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Windows 95 OSR 2, 4.00.1111 (950b Japanese) - 32 ビット版 Win

製品の概要
製品名: Windows 95
バージョン: OSR 2, 4.00.1111 (950b)
カテゴリ: 対応*
オペレーティング システム: 32 ビット版 Win
言語: 日本語 発売日: 該当せず
対応期間: -
必要なソフトウェア: Windows 95 西暦 2000 年ソフトウェア アップデート
依存する製品: なし
依存するクロック: PC の BIOS
最終更新日: 1999 年 6 月 16 日
製品の詳細
この情報は、PC-9800 シリーズ版にも適応します。

製品サポート: 西暦 2000 年問題とは関係なく、マイクロソフトでは、つねに 最新のリリースおよびサービス パックをインストールすることをお客様に 推奨しております。その一方、さまざまな理由で、お客様が最新のリリースに 変更できない場合があることも理解しております。お客様の西暦 2000 年への対応 作業にご協力するため、マイクロソフトでは、Windows 95 version OSR 2, 4.00.1111 (950b) を西暦 2001 年 1 月 1 日まで "対応" ソフトウェアとしてサポートする計画です。リリースされる新しいサービス バックも 西暦 2000 年に対応しており、それには 2000 年対応以外の内容も含まれます。 これは、お客様に 2000 年対応のためだけに製品のアップデートをお願いすることを 最小限にするためです。

Windows 95 のバージョンを確認する方法については、マイクロソフトのサポート サイトにあるサポート技術情報 ( J049006) を参照してください。

対応期間:1980 ~ 2035 年

製品の概要

下記の既知の問題を解決するために、Windows 95 のソフトウェア アップデートがリリースされました。

製品の詳細

日付の処理

  • 保存。日付は、内部的には 4 桁の西暦で保存されます。ただし、MS-DOS ファイル システムの API は除きます。MS-DOS ファイル システムの API では、1980 年からのオフセットとして西暦が保存されます。このため、プログラムが MS-DOS の API から日付を取得する場合は、取得した西暦の値に 1980 を加算する必要があります。
  • 下 2 桁の西暦の処理。MS-DOS の DATE コマンドでは、2000 年以降は下 2 桁の西暦を変更できません。正しい日付を入力するには、DATE コマンド (COMMAND.COM の内部コマンド) を使用して、西暦を 4 桁で入力する必要があります。4 桁で正しく入力しないと、「無効な日付の指定です」というエラー メッセージが表示されます。この問題に対処するには、COMMAND.COM の更新バージョンを使用します。

また、MS-DOS ファイル システムの API では、1980 からのオフセットとして西暦が返されます。このため、正しい日付を設定するには、返された値に 1980 を加算する必要があります。Win32 の API では、この問題の影響はありません。

Windows 95 での問題

WINFILE.EXE - Windows ファイル マネージャでは、2000 年以降の日付の表示や並び替えが正しく行われません。[すべての情報] が選択されている場合に、Windows ファイル マネージャを使用してフォルダの内容を表示すると、2000 年以降に作成したファイルの日付は、次のように表示されます。
    • 2000 年 1 月 1日は、「1/1/;1」と表示されます。
    • 2023 年 2 月 3 日は、「2/3/>3」と表示されます。
    • 2036 年 3 月 5 日は、「3/5/=6」と表示されます。
COMMAND.COM - DATE コマンド (COMMAND.COM の内部コマンド) では、00 ~ 79 年の下 2 桁の西暦が正しく処理されません。この期間内の西暦を下 2 桁で入力すると、「無効な日付の指定です」というエラー メッセージが表示されます。
COMCTL32.DLL – コントロール パネルの [地域] で下 2 桁の西暦が設定されている場合、日時指定 (Date/ Time Picker) コントロールが正しい日付を返さなくなります。日付が正しく処理されるようにするには、[地域] で 4 桁の西暦を指定します。

TIMEDATE.CPL –コントロール パネルの [日付と時刻] - 日付が 2 月 29 日に設定されている場合に、[日付と時刻] で西暦を前に進めたり後に戻すと、うるう年以外の年にも 2 月 29 日が表示されます。

DIALER.EXE - ダイヤラー - 通話の終了後、[通話の記録] ダイアログ ボックスに日付が正しく表示されません。西暦を 2000 年に対応させると、日付が「100」、「101」、「102」 などと表示されます。

VDHCP.386 - Winipcfg/all - 2000 年 3 月 1 日以降に取得された IP リースは、実際の取得日の前日に取得されたものとして記録されます。システム日付は正しく表示されます。ただし、DHCP クライアントは間違った日付を返します。

