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西暦 2000 年問題に対するマイクロソフトの考え方

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Visual C++ 5.0  (Japanese)

製品の概要
製品名: Visual C++
バージョン: 5.0
カテゴリ: 対応*#
オペレーティング システム: 32 ビット版 Win
言語: 日本語版 発売日: 1997 年 5 月
対応期間: 1980 年 1 月 1 日 〜 2038 年 1 月 18 日
必要なソフトウェア: なし
依存する製品: Windows NT 3.51、Windows 95、Internet Explorer 3.02、Acme Setup、ODBC ドライバ、SQL Server、Microsoft Visual SourceSafe 5.0 (詳細については、Visual Source Safe 5.0 西暦 2000 年問題対応ドキュメントを参照してください)
依存するクロック: システム クロック
最終更新日: 1999 年 12 月 15 日
製品の詳細
この資料は以下のエディションについて説明したものです。
Enterprise、Professional、および Learning Edition

このツールで「マイクロソフト西暦 2000 年対応」に準拠するアプリケーションを構築できますか ?

可能

メモ : ただし、適切なソフトウェアの修正プログラムおよびサービスパックが適用されていることを前提とします。

日付の処理

Visual C++ 5.0 では、以下のデータ型が使用されます。 

データ型

範囲

time_t

1970 年 1 月 1 日から 2038 年 1 月 18 日まで

DATE VARIANT

100 年 1 月 1 日から 9999 年 12 月 31 日まで

struct FILETIME

1601 年から 58,457,005 年まで (64ビット値) 100ナノ秒間隔

struct tm

1900 年 1 月 1 日から 2147483647 年 12 月 31 日まで

struct SYSTEMTIME

符号のない 16 ビット値による西暦 0 年以降の年

SQL_DATE & SQL_TIMESTAMP (ODBC)

1970 年 1 月 1 日から 9999 年 12 月 31 日まで

既知の問題

システム クロックが2000年に設定されている場合に、MFC (Microsoft Foundation Class) AppWizardアプリケーションを作成すると、バージョン情報 ダイアログ上の Copyright情報が “1900” になります。この問題は、作成されたプログラムの動作には直接影響しませんが、不要な混乱を避けるためにリソース エディタを使用して修正してください。

MFC サンプル chkbook で問題が見つかりました。Visual C++ 6.0 に収録されていたサンプルが MSDN ライブラリ 2000 年 1 月版でアップデートされます。chkbook の問題は、日付を 4 桁の西暦を処理するための領域がない文字列として保存されるため、日付が 2 桁の西暦で作成されることです。

バージョン 4.0 以降 6.00.8397.0 より前の C ランタイム ライブラリには、夏時間の補正機能に障害があります。このライブラリを利用するアプリケーションでは、オペレーティング システムで表示される正しい時刻よりも現在の時刻が 1 時間遅れているかのように動作する可能性があります。この問題は、2001 年 4 月 1 日〜 2001 年 4 月 8 日までの 1 週間継続しますが、これらのアプリケーションが夏時間に移行した後はオペレーティングシステムの時刻に同期します。これは西暦 2000 年問題ではなく、夏時間に関する問題です。この現象は、1973 年、1979 年、1984 年、1990 年、2001 年、2007 年、2012 年、2018 年、2029 年、および 2035 年に発生します。これらの年で共通なのは、4 月 1 日が日曜日ということです。この問題は Visual Studio 6.0 Service Pack 3にて解決されており、Windows のアップデート モジュールとしても提供される予定です。

メモ : Visual C++ 製品の CD-ROM に含まれている InstallShield のバージョンの対応ステータスについては、InstallShield の Web ページhttp://www.installshield.com/products/y2k/ を参照してください。

下 2 桁の西暦の処理

SQL デバッグ/ Visual DataBase Tools については、それぞれの製品ガイドを参照してください。

マイクロソフト以外のコンポーネント (このページでは説明しません)

Oracle ODBCドライバ
”TimeLock” timebombコンポーネント (デモ版のみで使用)
InstallShield

製品には、ユーザーがアプリケーション構築に使用できる Visual C++ 以外のコンポーネントも含まれます (このページでは説明しません)。

ODBC、OLE DB (Data Accessグループ)
月間予定表コントロール、Accessカレンダー コントロール (Officeグループ)
オートメーション ライブラリ
MS Month Viewコントロール、DBグリッド コントロール、DBコンボ コントロール、DBリスト コントロール、データ グリッド コントロール、データコンボ コントロール、データ リスト コントロール、フレキシブル グリッド コントロール、階層フレキシブル グリッド コントロール (Visual Basicグループ)
データベース エンジン (DAO、Access Jet)
コンポーネント ギャラリー : ステータス バー


