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Windows NT Workstation 4.0 SP4 (Japanese) - Win NT

製品の概要
製品: Windows NT Workstation
バージョン: 4.0 SP4
カテゴリ: 対応*+
オペレーティング システム: Win NT
言語: 日本語 発売日: 1996 年 7 月 29 日
対応期間: 1996 年 1 月 1 日 ~ 2036 年 12 月 31 日
必要なソフトウェア: 以下を参照
依存する製品: なし
依存するクロック: システム クロック
最終更新日: 1999 年 7 月 27 日
製品の詳細

製品サポート: マイクロソフトでは、西暦 2000 年問題とは関係なく、お客様に最新の Service Pack をインストールすることを推奨しています。その一方、さまざまな理由でお客様が最新の Service Pack に変更できない場合があることも理解しております。お客様の西暦 2000 年問題への対応作業を支援するため、マイクロソフトでは、Windows NT 4.0 Service Pack 4 を西暦 2001 年 1 月 1 日まで "対応" ソフトウェアとしてサポートする計画です。また、今後リリースされる新しい Service Pack も西暦 2000 年問題に対応しており、それには西暦 2000 年対応以外の内容も含まれます。これは、新しい Service Pack へアップグレードする理由が 2000 年問題に対応するためだけではないことを意味しています。

この情報に該当する製品は、Windows NT Workstation 4.0 SP4 です。

更新情報

Internet Explorer 4.0x によってインストールされる Outlook Express に 2000 年問題が確認されています。詳細については、Internet Explorer 製品ガイド を参照してください。

マイクロソフトでは、一連の西暦 2000 年問題に対するテストにおいて、新たに 4 つの問題を確認しました。マイクロソフトでは、現在準備中のもの含め、これらの問題を解決するためのアップデート プログラムを用意しています。 マイクロソフトは、お客様がこれらのアップデート プログラムを評価された上で、お客様独自の立場で採用をご判断されることをお勧めします。この問題点の詳細については、手順 2 でご説明します。

Jet 3.5 データ エンジンで西暦 2000 年問題が確認されており、マイクロソフトではこの問題を解決するためのアップデート プログラムを提供しています。詳細については、MDAC 製品ガイド (ここをクリック) を参照してください。

マイクロソフトは、Windows NT 4.0 Service Pack 5 をリリースしました。Service Pack 5 は、西暦 2000 年問題を解決するための必須のアップグレードではありませんが、お客様によっては、Service Pack 5 をインストールすることにより、簡単に西暦 2000 年問題を解決できる場合もあります。詳細については、Windows NT 4.0 SP5 製品ガイド を参照してください。

はじめに

Windows NT 4.0 では、数多くの Service Pack がリリースされています。Windows NT 4.0 を 2000 年問題に対応させるためには、Service Pack 4 以降が必要です。SP4 で 2000 年対応する場合は、追加の西暦 2000 年アップデートプログラムが必要です。これは、SP4 リリース以降に確認された 2000 年問題を修正するためのプログラムです。マイクロソフトでは、今後新たに 2000 年問題が確認された場合、西暦 2001 年 1 月 1 日まで SP4 および SP5 以降の Service Pack に対してアップデート プログラムを提供していく予定です。

Windows NT Workstation 4.0 では、オペレーティング システムのインストールの際に ( またはインストール後に )、様々なネットワーク サービスを追加インストールする事ができます。また、Service Pack や Option Pack、および弊社 Web サイトから提供している追加コンポーネントをインストールする事もできます。ご利用のシステムの 2000 年問題の対応状況を調べるためには、インストールされている全てのネットワーク サービス、および追加コンポーネントに対して調査を行う必要があります。

マイクロソフトは、Windows NT Workstation 4.0 と追加サービスおよびコンポーネントの中に、アップデートが必要な既知の西暦 2000 年問題があることを認識しています。Windows NT Workstation 4.0 のインストールされているシステムを 2000 年問題に " 対応 " させるためには、以下の手順に従い、システムをアップデートする必要があります。既知の 2000 年問題の中には SP4 をインストールしただけで解決できる問題もありますが、追加サービスおよびコンポーネントによっては個別にアップデートが必要になる場合もあります。

