2000 年問題に完全に対応させるためには、Exchange Server 4.0 Service Pack 5 または Exchange Server 5.0 Service Pack 2 以上など、2000 年問題に対応したメール サーバーを使用してください。クライアント トランスポート、サーバー コネクタ、ゲートウェイなど、電子メール接続に関係するデバイスも、2000 年問題に対応している必要があります。
Microsoft Exchange Forms Designer は、Visual Basic 4.0 の 16 ビット版アプリケーションです。このアプリケーションでは、下 2 桁の西暦に対しては、システム日付の西暦部分の上 2 桁が付加されます。Microsoft Exchange Forms Designer の短い形式と長い形式の日付フィールドは、文字列の値として保存されます。これらのカスタム日付フィールドでは、並べ替えやフィルタが正しく行われなくなります。Visual Basic 4.0 の 2000 年問題対応については、製品ガイドの "Visual Basic (16 ビット版)" を参照してください。
ガイドラインと推奨事項
原則的に、実作業を行っている環境ではテストを行わないでください。2000 年問題に対応していないほかの製品との影響を予測できないからです。 Exchange Server やほかのマイクロソフト製品との日付データのやり取りは安全にテストできます。
サーバーに関する問題の詳細については、Exchange Server の 2000 年問題に関する情報を参照してください。