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Outlook 97 (Japanese) - 32 ビット版 Win

製品の概要
製品名: Outlook
バージョン: 97
カテゴリ: 対応*
オペレーティング システム: 32 ビット版 Win
言語: 日本語 発売日: 1997 年 2 月 10 日
対応期間: 1601 年 4 月 1 日 ~ 4500 年 8 月 31 日
必要なソフトウェア: OUTLIB.DLL を含む Office 97 SR-2 修正モジュールのダウンロード。
依存する製品: Windows 95、Windows 98、Windows NT 3.51 Service Pack 5 以上、または Windows NT 4 (Service Pack 3 以上が必要だが、SP 4 を推奨)
依存するクロック: オペレーティング システムのクロック
最終更新日: 1999 年 6 月 16 日
製品の詳細

製品メンテナンス : マイクロソフトは、西暦2000年問題とは関係なく、お客様に最新のサービス パック/リリースをインストールされることお勧めしていますが、様々な理由 により不可能な場合もあることは理解しております。お客様の西暦2000年問 題対策をサポートするために、Office 97 サービス リリース 2 およ び Office 97 西暦2000年ソフトウェア アップグレードは 2001 年 1 月 1 日 まで対応しています。また、これ以降のサービスパックは同様に対応しており ますが、西暦2000年とは関係ない追加のアップグレードを含む場合があります。 これは、アップグレードによって、西暦2000年問題を最小限にするという意図 があります。

前提条件 : Outlook 8.0 - 8.03 ユーザー向け OUTLLIB.DLL バージョン 8.04
このパッチは Office 97 SR-2 の一部です。次のURLからダウンロードしてください。
http://www.microsoft.com/japan/Office/documents/servicerelese/sr2/
西暦2000年問題を含む、Office 97 の SR-2 での変更点についても、上記 URL をご覧ください。
もともとの Office 97 と SR-1 で存在し、SR-2 で修正されたすべての西暦2000年 問題が記載されています。このアップグレードで対象となった問題は、SR-1 およ び もともとの Office 97 を含む、すべての Office 97 リリースに存在しています。

    注意:Office 97 SR-2 をインストールするには、Office 97 SR-1 が必要です。 西暦2000年ソフトウェア アップグレードは、Office 97 SR-1 をインストール していないお客様のために用意されたものです。

    次のサイトからこのソフトウェア アップグレードをダウンロードすることができます。
http://www.microsoft.com/japan/office/OfficeFreeStuff/Office/O97y2k/default.htm

このアップグレード ソフトウェアは、Office 97 SR-2 の西暦2000年ソフトウェア アップ グレードと同じものです。

Outlook 97 バリューパックの Lotus cc: Mail 用 Microsoft Outlook Support は、 Office 97 SR-2 パッチに含まれるアップデートがある場合に限り西暦2000年対応と なっています。

2 桁年形式を含むテキスト ファイルをインポートまたはエクスポートすると、 誤った世紀の年に指定される可能性があります。この問題の詳細について、または、097dtfix アップデートのダウンロードする場合は、 Q197237 をご覧ください。

日付の処理

  • 保存。Outlook 97 では、日付が 4 桁の西暦で保存および操作されます。この製品の動作には日付が不可欠です。現在の日付および時刻に関するデータは、システム クロックから取得します。
  • 形式。コントロール パネルの [地域] の指定に従って、短い日付形式 (西暦下 2 桁) または長い日付形式 (4 桁の西暦) で日付が表示されます。[地域] で設定できる日付形式は、西暦の日本語版と英語版、および和暦です。日付入力フィールドでは、この 3 種類のカレンダー形式のうち [地域] で指定されている形式の入力だけが解析され、受け付けられます。

    インポート/エクスポート ウィザードでは、日付の指定は西暦になります。

  • 日付入力の解析

西暦の使用時、Outlook 97 は西暦下 2 桁の日付ウィンドウを使用します。このウィンドウの範囲は、基準日付の 30 年前から 70 年後までです。各日付フィールドの基準日付は、現在の日付または関連する日付フィールドです。Outlook カレンダーの出力に使用される日付範囲は、現在の日付の 30 年前から 70 年後までです。

和暦の使用時、Outlook 97 は日付を該当する年号 (平成、昭和、大正、または明治) に解析します。年号の指定に使用できる文字は、大文字または小文字の H、S、T、または M です。和暦の解析の詳細については、次の「下 2 桁の西暦の処理」を参照してください。