以下に 2000年問題の対処手順の大まかな流れを示します。

  • 手順 1 : SP4 のインストールの前に必要な、個々のコンポーネントのアップデートを行います。
  • 手順 2 : SP4 および SP4 以降の西暦 2000 年アップデート プログラムをインストールします。
  • 手順 3 : システムにインストールされている全コンポーネントの対応状況の最終確認を行います。

重要:

  • アップデート手順を簡単にするだけでなく、ユーザーがアップデートする時期を選択できるように、Y2KSETUP.EXE の適用を西暦 2000 年問題に対応するためのアップグレード方法として推奨することを取りやめました。以前は、Y2KSETUP.EXE を使って、Internet Explorer 4.01 SP1、MDAC 2.0 SP1、および Site Server Express 3.0 をインストールしましたが、今後はこれらのコンポーネントを個別にインストールすることをお勧めします。詳細については、メモ 7 を参照してください。
  • Microsoft Message Queue Service Version 1.0 と Site Server Express Version 2.0 がインストールされている場合は、作業を始める前にサポート技術情報の J046989 を確認してください。

手順 1

Service Pack 4 (SP4) は、Windows NT Workstation 4.0 で確認されている 2000 年問題を簡単に解決できるようにするために作成されました。

SP4 をインストールする事により、オペレーティング システムの既知の 2000 年問題を解決する事ができますが、インストールしているコンポーネントによっては、個別にアップデートを行う必要があります。

表 1A は、SP4 のインストールと共にアップデートする必要がある追加コンポーネントの一覧です。アップデート方法については " 2000 年対応に必要な作業 " を参照してください。

表 1B は、旧バージョンがインストールされている場合にのみアップデートする必要がある追加コンポーネントの一覧です。

これらのアップデートは、SP4 のインストール前およびインストール後のどちらに行ってもかまいません。

表 1A 追加コンポーネント 1

コンポーネント名

バージョン

2000年対応に必要な作業

Microsoft Internet Explorer

複数バージョン

2000 年問題に対応するためには、Internet Explorer 4.01 SP2 以降のバージョンにアップデートする必要があります。

Internet Explorer の 2000 年問題に関する情報については、 Internet Explorer の製品ガイド を参照してください。

( Internet Explorer 4.01 SP1 をご利用の場合、アップデートを行う必要があります。詳細については、Internet Explorer の製品ガイド を参照してください。)

表 1B 追加コンポーネント 2

コンポーネント名

バージョン

2000年対応に必要な作業

Active Directory Services Interface (ADSI)

1.0

2000 年問題に対応するためには、 ADSI 2.0 以降のバージョンをインストールする必要があります。

Microsoft データ アクセス コンポーネント (MDAC)

複数バージョン

2000 年問題に対応するためには、MDAC 2.1 SP1 以降のバージョンをインストールする必要があります。

MDAC の 2000 年問題に関する情報については、ここをクリックしてください。

( MDAC 2.0 SP1 をご利用の場合、アップデートを行う必要があります。詳細については、MDAC の製品ガイド を参照してください。)

Jet3.x エンジンの 2000 年問題に関する詳細については、MDAC の製品ガイドを参照してください。

Microsoft FrontPage 97

"97"

2000 年問題に対応するためには、FrontPage 97 西暦 2000 年問題対応のアップデート プログラム をインストールする必要があります。

Microsoft FrontPage 97 Server Extensions

"97"

2000 年問題に対応するためには、Server Extensions ダウンロード サイトからFrontPage 98 Server Extensions をインストールする必要があります。

Site Server Express

2.0

2000 年問題に対応するためには、Site Server Express 2.0 をアンインストールして、Site Server Express 3.0 をインストールする必要があります。

 

手順 2

SP4 を対象システムにインストールします。SP4 は、下記 Web サイトからダウンロードできます。

Windows NT 4.0 Service Pack 4 のダウンロード

SP4 のインストールにより、追加のネットワーク サービスを含む Windows NT Workstation 4.0 の基本コンポーネントがアップデートされます。また同時に、Windows NT Workstation 4.0 の一部の機能がアップデートされます。

