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Access 97 8.0 (Japanese) - 32 ビット版 Win

製品の概要
製品名: Access 97
バージョン: 8.0
カテゴリ: 対応*
オペレーティング システム: 32 ビット版 Win
言語: 日本語 発売日: 1996 年 11 月 1 日
対応期間: 100 年 1 月 1 日~ 9999 年 12 月 31 日
必要なソフトウェア: 以下を参照
依存する製品: Windows 95、Windows 98 および SP5 がインストールされている Windows NT 3.51 と Windows NT 4 (Office 97 SR-2 では SP3 がインストールされている必要があります。Office97 の場合SP は必須ではありませんが、SP 3以上 をインストールしておくことをお勧めします)
依存するクロック: システム クロック
最終更新日: 1999 年 7 月 13 日
製品の詳細

製品メンテナンス : マイクロソフトは、西暦2000年問題とは関係なく、お客様に最新のサービス パック/リリースをインストールされることお勧めしていますが、様々な理由 により不可能な場合もあることは理解しております。お客様の西暦2000年問題対策をサポートするためにOffice 97 サービス リリース 2 およ び Office 97 西暦2000年ソフトウェア アップグレードは 2001 年 1 月 1 日 まで対応しています。また、これ以降のサービスパックは同様に対応しており ますが、西暦2000年とは関係ない追加のアップグレードを含む場合があります。 これは、アップグレードによって、西暦2000年問題を最小限にするという意図 があります。



前提条件 :

Microsoft Access 97 を使用して、QBEグリッド、またはオブジェクトのプロ パティ シートの基準として、2桁日付を指定している場合、クエリーを実行す る際のコンピューターのシステム セッティングの日付と一致しないという不 具合が発見された。詳細については、次のアップグレードをダウンロードして ください。 http://support.microsoft.com/support/kb/articles/Q172/7/33.asp

Office 97 サービス バック (SR) 2 パッチを次のURLからダウンロードしてください。
http://www.microsoft.com/japan/Office/documents/servicerelese/sr2/
西暦2000年問題を含む、Office 97 の SR-2 での変更点についても、上記 URL をご覧ください。
もともとの Office 97 と SR-1 で存在し、SR-2 で修正されたすべての西暦2000年 問題が記載されています。このアップグレードで対象となった問題は、SR-1 およ び もともとの Office 97 を含む、すべての Office 97 リリースに存在しています。

    注意:Office 97 SR-2 をインストールするには、Office 97 SR-1 が必要です。 西暦2000年ソフトウェア アップグレードは、Office 97 SR-1 をインストール していないお客様のために用意されたものです。

    次のサイトからこのソフトウェア アップグレードをダウンロードすることができます。
http://www.microsoft.com/japan/ofice/OfficeFreeStuff/Office/O97y2k/default.htm

このアップグレード ソフトウェアは、Office 97 SR-2 の西暦2000年ソフトウェア アップ グレードと同じものです。



日付の処理:

保存。 Microsoft Access 97 は、日付/時刻型のデータを倍精度浮動小数点型で保存します (少数点以下 15 桁まで)。浮動少数点数の整数部は、日付を表し、小数部は時刻を表します。詳しい説明については、 サポート技術情報 J046991 (英語)を参照してください。
Microsoft Access 97 は、データの保存に Jet データベースを使用します。また、日付/時刻型データの計算には共有 VBA コンポーネントを使用します。

書式設定。日付は、定型入力を使用して定義済み書式とユーザー定義の書式で入力することができます。定型入力では、特定の書式でのみデータを入力することできます。定型入力の定義済みの書式には短い形式があり、マスクが作成されると、[コントロール パネル] の [地域] の [短い形式] にデフォルトで設定されます。 日付入力を 4 桁の西暦に制限する場合には、ユーザー定義の定型入力を作成します。Microsoft Access 97 では、日付入力に必ずしも定型入力を使用する必要はありません。定型入力を使用しない場合にはデフォルト設定により、日付は下 2 桁または 4 桁の西暦のどちらかで入力されます。
日付は、[書式] プロパティと [書式] 機能を使用して、定義済みとユーザー定義の書式で表示できます。デフォルト設定では、コントロール パネルの [地域] で指定されている [日付 (S)] と [時刻 (S)] の組み合わせの、[日付 (標準)] 書式で表示されます。4 桁の西暦で表示する場合には、ユーザー定義の書式を作成します。