XCOPY.EXE – オプションのパラメータ /D:date を指定して、xcopy を real モードで使用している場合、西暦を下 2 桁で入力することはできません。ただし、80 ~ 99 年を入力した場合は、「無効な日付の指定です」というエラー メッセージが表示されます。xcopy を protected モードで Windows 内から使用している場合、下 2 桁の西暦を使用できます。ただし、その上 2 桁は、"19" として解釈されます。たとえば、01 年 2 月 5 日は 1901 年 2 月 5 日と解釈されます。

ガイドラインと推奨事項

PC によっては、2000 年に達すると、西暦を 1980 などの不正な値にリセットするものがあります。この問題が発生するのは、コンピュータ ハードウェアと弊社以外の会社が作成した BIOS の基本部分に問題がある場合です。実際の作業には使用しない "テスト" マシンで確認を行うことをお勧めします。詳細については、製品ガイドの PC の BIOS に関するセクションを参照してください。

 

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カテゴリの記号について:
* ユーザーが必要な操作を行うことで対応できる製品。
修正プログラムのロードや文書の参照など、指示された操作を行う必要があります。

# マイクロソフトの対応基準に対して許容範囲の差異がある製品。
製品の主要な機能 (データ保全性など) や安定性 (信頼性など) に影響を与えない程度に限られます。

+ 頒布予定の修正プログラムで対応できる製品。
修正プログラムが公開された時点で、できるだけ早期の対応が必要です。

注意:上記の対応状況分類では、必要な対応操作が行われることを前提としています。

 


  2000年対応状況の開示

マイクロソフトおよび西暦 2000 年問題に関する情報(本書記載の情報の他、西暦 2000 年テスト、評価、対応情況、対応スケジュール、目標、その他に関する、過去、現在および将来の全ての情報を含みますが、これらに限られません。 以下、これらを総称して「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」といいます。)の送信または伝達は全て、ここに米国の「西暦 2000 年問題に関する情報および対応開示に関する法律」に定義されているところの「西暦 2000 年対応情報開示」として提供されます。 また、かかる情報は、http://www.microsoft.com/japan/year2k/ のマイクロソフトの西暦 2000 年Webサイト(以下「Y2K Webサイト」といいます。)にて参照可能です。 「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」は、それぞれ、この使用条件、Y2K Webサイト記載の条件並びに「西暦 2000 年問題に関する情報および対応開示に関する法律」の条項に従い、お客様の西暦 2000 年問題に対応するための技術計画を支援させていただく目的でのみ提供されています。 各「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」には、入手可能な最新情報が含まれますが、それらは逐次更新されます。 従って、マイクロソフトは、お客様が定期的に、Y2K Webサイトを確認して、「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」の変更を確認されることをお勧めします。 「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」は、全て、“現状ベース”で提供されるものであり、いかなる保証も伴うものではありません。 従って、マイクロソフトは、商品性の保証および特定目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にもいかなる保証もいたしません。 さらに、マイクロソフトは、いかなる「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」の使用またはその使用結果についても、その正確性、真実性、信頼性等、いかなる保証もしくは表明も行いません。 マイクロソフトまたはその権限ある代理人による、口頭もしくは書面による一切の情報もしくはアドバイスは、何らの保証を意味するものでもなく、かつ上記の保証の拒絶の範囲を狭めるものではありません。 マイクロソフトおよびその供給者は、いかなる場合においても、「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」に関連して生じた、直接損害、間接損害、偶発損害、派生損害、事業利益の逸失、懲罰的損害、または特別損害を含むすべての損害について、たとえかかる損害の発生の可能性を知らされていた場合であっても、一切責任を負いません。 派生損害または偶発損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。 各「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」に含まれる情報は、Y2K Webサイトで参照可能であり、マイクロソフト西暦 2000 年対応状況(YEAR 2000 COMPLIANCE STATEMENT)、マイクロソフトが、その西暦 2000 年製品ガイドにおいて、製品の分類に使用している対応基準に関する説明(DESCRIPTION OF THE CATEGORIES OF COMPLIANCE)およびテスト基準(THE MICROSOFT YEAR 2000 TEST CRITERIA)等、と併せてお読みいただくことを意図して提供されているものです。

マイクロソフトが、西暦 2000 年問題関連の修正版、西暦 2000 年診断ツールまたは修正サービスの提供において、お客様に提供することのある、すべての「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」は、米国の「西暦 2000 年問題に関する情報及び対応開示に関する法律(112 STAT.2386)」の適用を条件として提供されるものです。 何らかの争いが生じた場合には、かかるステートメントの使用に関するお客様の権利は、お客様との契約書または料金表において、別段の合意がなされていない限り、この法律により制限されます。


  最終更新日 1999 年 7 月 16 日
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