Site Server Enterprise Edition 2.0 は2つの主要なプログラム(Site Server 2.0 とCommerce Server 2.0)によって構成されてます、Site Server 2.0 は2000年問題に対応していません。製品全体としてSite Server Enterprise Edition 2.0は、2000年問題に非対応となります。
より詳細な非対応情報は Site Server 2.0 のページを確認してください。
Site Server Commerce 2.0 のみを利用して、 Microsoft Wallet のアップグレードを利用した場合、2000年問題の対応ステータスは、対応となります。
Microsoft Wallet のアップグレード方法は、本文を確認してください。
なお、製品の詳細な2000年対応は、以下の障害内容、対策方法を確認してください。
データの対応期間: 2038 年
「推奨事項」に記載された内容に従うと、Site Server Enterprise は 2000 年問題に "対応" します。Wallet をアップグレードしなかった場合は、"小さな問題はあるが対応" します。
日付の処理
西暦は 4 桁で渡されて、保存されます。西暦が下 2 桁で入力された場合、Visual Basic スクリプト ライブラリと OLE データ関数を使用して、4 桁の西暦に変換されます。
下 2 桁の西暦の処理
日付の管理には、4 桁の西暦を使用することをお勧めします。下 2 桁の西暦が入力された場合、Visual Basic スクリプト ライブラリと OLE データ関数を使用して、4 桁の西暦に変換されます。
未対応の日付処理
Site Server Enterprise では、Microsoft Wallet Version 2.0 が提供されます。Microsoft Wallet に関する 2000 年問題については、Internet Explorer Version 4.0 の製品ガイドを参照してください。
Microsoft Wallet のアップグレードに関しては、次の「推奨事項」を参照してください。
推奨事項
- Microsoft Wallet へのすべての参照を Version 2.01.00.1383 にアップグレードしてください。このアップグレードにより、2000 年問題に対応した更新バージョンがダウンロードされます。これは、ActiveX コントロールによって自動的に実行されます。このコントロールは、
http://www.microsoft.com/wallet/downloads/default.asp から取得できます。日付の入力を受け付ける管理ページを作成し直して、4 桁の西暦だけを受け付けるようにします。
日付に関する注意事項
Site Server Enterprise を使用すると、開発/編集を行うことになります。このため、作成者が 2000 年問題を引き起こすことも考えられます。この問題を避けるには、4 桁の西暦だけを受け付けるように設計し、作成した関数の呼び出しに 4 桁の西暦を渡すようにします。
メモ
Site Server Enterprise Edition 2.0 の一部は、Python 言語を使用してインプリメントされます。これらのライブラリは、2038 年までの日付に対応しています。