データの対応期間:
1950 ~ 2049 年
日付の処理
Outlook Express では、日付が Macintosh の DateTime 形式で保存されます。この形式は、1904 年 1 月 1 日からの秒数を 32 ビットの符号なし整数で表します。
下 2 桁の西暦の処理
Outlook Express はほかの電子メール クライアントおよびニュースリーダと連係します。一部の旧クライアントは 2000 年問題に対応していないので、日付を下 2 桁の西暦で送信します。
Outlook Express は、電子メール クライアントまたはニュースリーダから受信したメッセージの日付が下 2 桁の西暦であると、50 ~ 99 を 1950 ~ 1999 年と見なし、00 ~ 49 を 2000 ~ 2049 年と見なします。
ガイドラインと推奨事項
メール サーバーの 2000 年対応をテストするには、Microsoft Outlook Express とメール サーバー (IMAP または POP3 と SMTP) を 2000 年に移行する必要があります。たとえば、メッセージ ヘッダーに西暦下 2 桁の日付を使用するサーバーもあります。Outlook Express チームは一般的なサーバーとの連係動作をテストしましたが、実作業環境でも以下のテストを行って、Outlook Express の 2000 年対応を検証してください。
- 認証:
メール サーバーに対して SSL 接続を使用する場合は、権限のあるユーザーが正しく認証され、権限のないユーザーが拒否され、正常に処理されることを確認します。
- 並べ替え:
メッセージ リストビューでメッセージが正しく並べ替えられることを確認します。
また、それぞれの 2000 年対応状況と推奨事項については、メール サーバーのベンダにお問い合わせください。
コンテンツ固有の 2000 年問題もあります。