日付は、コントロール パネルの [日付と時刻] で指定された短い形式 (YY) または長い形式 (YYYY) に従って、下 2 桁または 4 桁の西暦で表示されます。下 2 桁の西暦として 80 ~ 99 または 00 ~ 35 が入力された場合は、現在の西暦の上 2 桁に関係なく、1980 ~ 2035 年と解釈されます。4 桁の西暦として 1900 ~ 2035 が入力された場合は、そのまま解釈されます。
対応期間外の値の入力: 4 桁の西暦として 0000 ~ 0099 が入力された場合は、1900 ~ 1999 年と解釈されます。0100 ~ 1899 は 1900 年と解釈されます。
下 2 桁の西暦の処理
Exchange Client に、下 2 桁の西暦として 80 ~ 99 または 00 ~ 35 が入力された場合は、1980 ~ 2035 年と解釈されます。下 2 桁の西暦の表示には、コントロール パネルの [日付と時刻] で指定された短い形式の日付が使用されます。
日付に関する注意事項
2000 年問題に完全に対応させるためには、Exchange Server 4.0 Service Pack 5、Exchange Server 5.0 Service Pack 2 以上、Exchange Server 5.5 Service Pack 2 以上など、2000 年問題に対応したメール サーバーを使用してください。
また、クライアント トランスポート、サーバー コネクタ、ゲートウェイなど、電子メール接続に関係するデバイスも、2000 年問題に対応している必要があります。
ガイドラインと推奨事項
原則的に、実作業を行っている環境ではテストを行わないでください。2000 年問題に対応していないほかの製品との影響を予測できないからです。 Exchange Server やほかのマイクロソフト製品との日付データのやり取りは安全にテストできます。
サーバーに関する問題の詳細については、Exchange Server の 2000 年問題に関する情報を参照してください。