このツールで、Microsoft の西暦 2000 年対応ステートメントに対応したアプリケーションをビルド可能か
可能
日付の処理
Platform Builder は、ファイルのタイムスタンプ以外では、CEC (CE コンポーネント) ファイルとカタログでコンポーネントの作成日を表す場合にだけ日付を使用します。これらの日付は計算には使用されません。ファイルのタイムスタンプは、コンポーネントのビルド時期を判断する際に、ビルド エンジンで使用されます。
下 2 桁の西暦の処理
Platform Builder は、OLE を利用して CEC (CE コンポーネント) ファイルで提供される下 2 桁の西暦の日付を 4 桁の西暦の日付に変換します。OLE では次のルールで下 2 桁の西暦が 4 桁の西暦に変換されます。
下 2 桁の西暦 |
4 桁の西暦 |
00 〜 29 |
2000 〜 2029 |
30 〜 99 |
1930 〜 1999 |
プログラム的には、OLE では 4 桁の西暦が使用されます。
推奨事項
Platform Builder ユーザーに対しては、CEC フィールドを作成して Platform Builder のカタログにコンポーネントを追加する場合、4 桁の西暦の日付を使用することをお勧めします。
開発者に対しては、 プラットフォームのビルド時にインプリメントしたカスタム OAL が西暦 2000 年問題対応かどうかを確認することをお勧めします。Platform Builder 2.12 には、Windows CE
2.12 コンポーネントが含まれます。Platform Builder では、Windows CE OS 2.12 ビルド ツールとビルド スクリプトを使用して上記のコンポーネントを含むイメージがビルドされます。この問題の詳細については、Windows CE
2.12 西暦 2000 年対応ステートメントを参照してください。