下 2 桁の西暦の処理

西暦の使用時、西暦下 2 桁の入力を解釈するために Outlook は日付ウィンドウを使用します。このウィンドウの範囲は、基準日付の 30 年前から 70 年後までです。システムの短い日付形式以外で日付が入力されると、標準アルゴリズムを使用して、ユーザーの意図を推測します。有効な日付に解釈できなかった場合だけ、エラーを生成します。

Outlook の一部の機能は、特定のコンテキストに合った解析アルゴリズムを使用するように設計されています。 誕生日と記念日のフィールドで使用する日付ウィンドウの範囲は、現在の日付の 95 年前から 5 年後までです。一方、受信トレイ アシスタントと不在時のアシスタントのルールの詳細設定では、1980 ~ 2079 年の範囲が使用されます。

和暦の使用時は、先頭の 1 文字で年号を表します。平成、昭和、大正、明治を表す文字 H、S、T、M の大文字または小文字を使用できます。たとえば、"H7/12/1" は"平成 7 年 12 月 1 日"を表します。先頭の文字を省略すると、次のように和暦の年号に変換されます。

1/1/1 ~ 1/1/7 は昭和 (つまり、S64/1/1 ~ S64/1/7)

1/1/8 以降 は平成

日付に関する注意事項

  1. バージョン 8.04 より前の Outlook は、システム クロックが 2000 年以降に対応している場合、下 2 桁の西暦が入力されると、上 2 桁を 20xx に解析します。たとえば、ユーザーが日付フィールドに「12/25/99」と入力すると、2099 年 12 月 25 日に解析され、保存されます。1999 年 12 月 25 日には解析されません。Outlook の次の 2 個所で、この解析処理を確認できます。
  • Outlook のユーザー インターフェイスの数か所で日付入力の解析方法を確認できます。たとえば、カレンダー モジュールでユーザーが [移動] メニューの [指定日付へ移動] を選択し、「12/25/99」と入力すると、Outlook は 2099 年 12 月 25 日に移動します。
  • 西暦下 2 桁の入力がこのように解析されるので、日付を計算基準にしたカスタム フォームでは、計算間違いのように見えることがあります。日付の入力と表示に西暦下 2 桁だけを使用すると、日付が 2000 年代に解析されたことを表示で確認できません。たとえば (システム クロックが 2000 年以降に対応している場合)、ユーザーが購入日を入力するフォームがあり、スクリプトによって 1 年後の保証期限が計算されるとします。入力した西暦下 2 桁だけが表示されるフォームに、ユーザーが購入日を「12/1/99」と入力すると、保証期限の計算結果が 2100 年 12 月 1 日になります。これは、入力した日付が 2099 年 12 月 25 日に解析されたからです。このフォームには西暦下 2 桁だけが表示されるので、両方の日付が 12/1/99 と 12/1/00 と表示され、間違いはないように見えます。ただし、内部的には 12/1/2099 と 12/1/2100 として保存および評価されています。
  • Outlook 97 を電子メール クライアントとして使用したときに完全に 2000 年問題に対応するには、2000 年問題に対応したメール サーバーを使用する必要があります。対応サーバーとして、Exchange Server 4.0 Service Pack 5 や Exchange Server 5.0 Service Pack 2 以上などがあります。クライアント トランスポート、サーバー コネクタ、ゲートウェイなど、電子メール接続に関係するデバイスも 2000 年問題に対応している必要があります。
  • Outlook 97 ValuPack の Microsoft Outlook Support for Lotus cc:Mail は、次の Microsoft Knowledge Base article で言及しているアップデート モジュールのインストールに関して確認されている 2000 年問題はありません。 http://support.microsoft.com/support/kb/articles/q190/8/84.asp (英語)

ガイドラインと推奨事項

原則として、実作業を行っている環境ではテストを行わないでください。ほかの非対応製品からの影響を予測できないからです。ほかの Microsoft Office 製品および Exchange Server との日付データのやり取りは問題なくテストできます。

現在の日付を基準日付とする予定や仕事などの機能をテストする場合は、システム クロックを将来の日付に進めます。 このテスト中は将来の予定の通知をオフにし、日付を元に戻してから通知し直します。

ユーザーは日付を入力するときに、西暦下 2 桁ではなく、4 桁の年情報 (西暦) を使用するか、または和暦の年号を付けて入力する必要があります。一方、開発者は、正確な日付が入力され、意図した日付が記録されるように、フォーム コントロールにこのどちらかの具体的な年形式を使用してください。