以前マイクロソフトは、手順 1 で述べたように、Y2KSETUP.EXE を起動して Microsoft Data Access Components、Site Server Express、および Microsoft Internet Explorer の各コンポーネントをアップデートすることを推奨していました。詳細については、メモ 7 を参照してください。

また、ユーザーは、SP4 リリース以降に確認された西暦 2000 年問題を解決するためのアップデート プログラムをインストールする必要があります。

下記の一覧は、SP4 リリース以降に確認された Windows NT 4.0 の西暦 2000 年問題です。

これらの問題を修正するための西暦 2000 年アップデート プログラムは、下記 Web サイトからダウンロードできます。なお、ダウンロードできないものについては、現在準備中です。

西暦 2000 年アップデート プログラムのダウンロード

1. BIOS の日付が最大 1 時間 2000/1/1に更新されない (J047619)
Window NT システムの日付が 1999年から 2000年に変わる際に、コンピュータの BIOS が持つリアルタイム クロック (RTC) に格納されている日付が、最大 1 時間変更されない場合があります。この現象は、以下のようなシステムにおいて予期しない障害の原因になる可能性があります。

  1. マルチ (デュアル) ブートシステムでは、そのほかのオペレーティング システムが正常に動作しない可能性があります。MS-DOS は正常に動作しないオペレーティング システムに属します。

  2. BIOS によっては、2000 年が不正な日付として認識され、ユーザーが正しい日付を入力する必要があります。したがって再起動のためには、ユーザーの修正が必要になります。
この問題を修正するためのアップデート プログラムは現在準備中です。

2. Mfc40.dll を使用したプログラムが 2000 年に不正な日付を表示 (J047136)
MFC40.dll の COleDateTime 機能を使用するプログラムにおいて、2000 年以降の年数を COleDateTime 機能に入力した場合、年数が正しく解釈されない事があります。(例えば、 2000 年 2 月 5 日が 100 年 2 月 5 日と解釈されてしまいます。) この問題により、以下のアプリケーションが不正な日付を表示してしまう事が確認されています。

- Microsoft システム情報 (Msinfo32.exe)

3.MSMQ エラー : MSMQ 内部証明の作成中にエラーが発生しました。エラー : 0x8000ffff (J048582)
2 月 29 日のうるう年 (2000 年、2004 年、2008 年など) に、Microsoft Message Queue のコントロール パネル ユーティリティで [内部証明の更新] をクリックすると、次のメッセージが表示されます。MSMQ 内部証明の作成中にエラーが発生しました。エラー : 0x8000ffff

4.[IIS]HTMLA:構成のバックアップ時に日付の表示がおかしい (J049137)
IIS 4.0 のインターネット サービス マネージャ (HTML 版) の構成のバックアップ機能を使用した場合、バックアップした構成の日付が、西暦2000年1月1日以降は誤って表示される場合があります。

手順 3

概要

システムにインストールされている全コンポーネントの対応状況の最終確認を行います。

  • システムにインストールされているネットワーク サービスと追加コンポーネントの一覧を作成します。
  • 作成した一覧を、表 2 および 表 3 と比較し、該当するネットワーク サービスと追加コンポーネントの対応状況を確認します。
  • 必要なアップデートを行い、2000 年問題に " 対応 " しているコンポーネントだけがシステムにインストールされている状態にします。

詳細

Windows NT Workstation 4.0 では、オペレーティング システムのインストールの際に ( またはインストール後に )、様々なネットワーク サービスを追加インストールすることができます。表 2 は追加する事のできるネットワーク サービスの一覧です。なお、SP4 をインストールした後に Windows NT 4.0 の CD-ROM を使用して、新たにネットワーク サービスをインストールした場合は、再度 SP4 をインストールする必要があります。

