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西暦 2000 年問題に対するマイクロソフトの考え方

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Windows CE Platform Builder 2.11 (英語版) - Win CE

製品の概要
製品名: Windows CE Platform Builder
バージョン: 2.11
カテゴリ: 対応
オペレーティング システム: Win CE
言語: 英語版 発売日: 1998 年 10 月 28 日
対応期間: OEM に依存します
必要なソフトウェア: なし
依存する製品: OLE
依存するクロック: オペレーティング システム クロックおよび OLEAUT32
最終更新日: 1999 年 5 月 10 日
製品の詳細
このツールで、Microsoft の西暦 2000 年対応ステートメントに対応したアプリケーションをビルド可能か :

可能

日付の処理:

Windows CE では、日付は圧縮されて OAL (HAL、Hardware Abstraction Layer) レイヤ に保存されます。OAL は OEM (Original Equipment Manufacturer) によって管理されています。このデータの保存方法は OEM によって異なりますが、ほとんどの OEM では 1950 〜 2049 年などの 100 年の範囲を指定して保存しています。Windows CE では、常に 4 桁の西暦で日付を取得して返します。ただし、ハードウェアと直接通信する OAL レイヤーは例外です。Windows CE との外部インターフェイスでは、4 桁の西暦が使用されます。

下 2 桁の西暦の処理:

Windows CE には下 2 桁から下 4 桁への西暦変換ロジックはありませんが、OLE にはあります。OLE では次のルールで下 2 桁の西暦が 4 桁の西暦に変換されます。

 

下 2 桁

下 4 桁

00-29

2000-2029

30-99

1930-1999

 

OLE では、プログラム的に 4 桁の西暦が使用されます。この変換が行われるのは、年を意味する 2 桁の文字列がアプリケーションに渡され、OLE がそれを変換する必要がある場合です。オペレーティング システム自体はこの変換に依存しません。

西暦 2000 年以降の日付処理の一般的な問題:

OEM では、CPU で提供されている場合を除き、リアルタイム クロックを開発する必要があります。 また、リアルタイム クロック関数も組み込む必要があります。Windows CE は、OEM と OEM のリアルタイム クロック API のインプリメントに依存しています。OEM は、日付が常に正しく処理されるように、OAL やハードウェアに正しい情報を渡す必要があります。 ドキュメントおよびサンプル ファイルでは、OEM による 西暦 2000 年対応の管理について説明しています。

テスト時のガイドラインと推奨事項 :

通常は、他の製品への影響を避けるため、実作業環境ではテストしないでください。マイクロソフトでは、システム クロックが適正であることを確実にするために、GetSystemTime および SetSystemTime を呼び出すことを OEM に推奨しています。これらの API は、西暦 2000 年問題対応状況のテストに必要な OEM のリアルタイム クロック関数を呼び出します。このテストでは、さまざまな日付を設定してその結果を確認します。

SSHORTDATE の地域日付の書式:

Windows CE 2.11 に付属の地域テーブルには、各地域に少なくとも 1 つの 4 桁の SSHORTDATE 書式が含まれています。 OEM が地域を追加する場合は、カスタム地域に少なくとも 1 つの 4 桁の SSHORTDATE 書式を組み込むことを考慮してください。

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カテゴリの記号について:
* ユーザーが必要な操作を行うことで対応できる製品。
修正プログラムのロードや文書の参照など、指示された操作を行う必要があります。

# マイクロソフトの対応基準に対して許容範囲の差異がある製品。
製品の主要な機能 (データ保全性など) や安定性 (信頼性など) に影響を与えない程度に限られます。

+ 頒布予定の修正プログラムで対応できる製品。
修正プログラムが公開された時点で、できるだけ早期の対応が必要です。

注意:上記の対応状況分類では、必要な対応操作が行われることを前提としています。


  2000年対応状況の開示

マイクロソフトおよび西暦 2000 年問題に関する情報(本書記載の情報の他、西暦 2000 年テスト、評価、対応情況、対応スケジュール、目標、その他に関する、過去、現在および将来の全ての情報を含みますが、これらに限られません。 以下、これらを総称して「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」といいます。)の送信または伝達は全て、ここに米国の「西暦 2000 年問題に関する情報および対応開示に関する法律」に定義されているところの「西暦 2000 年対応情報開示」として提供されます。 また、かかる情報は、http://www.asia.microsoft.com/japan/year2k/ のマイクロソフトの西暦 2000 年Webサイト(以下「Y2K Webサイト」といいます。)にて参照可能です。 「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」は、それぞれ、この使用条件、Y2K Webサイト記載の条件並びに「西暦 2000 年問題に関する情報および対応開示に関する法律」の条項に従い、お客様の西暦 2000 年問題に対応するための技術計画を支援させていただく目的でのみ提供されています。 各「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」には、入手可能な最新情報が含まれますが、それらは逐次更新されます。 従って、マイクロソフトは、お客様が定期的に、Y2K Webサイトを確認して、「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」の変更を確認されることをお勧めします。 「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」は、全て、“現状ベース”で提供されるものであり、いかなる保証も伴うものではありません。 従って、マイクロソフトは、商品性の保証および特定目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にもいかなる保証もいたしません。 さらに、マイクロソフトは、いかなる「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」の使用またはその使用結果についても、その正確性、真実性、信頼性等、いかなる保証もしくは表明も行いません。 マイクロソフトまたはその権限ある代理人による、口頭もしくは書面による一切の情報もしくはアドバイスは、何らの保証を意味するものでもなく、かつ上記の保証の拒絶の範囲を狭めるものではありません。 マイクロソフトおよびその供給者は、いかなる場合においても、「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」に関連して生じた、直接損害、間接損害、偶発損害、派生損害、事業利益の逸失、懲罰的損害、または特別損害を含むすべての損害について、たとえかかる損害の発生の可能性を知らされていた場合であっても、一切責任を負いません。 派生損害または偶発損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。 各「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」に含まれる情報は、Y2K Webサイトで参照可能であり、マイクロソフト西暦 2000 年対応状況(YEAR 2000 COMPLIANCE STATEMENT)、マイクロソフトが、その西暦 2000 年製品ガイドにおいて、製品の分類に使用している対応基準に関する説明(DESCRIPTION OF THE CATEGORIES OF COMPLIANCE)およびテスト基準(THE MICROSOFT YEAR 2000 TEST CRITERIA)等、と併せてお読みいただくことを意図して提供されているものです。

マイクロソフトが、西暦 2000 年問題関連の修正版、西暦 2000 年診断ツールまたは修正サービスの提供において、お客様に提供することのある、すべての「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」は、米国の「西暦 2000 年問題に関する情報及び対応開示に関する法律(112 STAT.2386)」の適用を条件として提供されるものです。 何らかの争いが生じた場合には、かかるステートメントの使用に関するお客様の権利は、お客様との契約書または料金表において、別段の合意がなされていない限り、この法律により制限されます。


  最終更新日 1999 年 7 月 10 日
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