プログラム開発における一般的な西暦2000年問題について
ガイドラインと推奨事項


以下のホワイトペーパーをご覧ください。
「Cランタイム ライブラリと西暦2038年問題」「ANSI TimeおよびVisual C++ ライブラリ」「Visual C++ と西暦2000年」「CTime」「オートメーションライブラリと西暦 2000 年」

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カテゴリの記号について:
* ユーザーが必要な操作を行うことで対応できる製品。
修正プログラムのロードや文書の参照など、指示された操作を行う必要があります。

# マイクロソフトの対応基準に対して許容範囲の差異がある製品。
製品の主要な機能 (データ保全性など) や安定性 (信頼性など) に影響を与えない程度に限られます。

+ 頒布予定の修正プログラムで対応できる製品。
修正プログラムが公開された時点で、できるだけ早期の対応が必要です。

注意:上記の対応状況分類では、必要な対応操作が行われることを前提としています。


  2000年対応状況の開示

マイクロソフトおよび西暦 2000 年問題に関する情報(本書記載の情報の他、西暦 2000 年テスト、評価、対応情況、対応スケジュール、目標、その他に関する、過去、現在および将来の全ての情報を含みますが、これらに限られません。 以下、これらを総称して「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」といいます。)の送信または伝達は全て、ここに米国の「西暦 2000 年問題に関する情報および対応開示に関する法律」に定義されているところの「西暦 2000 年対応情報開示」として提供されます。 また、かかる情報は、http://www.asia.microsoft.com/japan/year2k/ のマイクロソフトの西暦 2000 年Webサイト(以下「Y2K Webサイト」といいます。)にて参照可能です。 「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」は、それぞれ、この使用条件、Y2K Webサイト記載の条件並びに「西暦 2000 年問題に関する情報および対応開示に関する法律」の条項に従い、お客様の西暦 2000 年問題に対応するための技術計画を支援させていただく目的でのみ提供されています。 各「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」には、入手可能な最新情報が含まれますが、それらは逐次更新されます。 従って、マイクロソフトは、お客様が定期的に、Y2K Webサイトを確認して、「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」の変更を確認されることをお勧めします。 「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」は、全て、“現状ベース”で提供されるものであり、いかなる保証も伴うものではありません。 従って、マイクロソフトは、商品性の保証および特定目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にもいかなる保証もいたしません。 さらに、マイクロソフトは、いかなる「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」の使用またはその使用結果についても、その正確性、真実性、信頼性等、いかなる保証もしくは表明も行いません。 マイクロソフトまたはその権限ある代理人による、口頭もしくは書面による一切の情報もしくはアドバイスは、何らの保証を意味するものでもなく、かつ上記の保証の拒絶の範囲を狭めるものではありません。 マイクロソフトおよびその供給者は、いかなる場合においても、「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」に関連して生じた、直接損害、間接損害、偶発損害、派生損害、事業利益の逸失、懲罰的損害、または特別損害を含むすべての損害について、たとえかかる損害の発生の可能性を知らされていた場合であっても、一切責任を負いません。 派生損害または偶発損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。 各「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」に含まれる情報は、Y2K Webサイトで参照可能であり、マイクロソフト西暦 2000 年対応状況(YEAR 2000 COMPLIANCE STATEMENT)、マイクロソフトが、その西暦 2000 年製品ガイドにおいて、製品の分類に使用している対応基準に関する説明(DESCRIPTION OF THE CATEGORIES OF COMPLIANCE)およびテスト基準(THE MICROSOFT YEAR 2000 TEST CRITERIA)等、と併せてお読みいただくことを意図して提供されているものです。

マイクロソフトが、西暦 2000 年問題関連の修正版、西暦 2000 年診断ツールまたは修正サービスの提供において、お客様に提供することのある、すべての「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」は、米国の「西暦 2000 年問題に関する情報及び対応開示に関する法律(112 STAT.2386)」の適用を条件として提供されるものです。 何らかの争いが生じた場合には、かかるステートメントの使用に関するお客様の権利は、お客様との契約書または料金表において、別段の合意がなされていない限り、この法律により制限されます。


  最終更新日 1999 年 7 月 10 日
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