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西暦 2000 年問題に対するマイクロソフトの考え方

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Internet Explorer 3.0x (Japanese) - 16 ビット版 Win

製品の概要
製品名: Internet Explorer
バージョン: 3.0x
カテゴリ: 非対応
オペレーティング システム: 16-Bit Win
言語: 日本語 発売日: 1997 年 8 月 1 日
対応期間: 1900 年 1 月 1 日~ 2035 年 12 月 31 日
必要なソフトウェア: なし
依存する製品: MS-DOS、Windows 3.1x、Windows NT 3.51
依存するクロック: システム クロック
最終更新日: 1999 年 4 月 3 日
製品の詳細

日付の処理

内部で保存される日付は C ランタイム ライブラリを使用しています。

下 2 桁の西暦の処理

西暦が下 2 桁で表される HTTP/1.0 ヘッダーが Web サーバーで使用されている場合があります。Web 作成者が cookie データの期限終了日に下 2 桁の西暦を使用している場合もあります。

非対応による問題

  • Web サイトで西暦の下 2 桁が "00" である cookie が使用されている場合、Internet Explorer は、その cookie の期限が終了したと見なします。期限終了日が 4 桁の cookie や 2000 年より前と後の cookie には影響ありません。
  • Web サーバーが HTTP/1.0 ヘッダーに下 2 桁が "00" である西暦を設定して通信する場合、Internet Explorer はそのサイトのページの期限が終了したと見なし、ローカルにキャッシュしません。接続中はサイトをブラウズできますが、オフラインでのブラウズはできません。 HTTP/1.1 ヘッダーで 4 桁の西暦が使用されている場合や、 2 桁の西暦でも 2000 年より前か後の場合は、この問題の影響を受けません。
  • コントロール パネルの設定 ([地域] - [日付] の [長い形式] と [短い形式] (1990 形式に対して 90 形式)) を変更した場合、2000 年に作成されたファイルを FTP サーバーからブラウズすると、Internet Explorer では、ファイルが 1900 年に作成されたように表示されます。
  • Javascript の getYear() 関数/メソッドは、西暦の下 2 桁 "00" (2000) を "100" として計算し、下 2 桁 "01" (2001) を "101" として計算します。この問題を解決するためには、スクリプトを修正する必要があります。

日付に関する注意事項

Internet Explorer の日付処理に関係なく、Web ページの HTML コンテンツ、JSCRIPT、Java アプレット、サーバー スクリプト、コントロールで 2000 年問題が起こる場合があります。

Internet Explorer の履歴で日付を表示する場合、Windows または Windows NT で西暦を 4 桁で表示するためには、コントロール パネルの [地域] で 4 桁の西暦を設定する必要があります。

まだ有効ではない証明を Internet Explorer でテストすると、その証明の期限が終了したことを示す間違ったメッセージが表示されます。

ガイドラインと推奨事項

Web サイトや Web ベースのアプリケーションの 2000 年問題をテストする場合は、Internet Explorer、Web サーバー、そして該当する場合はプロキシ サーバーが 2000 年に移行しても機能することをテストする必要があります。たとえば、Web サーバーやプロキシ サーバーには、HTTP/1.0 ヘッダーで下 2 桁の西暦を使用しているものがあります。Microsoft では、よく使用されている Web サーバーやプロキシ サーバーをテストしました。しかし、Internet Explorer の検証では、次の項目についても使用している環境で確認してください。

  • 認証: セキュリティが確立されたサイトや SSL 接続を使用している場合、権限のあるユーザーが正しく認証されること、権限のないユーザーが拒否されること、正しい処理が行われることを確認します。まだ有効ではない証明を Internet Explorer でテストすると、その証明の期限が終了したことを示す間違ったメッセージが表示されます。
  • コードのダウンロード: まだ有効ではない証明を Internet Explorer でテストすると、その証明の期限が終了したことを示す間違ったメッセージが表示されます。
  • ファイルのダウンロード: サイトで参照しているすべてのファイルが正しくダウンロードされることを確認します。
  • 検索: 検索バーがよく使用する検索プロバイダに対して機能することを確認します。
  • 購読: Internet Explorer 4 では、チャンネル コンテンツの更新予定や期限終了日を取得できます。購読サイトが正しく更新されることを確認します。
  • 自動設定: Internet Explorer 管理者キットでは、サーバー上の管理者が管理する新しい設定や制限をダウンロードできます。自動設定には、日付またはタイムアウト値に基づく設定の更新などのオプションがあります。

