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Windows 95 4.00.950  (日本語)

製品の概要
製品名: Windows 95
バージョン: 4.00.950
カテゴリ: 対応*
オペレーティング システム: 32 ビット版 Win
言語: 日本語版 発売日: 該当せず
対応期間: 1980 年 1 月 1 日〜 2035 年 12 月 31 日
必要なソフトウェア: Windows 95 西暦 2000 年対応アップデート
依存する製品: なし
依存するクロック: PC BIOS
最終更新日: 1999 年 11 月 23 日
製品の詳細

この情報は日本語版 (PC 98 版) にも適応されます。

製品の保守 : マイクロソフトでは、ユーザーの皆様が西暦 2000 年問題に対応するためだけではなく、常に最新の Service Pack または Service Release のインストールを推奨してきましたが、さまざまな事情からインストールすることができない場合があることを認識しています。マイクロソフトは、ユーザーの皆様の西暦 2000 年問題への対応作業の支援を目的として、Windows 95 バージョン 4.00.950 西暦 2001 1 1 日まで "対応" ソフトウェアとしてサポートする計画です。また、今後リリースされる新しい Service Pack も西暦 2000 年問題に対応しており、それには西暦 2000 年対応以外の内容も含まれます。西暦 2000 年問題をアップグレードの機会として位置付けることをできるだけ避けるための措置です。

Windows 95 のバージョンを確認する方法については、マイクロソフトのサポート サイトにある サポート技術情報 J049006 を参照してください。

製品の詳細 :下記の既知の問題を解決するために、Windows 95 のソフトウェア アップデートがリリースされました。

Windows 95 西暦 2000 年対応ソフトウェア アップデートをダウンロードするには、ここをクリックしてください。

このプログラムが含まれる西暦 2000 年対応情報開示リソース CD をマイクロソフトから入手するには、ここをクリックするか、048-845-0190 までファックスでお申し込みください。

Windows 95 に付属の Internet Explorer にはさまざまなバージョンがあります。該当するすべての修正プログラムを適用し、Internet Explorer 4.01 Service Pack 2 以降のバージョンを使用することをお勧めします。使用中の Internet Explorer のバージョンについては、西暦 2000 年問題対応製品ガイド を参照してください。使用している Internet Explorer のバージョンがわからない場合は、ここをクリックしてください。

追加情報

Windows 95 西暦 2000 年対応アップデートでは、VDHCP.386 はアップデートされません。Windows 95 西暦 2000 年対応アップデートをインストールする前に Windows 95 マシンに Windows 95 用の ダイアルアップ ネットワーク 1.3 または Winsock2 アップデートがインストールされていると、Windows 95 西暦 2000 年対応アップデートで VDHCP.386 がアップデートされません。詳細については、Knowledge Base の記事Q230173 を参照してください。

ダイアルアップ ネットワークまたは Winsock がインストールされているかどうかを確認するには、[コントロール パネル] [アプリケーションの追加と削除] をチェックします。いずれかのアップデートがインストールされている場合、インストール済み製品のリストに表示されます。

ダイアルアップ ネットワーク 1.3 および Winsock 2 の西暦 2000 年対応アップデートは、ダイアルアップ ネットワーク 1.3 および Winsock 2 西暦 2000 年対応アップデートからダウンロードできます。

企業ユーザーの方へ

企業ユーザーの方は Windows 95 Corporate Year 2000 Companion をダウンロードして、西暦 2000 年対応アップデートのインストールに関する問題を解決し、管理を容易にできます。この Corporate Year 2000 Companion は、1999 4 月にリリースされた Windows 95 西暦 2000 年対応アップデートをインストール済みの企業ユーザーにお勧めするものです。Corporate Year 2000 Companion には、1) 企業ユーザーから要求があったインストールと保守機能、および 2) ダイアルアップ ネットワーク 1.3 Winsock 2 西暦 2000 年対応アップデートが組み込まれています。このバージョンは、Windows 95 Corporate Year 2000 Companion からダウンロードできます。

お使いの Windows 95 システムにどの西暦 2000 年対応アップデートが適用されているかを確認するには、Windows 95 ダウンロード サイトから Windows 95 Corporate Companion をダウンロードするか、Windows Update をインストールします。続いて、Corporate Companion と一緒にインストールされるアップデート情報ツール (QFECHECK.EXE) を実行して、システムに展開されている西暦 2000 年対応アップデートを確認します。

日付の処理

保存。日付は、内部的には 4 桁の西暦で保存されます。ただし、MS-DOS ファイル システムの API は除きます。MS-DOS ファイル システムの API では、1980 年からのオフセットとして西暦が保存されます。このため、プログラム内で MS-DOS API から日付を取得して処理する場合は、取得した西暦の値に 1980 を加算する必要があります。

2 桁の西暦の処理 : MS-DOS DATE コマンドでは、2000 年以降、下 2 桁の日付を変更することはできません。正しい日付を入力するには、DATE コマンド (COMMAND.COM の内部コマンド) を使用して、西暦を 4 桁で入力する必要があります。4 桁で入力しないと、「無効な日付の指定です」というエラー メッセージが表示されます。この問題は COMMAND.COM の最新バージョンでは解決されています (以下を参照)

