visual SourceSafe BIOS 依存性

Visual SourceSafe ではデータ ファイルに「タイム スタンプ」が使用されます。このタイム スタンプにはシステム クロックから取得した日付情報が含まれています。タイム スタンプはマシンの BIOS (Basic Input-Output System) から提供されるもので、Visual SourceSafe から提供されているわけではありません。西暦 2000 年問題に非対応の BIOS/RTC が搭載されたマシンでシステム クロックが 2000 1 1 日にリセットされず、日付がオペレーティング システムで自動修正されない場合は、新しいファイルやバージョンは間違ったタイム スタンプで保存されます。これにより、各ファイルの複数のバージョンが履歴ダイアログに表示されなくなります。開発者は PC の製造元に問い合わせて、お使いのコンピュータの BIOS が西暦 2000 年対応であることを確認する必要があります。

2 桁の西暦の処理

70/1/1 99/12/31 70 99 年は、1970 1999 年に変換されます。

2000/1/1 から 2038/1/18 00 38 年は変換されません。

39 69 は操作の対象として定義されていない値であり変換されません。

西暦 2000 年に対応したアプリケーションを開発するための望ましい方法

「日付の '' 部分の表示について」 と 「ファイルやプロジェクトの履歴表示について」 は、どちらもVisual SourceSafe をソース コード管理ツールとして使用して開発を行うアプリケーション開発者には影響を与えません。日付を範囲指定しなくてもファイルやプロジェクトの履歴を表示できます。このとき、2028 1 1 日よりも前の履歴が表示されます。

2000 年を超えた日付を Visual SourceSafe で参照する場合、年数の 10 年の位が記号で表されることに留意し、適切な 10 年代の桁に読みかえる必要があります。

ファイルやプロジェクトの履歴を表示する際は、日付による範囲指定をしないでください。そうすることにより、ファイルやプロジェクトのすべての履歴が表示されます。

コマンド ラインから操作する場合、1999 12 31 日を超えるバージョンのファイルを操作するために -VD オプションを使用することを避けてください。特定のバージョンまたはラベルのファイルやプロジェクトを操作する場合には、できるだけ -V または -VL オプションを使用してください。バッチ ファイルを使用してコマンド ラインから操作する場合は、ビルド、ビルド プロセスまたは Visual SourceSafe データベースを破壊しないように、バッチ ファイル内の -VD オプションを指定している個所をすべて削除してください。最悪の場合でも、グラフィカル ユーザー インターフェイス (GUI) を使用して特定のファイルを指定し [履歴の表示] コマンドによりすべての履歴を参照することができます。

開発者は PC の製造元に問い合わせて、お使いのコンピュータの BIOS が西暦 2000 年対応であることを確認する必要があります。この問題のために西暦 2000 年問題に対応したアプリケーションをビルドできなくなることはありません。

推奨事項

Visual Source Safe 5.0 へアップグレードするには、Visual Studio 97 Service Pack 3 と Visual SourceSafe 5.0 西暦 2000 年問題修正プログラムを適用します。アップグレードは、1-888-MSFT-Y2K またはお近くのマイクロソフトの西暦 2000 年問題情報番号にお電話でお申し込みください。そのときに、ご使用の Visual SourceSafe 4.0 のライセンス番号をお知らせください。Visual Studio 97 Service Pack 3 は http://msdn.microsoft.com/vstudio/sp/vs97/ から、Visual SourceSafe 5.0 Year 2000 Update は http://msdn.microsoft.com/ssafe/downloads/year2000.asp からダウンロードできます。(なお、Visual SourceSafe 5.0 アップグレード版は 12 月 24 日から提供いたします。)

 

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カテゴリの記号について:
* ユーザーが必要な操作を行うことで対応できる製品。
修正プログラムのロードや文書の参照など、指示された操作を行う必要があります。

# マイクロソフトの対応基準に対して許容範囲の差異がある製品。
製品の主要な機能 (データ保全性など) や安定性 (信頼性など) に影響を与えない程度に限られます。

+ 頒布予定の修正プログラムで対応できる製品。
修正プログラムが公開された時点で、できるだけ早期の対応が必要です。

注意:上記の対応状況分類では、必要な対応操作が行われることを前提としています。


  2000年対応状況の開示

マイクロソフトおよび西暦 2000 年問題に関する情報(本書記載の情報の他、西暦 2000 年テスト、評価、対応情況、対応スケジュール、目標、その他に関する、過去、現在および将来の全ての情報を含みますが、これらに限られません。 以下、これらを総称して「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」といいます。)の送信または伝達は全て、ここに米国の「西暦 2000 年問題に関する情報および対応開示に関する法律」に定義されているところの「西暦 2000 年対応情報開示」として提供されます。 また、かかる情報は、http://www.asia.microsoft.com/japan/year2k/ のマイクロソフトの西暦 2000 年Webサイト(以下「Y2K Webサイト」といいます。)にて参照可能です。 「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」は、それぞれ、この使用条件、Y2K Webサイト記載の条件並びに「西暦 2000 年問題に関する情報および対応開示に関する法律」の条項に従い、お客様の西暦 2000 年問題に対応するための技術計画を支援させていただく目的でのみ提供されています。 各「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」には、入手可能な最新情報が含まれますが、それらは逐次更新されます。 従って、マイクロソフトは、お客様が定期的に、Y2K Webサイトを確認して、「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」の変更を確認されることをお勧めします。 「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」は、全て、“現状ベース”で提供されるものであり、いかなる保証も伴うものではありません。 従って、マイクロソフトは、商品性の保証および特定目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にもいかなる保証もいたしません。 さらに、マイクロソフトは、いかなる「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」の使用またはその使用結果についても、その正確性、真実性、信頼性等、いかなる保証もしくは表明も行いません。 マイクロソフトまたはその権限ある代理人による、口頭もしくは書面による一切の情報もしくはアドバイスは、何らの保証を意味するものでもなく、かつ上記の保証の拒絶の範囲を狭めるものではありません。 マイクロソフトおよびその供給者は、いかなる場合においても、「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」に関連して生じた、直接損害、間接損害、偶発損害、派生損害、事業利益の逸失、懲罰的損害、または特別損害を含むすべての損害について、たとえかかる損害の発生の可能性を知らされていた場合であっても、一切責任を負いません。 派生損害または偶発損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。 各「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」に含まれる情報は、Y2K Webサイトで参照可能であり、マイクロソフト西暦 2000 年対応状況(YEAR 2000 COMPLIANCE STATEMENT)、マイクロソフトが、その西暦 2000 年製品ガイドにおいて、製品の分類に使用している対応基準に関する説明(DESCRIPTION OF THE CATEGORIES OF COMPLIANCE)およびテスト基準(THE MICROSOFT YEAR 2000 TEST CRITERIA)等、と併せてお読みいただくことを意図して提供されているものです。

マイクロソフトが、西暦 2000 年問題関連の修正版、西暦 2000 年診断ツールまたは修正サービスの提供において、お客様に提供することのある、すべての「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」は、米国の「西暦 2000 年問題に関する情報及び対応開示に関する法律(112 STAT.2386)」の適用を条件として提供されるものです。 何らかの争いが生じた場合には、かかるステートメントの使用に関するお客様の権利は、お客様との契約書または料金表において、別段の合意がなされていない限り、この法律により制限されます。


  最終更新日 1999 年 7 月 10 日
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