表 2

ネットワーク サービス名

対応状況

DHCP リレー エージェント

対応

DLC プロトコル

対応

Gateway (and Client) Services for NetWare

対応

Microsoft DHCP サーバー

対応

Microsoft DNS サーバー

対応

Microsoft TCP/IP 印刷

対応

NetBEUI プロトコル

対応

NetBIOS インタフェース

対応

ネットワーク モニタ エージェント

対応

ネットワーク モニタ ツールとエージェント

対応

NWLink IPX/SPX 互換トランスポート

対応

Point To Point Tunneling プロトコル

対応

リモート アクセス サービス

対応

リモートブート サービス

対応

RIP for Internet Protocol

対応

RIP for NWLink IPX/SPX 互換トランスポート

対応

RPC 構成

対応

RPC Support for Banyan

対応

SAP エージェント

対応

サーバー

対応

Services for Macintosh

対応

簡易 TCP/IP サービス

対応

SNMP サービス

対応

Streams 環境

対応

TCP/IP プロトコル

対応

Windows インターネット ネーム サービス

対応

Windows Messenger サービス

対応

ワークステーション

対応

 

Windows NT Workstation 4.0 では、Service Pack や Option Pack 、および弊社 Web サイトから提供されている追加コンポーネントをインストールする事もできます。

表 3 は追加する事のできるコンポーネントの一覧です。この表を利用し、システムにインストールされている追加コンポーネントが 2000 年問題に対応しているかどうかを確認して下さい。

表 3

追加コンポーネント名

バージョン

対応状況

補足

Active Directory Services Interface (ADSI)

1.0

非対応

メモ 2 を参照

Active Directory Services Interface (ADSI)

2.0

対応

Active Directory Services Interface (ADSI)

2.5

対応

Imaging for Windows

該当せず

対応

Windows NT Workstation 4.0 で動作するすべてのバージョンが対応

Internet Connection Services for RAS (Remote Access Service)

1.0

対応

Microsoft データ アクセス コンポーネント (MDAC)

複数バージョン

補足を参照

MDAC には 2000 年問題に対応していないバージョンもあります。MDAC を 2000 年問題に対応させるためには、 MDAC の製品ガイド を参照して、西暦 2000 年問題についての最新情報と MDAC のアップデート情報を確認してください。

ユーロ記号サポート

該当せず

対応

Microsoft Front Page

1.0

非対応

メモ 2 を参照

Microsoft Front Page

1.1

非対応

メモ 2 を参照

Microsoft FrontPage 97

"97"

非対応

メモ 2 を参照

Microsoft FrontPage 97 Server Extensions

"97"

非対応

メモ 2 を参照

Microsoft FrontPage 97

"97" (アップデート プログラム)

対応

Microsoft Front Page 97 のアップデート プログラムがインストールされているかどうかを確認するためには、次のファイルのバージョン番号を確認する必要があります。

"(system directory)\system32\fp20tl.dll"

このファイルが 02.00.3002.23 以上のバージョンであれば、アップデート プログラムがインストールされています。

.DLL ファイルのバージョン番号の確認方法については、メモ 6 を参照してください。

Microsoft FrontPage 98 Server Extensions

"98"

対応

Microsoft Internet Explorer

複数バージョン

補足を参照

詳細は、西暦 2000 年問題の製品ガイドを参照してください。

Microsoft Internet Information Server

2.0

対応

Microsoft Internet Information Server

3.0

対応

Microsoft Internet Information Server

4.0

対応

IIS4.0 では、新たな 2000 年問題が確認されています。詳細につきましては、手順 2 を参照してください。

Microsoft Internet Locator Service

1.0

非対応

メモ 2 を参照

Microsoft Internet Locator Service

2.0

対応

Personal Web Services

4.0

対応

Microsoft Management Console

1.0

対応

Microsoft Management Console

1.1

対応

Microsoft Virtual Machine

複数バージョン

メモ 2 を参照

SP4 に含まれる Internet Explorer 4.01 SP1 と、その他いくつかのバージョンの Internet Explorer から提供される Microsoft Virtual Machine にて、2000 年に関連した問題が確認されています。詳細情報や 2000 年問題への対応方法については、 Microsoft Virtual Machine の製品ガイドを参照してください。

Routing and Remote Access Services

2.0

対応

このコンポーネントは英語版でのみ提供されています。

Site Server Express

2.0

非対応

メモ 2 を参照

Site Server Express

3.0

対応

メモ 4 を参照

Windows Management Interface (WMI)