また、MS-DOS ファイル システムの API では、1980 年からのオフセットとして西暦が返されます。このため、正しい日付を設定するには、返された値に 1980 を加算する必要があります。Win32 API では、この問題はありません。

Windows 95 西暦 2000 年対応アップデートで解決される問題

SHELL32.DLL - ファイルやフォルダの検索時に表示されるダイアログボックスの [日付] タブでは、西暦は YY 形式で表示されます。2001 年以降は、この形式での表示に数字以外の文字が使用されます。たとえば、3/20/2003 と入力すると 03/20/C3 と表示されます。ただし、これは検索結果には影響しません。一定期間内に作成または更新されたファイルを検索する場合は、2 桁か 4 桁の西暦のいずれかで入力すれば、検索は入力された日付で行われます。

COMCTL32.DLL - [コントロール パネル] [地域] で下 2 桁の西暦が設定されている場合、日付指定 (Date/Time Picker) コントロールが正しい日付を表示しなくなります。日付が正しく表示されるようにするには、[地域] ダイアログ ボックスの [日付] タブで、4 桁の西暦を指定します。

WINFILE.EXE - Windows ファイル マネージャでは、2000 年以降の日付の表示や並べ替えが正しく行われません。[すべての情報] が選択されている場合に、Windows ファイル マネージャを使用してフォルダの内容を詳細表示すると、2000 年以降に作成したファイルの日付は、次のように表示されます。

      • 2000 1 1 日は、「;1/1/1」と表示されます。
      • 2023 2 3 日は、「>3/2/3」と表示されます。
      • 2036 3 5 日は、「=6/3/5」と表示されます。

COMMAND.COM - DATE コマンド (COMMAND.COM の内部コマンド) では、00 79 年の下 2 桁の西暦が正しく処理されません。この期間内の西暦を下 2 桁で入力すると、「無効な日付の指定です」というエラー メッセージが表示されます。

VDHCP.386 - Winipcfg/all - 2000 3 1 日以降に取得された IP リースは、実際の取得日の前日に取得されたものとして記録されます。システム日付は正しく表示されますが、DHCP クライアントは間違った日付を返します。

TIMEDATE.CPL - コントロール パネルの [日付と時刻] - 日付が 2 29 日に設定されている場合に、[日付と時刻] で西暦を前に進めたり後に戻すと、 うるう年以外の年にも 2 29 日が表示されます。

DIALER.EXE - ダイヤラ - 通話の終了後、[通話の記録] ダイアログ ボックスに日付が正しく表示されません。システム日付を西暦 2000 年に調整すると、ログの日付は「100」、「101」、「102」などと表示されます。

MFC40.DLL および MFC40U.DLL -日付の表示にこの 2 つの DLL のうちのいずれかを使用しているプログラムでは、西暦 2000 年以降の日付が正しく処理できない場合があります。たとえば、2000 5 2 日は 100 5 2 日と解釈される場合があります。マイクロソフトでは、このような問題を回避するためにこの 2 つの DLL を更新しました。MFC を使用している開発者の方は、MFC40.DLL の対応状況ドキュメントで詳細情報を参照してください。

Microsoft Visual C++ ランタイム ライブラリ ファイル - このランタイム ライブラリを利用しているアプリケーションは、現在の時刻が、Windows のシステム クロックより 1 時間進んでいるかのような動作をすることがあります。この問題は 2001 4 1 日〜 4 8 日に継続して起こります。その後は、アプリケーションは夏時間に移行し、オペレーティング システムのクロックと再び同期します。この問題は年には関係なく、4 月が日曜日から始まる場合に起きます。この問題の詳細については、http://msdn.microsoft.com/visualc/headlines/2001.asp を参照してください。

OLE オートメーション - Microsoft オートメーション ライブラリには、下 2 桁の西暦を解釈するルーチンが含まれています。これは、アプリケーションで明示的な (シリアル) 日付を作成するのに便利です。Windows 95 では、2 桁の西暦年の現在のカットオフは 1999 です。つまり、00 で始まる 2 桁の年は 1900 年だと解釈されます。したがって、コントロール パネルの [地域のプロパティ] [日付] タブの世紀の設定に関係なく、1/1/00 1/1/1900 に変換されます。この修正を行うと、下 2 桁の西暦のカットオフを 1999 から 2029 に変更することができます。

XCOPY.EXE - リアル モードでオプション パラメータ /D:date を指定して xcopy コマンドを使用すると、80 〜 99 以外の 2 桁の年は適用されません。この場合「無効な日付の指定です」 というエラー メッセージが表示されます。 (Windows 内から) プロテクト モードで xcopy コマンドを使用する場合、西暦を下 2 桁で入力すると、常に 1900 年代 として認識されます。

テスト時のガイドラインと推奨事項 :