また、Web サーバーとプロキシ サーバーの 2000 年問題対応状況と推奨事項について、各ベンダに問い合わせてください。

2000 年問題には、コンテンツ固有のものもあります。インタラクティブなサイトがその Web ページの HTML コンテンツ、cookie、JSCRIPT、Java アプレット、サーバー スクリプト、コントロールに関して 2000 年に対応していることを確認します。

 

 

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凡例:
*ユーザーの皆様が必要な操作を行うことで対応できる製品。修正プログラムのロードや文書の参照など、指示された操作を行う必要があります。
#Microsoft の対応基準を満たしていないが、その程度が許容できる範囲にある製品。製品の主要な機能 (データ保全性など) や安定度 (信頼性など) に影響を与えない程度に限られます。
+頒布予定の修正プログラムで対応できる製品。修正プログラムが公開された時点で、できるだけ早期の対応が必要です。
メモ: 製品の西暦 2000 年問題への対応状況は、推奨されているすべての処置がとられていることを前提としています。

 


  2000年対応状況の開示

マイクロソフトおよび西暦 2000 年問題に関する情報(本書記載の情報の他、西暦 2000 年テスト、評価、対応情況、対応スケジュール、目標、その他に関する、過去、現在および将来の全ての情報を含みますが、これらに限られません。 以下、これらを総称して「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」といいます。)の送信または伝達は全て、ここに米国の「西暦 2000 年問題に関する情報および対応開示に関する法律」に定義されているところの「西暦 2000 年対応情報開示」として提供されます。 また、かかる情報は、http://www.microsoft.com/japan/year2k/ のマイクロソフトの西暦 2000 年Webサイト(以下「Y2K Webサイト」といいます。)にて参照可能です。 「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」は、それぞれ、この使用条件、Y2K Webサイト記載の条件並びに「西暦 2000 年問題に関する情報および対応開示に関する法律」の条項に従い、お客様の西暦 2000 年問題に対応するための技術計画を支援させていただく目的でのみ提供されています。 各「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」には、入手可能な最新情報が含まれますが、それらは逐次更新されます。 従って、マイクロソフトは、お客様が定期的に、Y2K Webサイトを確認して、「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」の変更を確認されることをお勧めします。 「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」は、全て、“現状ベース”で提供されるものであり、いかなる保証も伴うものではありません。 従って、マイクロソフトは、商品性の保証および特定目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にもいかなる保証もいたしません。 さらに、マイクロソフトは、いかなる「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」の使用またはその使用結果についても、その正確性、真実性、信頼性等、いかなる保証もしくは表明も行いません。 マイクロソフトまたはその権限ある代理人による、口頭もしくは書面による一切の情報もしくはアドバイスは、何らの保証を意味するものでもなく、かつ上記の保証の拒絶の範囲を狭めるものではありません。 マイクロソフトおよびその供給者は、いかなる場合においても、「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」に関連して生じた、直接損害、間接損害、偶発損害、派生損害、事業利益の逸失、懲罰的損害、または特別損害を含むすべての損害について、たとえかかる損害の発生の可能性を知らされていた場合であっても、一切責任を負いません。 派生損害または偶発損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。 各「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」に含まれる情報は、Y2K Webサイトで参照可能であり、マイクロソフト西暦 2000 年対応状況(YEAR 2000 COMPLIANCE STATEMENT)、マイクロソフトが、その西暦 2000 年製品ガイドにおいて、製品の分類に使用している対応基準に関する説明(DESCRIPTION OF THE CATEGORIES OF COMPLIANCE)およびテスト基準(THE MICROSOFT YEAR 2000 TEST CRITERIA)等、と併せてお読みいただくことを意図して提供されているものです。

マイクロソフトが、西暦 2000 年問題関連の修正版、西暦 2000 年診断ツールまたは修正サービスの提供において、お客様に提供することのある、すべての「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」は、米国の「西暦 2000 年問題に関する情報及び対応開示に関する法律(112 STAT.2386)」の適用を条件として提供されるものです。 何らかの争いが生じた場合には、かかるステートメントの使用に関するお客様の権利は、お客様との契約書または料金表において、別段の合意がなされていない限り、この法律により制限されます。


  最終更新日 1999 年 6 月 9 日
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