1.0

対応

Windows Media Player

6.0

対応

Windows Media Player のバージョンを確認するためには、Windows Media Player を実行し、ヘルプをクリックして更にバージョン情報をクリックします。" Version " が 5.01.52.0701 以上であれば Windows Media Player 6.0 がインストールされています。

Zero Administration Kit for Windows NT 4.0

該当せず

対応

メモ 5 を参照

 

最終確認

全ての手順が終了した後、対象システムにある Windows NT Workstation 4.0 の全てのコンポーネントが上記の表で " 対応 " に分類されていれば、対象システムにおいて既知の 2000 年問題が全て解決されています。対象システムで、" 非対応 " に分類されているコンポーネントがある場合は、非対応のコンポーネントに必要なアップデートを再度実施してください。

 

メモ

  1. システムで使用されている FrontPage Server Extensions のバージョンを確認するためには、FrontPage Server Administrator (Fpsrvwin.exe) を起動し、次に FrontPage Server Extensions で設定された Web サーバーまたは仮想サーバーをクリックすると、バージョン番号が右側のダイアログ ボックスに表示されます。バージョン番号が "3" 以上から始まる場合は ( 例えば 3.0.2.1706 ) 2000 年問題に対応していますが、"1" または "2" から始まる場合は FrontPage Server Extensions をアップデートする必要があります。

  2. このコンポーネントは、手順 1 によるアップデートが正常に終了していない場合に、非対応バージョンが残ります。

  3. このコンポーネントは、手順 2 によるアップデートが正常に終了していない場合に、非対応バージョンが残ります。

  4. Site Server Express 3.0 では Content Analyzer 機能はサポートされません。Content Analyzer のアップデート プログラムは、Service Pack 4 のダウンロード ページからダウンロードできます。

  5. Zero Administration Kit (ZAK) の対応状況は、ZAK により管理されるソフトウェアの対応状況に依存します。

  6. ダイナミック リンク ライブラリ (DLL) ファイルのバージョン番号を確認するには、次の手順を実行してください。

    • [ スタート ] ボタンをクリックして [ 検索 ] をポイントし、[ ファイルやフォルダ ] をクリックします。
    • バージョン番号を確認する DLL ファイルを [ 名前 ] に指定し、[ 検索開始 ] をクリックします。
    • 見つかった DLL ファイルを右クリックします。
    • 表示されたメニューの [ プロパティ ] をクリックします。
    • [ バージョン情報 ] タブをクリックします。
    • [ ファイル バージョン ] に表示されたバージョン番号を確認します。

  7. 現在 Microsoft では、Y2KSETUP.EXE を 2000 年問題への対応手段として推奨していません。
  • Y2KSETUP.EXE は、SP4 のリリース時点で 2000 年問題に対応していた以下のコンポーネントをインストールするために提供されていました。

    • Internet Explorer 4.01 SP1
    • Microsoft データ アクセス コンポーネント (MDAC) 2.0 SP1
    • Site Server Express 3.0

  • Y2KSETUP.EXE をすでに適用している場合、上記のコンポーネントについて再度確認する必要があります。現在、Internet Explorer 4.01 SP1 では 2000 年問題が確認されているため、アップデートする必要があります。2000 年問題に対応しているバージョンやアップデート方法については、表 1A を参照してください。

  • マイクロソフトでは、以下のユーザーからのフィードバックに基づき、Y2KSETUP.EXE を西暦 2000 年問題の対応手段として提供しない事を決定しました。

    • 各コンポーネントのアップデート方法とアップデートする時期について、選択肢を増やして欲しいという要望があった。
    • Internet Explorer を 2000 年問題に対応させるためには、更にアップデートが必要になってしまい、ユーザーにとって混乱の原因になった。

  • Microsoft Message Queue Service Version 1.0 と Site Server Express Version 2.0 がインストールされている場合は、サポート技術情報の J046989 を確認してください。

付録

表 4 は、弊社 Web サイトからダウンロードできる追加コンポーネントです。なお、これらはシステムを 2000 年問題に対応させるために必要なコンポーネントではありません。