Microsoft Jet Database Engine 3.0 Microsoft Office 95

コンピュータの現在の日付が 2000 年以降の場合に、2000 年以前に作成されたレプリカ セットの 2 つのメンバの同期を試みると、同期メッセージが表示されます。これは、式サービスによってレプリカの MSysExchangeLog テーブルの日付エントリが正しく処理されないためです。レプリカ セットが 2000 年より前に作成された場合、2000 年以降に行われた同期に関する情報は、MSysExchangeLog テーブルから削除されます。この情報が削除されると、MSysExchangeLog テーブルと MSysGenHistory テーブルの世代情報が一致しなくなるため、レプリカを同期できなくなります。この問題を解決するには、マイクロソフトの Web サイト http://www.officeupdate.microsoft.com/

から最新の Microsoft Office 95 西暦 2000 年問題対応プログラム アップデートをダウンロードします。

PC によっては、2000 年に達すると、システムの日付けを西暦 1980 年などの不正な日付にリセットするものがあります。この問題が発生するのは、コンピュータ ハードウェアと弊社以外の会社が作成した BIOS の基本部分に問題がある場合です。実際の作業には使用しない "テスト" マシンで確認を行うことをお勧めします。詳細については、この製品ガイドのホワイト ペーパー セクションの記事「BIOS およびリアル タイム クロックと Windows オペレーティング システムとの相互作用 」を参照してください。

 

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カテゴリの記号について:
* ユーザーが必要な操作を行うことで対応できる製品。
修正プログラムのロードや文書の参照など、指示された操作を行う必要があります。

# マイクロソフトの対応基準に対して許容範囲の差異がある製品。
製品の主要な機能 (データ保全性など) や安定性 (信頼性など) に影響を与えない程度に限られます。

+ 頒布予定の修正プログラムで対応できる製品。
修正プログラムが公開された時点で、できるだけ早期の対応が必要です。

注意:上記の対応状況分類では、必要な対応操作が行われることを前提としています。


  2000年対応状況の開示

マイクロソフトおよび西暦 2000 年問題に関する情報(本書記載の情報の他、西暦 2000 年テスト、評価、対応情況、対応スケジュール、目標、その他に関する、過去、現在および将来の全ての情報を含みますが、これらに限られません。 以下、これらを総称して「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」といいます。)の送信または伝達は全て、ここに米国の「西暦 2000 年問題に関する情報および対応開示に関する法律」に定義されているところの「西暦 2000 年対応情報開示」として提供されます。 また、かかる情報は、http://www.microsoft.com/japan/year2k/ のマイクロソフトの西暦 2000 年Webサイト(以下「Y2K Webサイト」といいます。)にて参照可能です。 「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」は、それぞれ、この使用条件、Y2K Webサイト記載の条件並びに「西暦 2000 年問題に関する情報および対応開示に関する法律」の条項に従い、お客様の西暦 2000 年問題に対応するための技術計画を支援させていただく目的でのみ提供されています。 各「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」には、入手可能な最新情報が含まれますが、それらは逐次更新されます。 従って、マイクロソフトは、お客様が定期的に、Y2K Webサイトを確認して、「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」の変更を確認されることをお勧めします。 「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」は、全て、“現状ベース”で提供されるものであり、いかなる保証も伴うものではありません。 従って、マイクロソフトは、商品性の保証および特定目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にもいかなる保証もいたしません。 さらに、マイクロソフトは、いかなる「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」の使用またはその使用結果についても、その正確性、真実性、信頼性等、いかなる保証もしくは表明も行いません。 マイクロソフトまたはその権限ある代理人による、口頭もしくは書面による一切の情報もしくはアドバイスは、何らの保証を意味するものでもなく、かつ上記の保証の拒絶の範囲を狭めるものではありません。 マイクロソフトおよびその供給者は、いかなる場合においても、「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」に関連して生じた、直接損害、間接損害、偶発損害、派生損害、事業利益の逸失、懲罰的損害、または特別損害を含むすべての損害について、たとえかかる損害の発生の可能性を知らされていた場合であっても、一切責任を負いません。 派生損害または偶発損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。 各「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」に含まれる情報は、Y2K Webサイトで参照可能であり、マイクロソフト西暦 2000 年対応状況(YEAR 2000 COMPLIANCE STATEMENT)、マイクロソフトが、その西暦 2000 年製品ガイドにおいて、製品の分類に使用している対応基準に関する説明(DESCRIPTION OF THE CATEGORIES OF COMPLIANCE)およびテスト基準(THE MICROSOFT YEAR 2000 TEST CRITERIA)等、と併せてお読みいただくことを意図して提供されているものです。

マイクロソフトが、西暦 2000 年問題関連の修正版、西暦 2000 年診断ツールまたは修正サービスの提供において、お客様に提供することのある、すべての「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」は、米国の「西暦 2000 年問題に関する情報及び対応開示に関する法律(112 STAT.2386)」の適用を条件として提供されるものです。 何らかの争いが生じた場合には、かかるステートメントの使用に関するお客様の権利は、お客様との契約書または料金表において、別段の合意がなされていない限り、この法律により制限されます。


  最終更新日 1999 年 7 月 16 日
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