Outlook で Microsoft Exchange Forms Designer (EFD) のカスタム フォームを送信または表示する場合は、EFD が Visual Basic 4.0 の 16 ビット版アプリケーションであることを忘れないでください。EFD は、デフォルトで西暦下 2 桁を現在のシステム日付に設定します。EFD のカスタム フォームの短い日付形式および長い日付形式のフィールドは、文字列値として保存されます。これらのカスタム日付フィールドでは、並べ替えとフィルタリングが意図どおりに行われません。Visual Basic 4.0 の 2000 年問題対応の詳細については、Visual Basic (16 ビット版) の製品ガイドを参照してください。

Microsoft Exchange Server による日付処理の詳細については、Microsoft Exchange Server の製品ガイドを参照してください。

Microsoft Internet Explorer 3.0x がインストールされている場合は、Internet Explorer による日付処理の詳細について Internet Explorer の製品ガイドを参照してください。

 

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カテゴリの記号について:
* ユーザーが必要な操作を行うことで対応できる製品。
修正プログラムのロードや文書の参照など、指示された操作を行う必要があります。

# マイクロソフトの対応基準に対して許容範囲の差異がある製品。
製品の主要な機能 (データ保全性など) や安定性 (信頼性など) に影響を与えない程度に限られます。

+ 頒布予定の修正プログラムで対応できる製品。
修正プログラムが公開された時点で、できるだけ早期の対応が必要です。

注意:上記の対応状況分類では、必要な対応操作が行われることを前提としています。


  2000年対応状況の開示

マイクロソフトおよび西暦 2000 年問題に関する情報(本書記載の情報の他、西暦 2000 年テスト、評価、対応情況、対応スケジュール、目標、その他に関する、過去、現在および将来の全ての情報を含みますが、これらに限られません。 以下、これらを総称して「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」といいます。)の送信または伝達は全て、ここに米国の「西暦 2000 年問題に関する情報および対応開示に関する法律」に定義されているところの「西暦 2000 年対応情報開示」として提供されます。 また、かかる情報は、http://www.microsoft.com/japan/year2k/ のマイクロソフトの西暦 2000 年Webサイト(以下「Y2K Webサイト」といいます。)にて参照可能です。 「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」は、それぞれ、この使用条件、Y2K Webサイト記載の条件並びに「西暦 2000 年問題に関する情報および対応開示に関する法律」の条項に従い、お客様の西暦 2000 年問題に対応するための技術計画を支援させていただく目的でのみ提供されています。 各「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」には、入手可能な最新情報が含まれますが、それらは逐次更新されます。 従って、マイクロソフトは、お客様が定期的に、Y2K Webサイトを確認して、「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」の変更を確認されることをお勧めします。 「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」は、全て、“現状ベース”で提供されるものであり、いかなる保証も伴うものではありません。 従って、マイクロソフトは、商品性の保証および特定目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にもいかなる保証もいたしません。 さらに、マイクロソフトは、いかなる「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」の使用またはその使用結果についても、その正確性、真実性、信頼性等、いかなる保証もしくは表明も行いません。 マイクロソフトまたはその権限ある代理人による、口頭もしくは書面による一切の情報もしくはアドバイスは、何らの保証を意味するものでもなく、かつ上記の保証の拒絶の範囲を狭めるものではありません。 マイクロソフトおよびその供給者は、いかなる場合においても、「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」に関連して生じた、直接損害、間接損害、偶発損害、派生損害、事業利益の逸失、懲罰的損害、または特別損害を含むすべての損害について、たとえかかる損害の発生の可能性を知らされていた場合であっても、一切責任を負いません。 派生損害または偶発損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。 各「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」に含まれる情報は、Y2K Webサイトで参照可能であり、マイクロソフト西暦 2000 年対応状況(YEAR 2000 COMPLIANCE STATEMENT)、マイクロソフトが、その西暦 2000 年製品ガイドにおいて、製品の分類に使用している対応基準に関する説明(DESCRIPTION OF THE CATEGORIES OF COMPLIANCE)およびテスト基準(THE MICROSOFT YEAR 2000 TEST CRITERIA)等、と併せてお読みいただくことを意図して提供されているものです。

マイクロソフトが、西暦 2000 年問題関連の修正版、西暦 2000 年診断ツールまたは修正サービスの提供において、お客様に提供することのある、すべての「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」は、米国の「西暦 2000 年問題に関する情報及び対応開示に関する法律(112 STAT.2386)」の適用を条件として提供されるものです。 何らかの争いが生じた場合には、かかるステートメントの使用に関するお客様の権利は、お客様との契約書または料金表において、別段の合意がなされていない限り、この法律により制限されます。


  最終更新日 1999 年 7 月 27 日
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