表 4

コンポーネント名

備考

ADSI Implemented in Java

β テスト バージョンのみ

Client 32 support for NetWare

これは Novell 社の製品のため、2000 年問題の対応状況については Novell 社へお問い合わせください。

Dial-Up Networking Access Service Performance and Security Upgrade

Windows 95 だけに適用できます。Windows NT Workstation 4.0 ではサポートされていません。

I2O (Intelligent I/O Architecture) Drivers for Windows NT

β テスト バージョンのみ

Routing and Remote Access Service Performance and Security Upgrade

このアップデート プログラムは 2000 年問題に対し影響を与えません。

Windows NT Server Management Tools for Windows 95

Windows NT Workstation 4.0 と Windows 95、98 でのみ実行できます。Windows NT Server 4.0 ではサポートされていません。

 

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記号の説明:
*ユーザーの皆様が必要な操作を行うことで対応できる製品。修正プログラムのロードや文書の参照など、指示された操作を行う必要があります。
#Microsoft の対応基準を満たしていないが、その程度が許容できる範囲にある製品。製品の主要な機能 (データ保全性など) や安定度 (信頼性など) に影響を与えない程度に限られます。
+配布予定の修正プログラムで対応できる製品。修正プログラムが公開された時点で、できるだけ早期の対応が必要です。
メモ: 製品ごとに指定されている西暦 2000 年問題への対応基準は、すべての推奨される操作や作業が行われることを前提に定義されています。

 


 
2000年対応状況の開示

マイクロソフトおよび西暦 2000 年問題に関する情報(本書記載の情報の他、西暦 2000 年テスト、評価、対応情況、対応スケジュール、目標、その他に関する、過去、現在および将来の全ての情報を含みますが、これらに限られません。 以下、これらを総称して「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」といいます。)の送信または伝達は全て、ここに米国の「西暦 2000 年問題に関する情報および対応開示に関する法律」に定義されているところの「西暦 2000 年対応情報開示」として提供されます。 また、かかる情報は、http://www.microsoft.com/japan/year2k/ のマイクロソフトの西暦 2000 年Webサイト(以下「Y2K Webサイト」といいます。)にて参照可能です。 「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」は、それぞれ、この使用条件、Y2K Webサイト記載の条件並びに「西暦 2000 年問題に関する情報および対応開示に関する法律」の条項に従い、お客様の西暦 2000 年問題に対応するための技術計画を支援させていただく目的でのみ提供されています。 各「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」には、入手可能な最新情報が含まれますが、それらは逐次更新されます。 従って、マイクロソフトは、お客様が定期的に、Y2K Webサイトを確認して、「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」の変更を確認されることをお勧めします。 「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」は、全て、“現状ベース”で提供されるものであり、いかなる保証も伴うものではありません。 従って、マイクロソフトは、商品性の保証および特定目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にもいかなる保証もいたしません。 さらに、マイクロソフトは、いかなる「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」の使用またはその使用結果についても、その正確性、真実性、信頼性等、いかなる保証もしくは表明も行いません。 マイクロソフトまたはその権限ある代理人による、口頭もしくは書面による一切の情報もしくはアドバイスは、何らの保証を意味するものでもなく、かつ上記の保証の拒絶の範囲を狭めるものではありません。 マイクロソフトおよびその供給者は、いかなる場合においても、「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」に関連して生じた、直接損害、間接損害、偶発損害、派生損害、事業利益の逸失、懲罰的損害、または特別損害を含むすべての損害について、たとえかかる損害の発生の可能性を知らされていた場合であっても、一切責任を負いません。 派生損害または偶発損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。 各「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」に含まれる情報は、Y2K Webサイトで参照可能であり、マイクロソフト西暦 2000 年対応状況(YEAR 2000 COMPLIANCE STATEMENT)、マイクロソフトが、その西暦 2000 年製品ガイドにおいて、製品の分類に使用している対応基準に関する説明(DESCRIPTION OF THE CATEGORIES OF COMPLIANCE)およびテスト基準(THE MICROSOFT YEAR 2000 TEST CRITERIA)等、と併せてお読みいただくことを意図して提供されているものです。

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  最終更新日 1999 年 8 月 3 日
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