日付エントリの解析。日付は、OLE オートメーションを使用して解析されます。詳しい情報については、"OLE オートメーション" の西暦 2000 年対応に関する情報を参照してください。

下 2 桁の西暦の処理

Microsoft Access 97 では、下 2 桁の西暦で入力された日付を次のように解釈し 21 世紀に対応させます。

00/1/1 ~ 29/12/31 を 2000/1/1 ~ 2029/12/31 と解釈します。
30/1/1 ~ 99/12/31 を 1930/1/1 ~ 1999/12/31 と解釈します

日付に関する注意事項

定型入力の [日付 (S)] を使用すると、下 2 桁の西暦の範囲外の日付は入力できません。前述の下 2 桁の西暦の処理を参照してください。
日付データの保存には、テーブルで日付/時刻型フィールドを使用します。テキスト フィールドを使用して日付データは保存しないでください。
日付の表示には 4 桁の西暦形式を使用し、[日付 (S)] の書式を使用しないでください(mm/dd/yy)。[日付 (L)] の書式か、コントロール パネルの [地域] 設定と関連付けて [日付 (S)] の書式を使用するか、またはユーザー定義の書式を使用して、4 桁の西暦を表示するようにしてください (mm/dd/yyyy)。
。VBA の TransferText などでテキストをエクスポートするときは、必ず 4 桁の西暦のエクスポート書式に設定してください。


ガイドラインと推奨事項

他の製品との影響を予測できないため、原則として、実作業を行っている環境でテストしないでください。次の項目に関して、日付が正しく使用されていることを確認します。次の表を参考にして、使用している環境で Microsoft Access 97 をテストします。

テキスト変換、インポート/エクスポート

テーブル、クエリー、フォーム、レポート、マクロ、モジュール

テキストのインポートおよびエクスポートには、メニュー、テキスト変換 マクロアクション および VBA の TransferText メソッドを使用します。 インポート/エクスポート 定義 を使用すると、日付のインポートおよびエクスポートを 2 桁と 4 桁のどちらの西暦でも行えます。デフォルトでは、下 2 桁の西暦でエクスポートされます。4 桁の西暦を選択できるようにするには、インポート/エクスポート 定義 を作成します。

インデックス

テーブル

日付と時刻の値をインデックス化でき、一意な値を要求できます。

書式

テーブル、クエリー、フォーム、レポート、モジュール

テーブル、クエリー、フォーム、レポート、および VBA コードの日付/時刻型データの書式を設定します。また、組み込み関数の Format() として使用することもできます。コントロール パネルの [地域] で設定できる書式は、[長い形式 (L)]、[短い形式 (S)]、[時刻 (L)]、[時刻 (S)] です。Microsoft Access 97 の組み込み書式は、[日付 (標準)]、[日付 (M)]、[時刻 (M)]、[時刻 (S)] です。ユーザー定義の書式では、年月日と時刻を任意の書式で組み合わせることができます。

定型入力

テーブル、クエリー、フォーム、レポート、モジュール

ユーザーによる日付入力を特定の値に制限します。ユーザー定義の [書式] プロパティと同様で、定型入力の値には、(0、9、および X) などのトークン文字の組み合わせが使用されます。ただし、日付データの確認と書式設定は、定型入力フィールドにユーザーが日付を入力した後で行われます。ウィザードを実行すると、[日付 (S)]、[日付 (M)]、[時刻 (S)]、[時刻 (M)]、[時刻 (L)] を含む定型入力を定義できます。

入力規則

テーブル、クエリー、フォーム

Microsoft Access 97 では、入力規則という式を使用して、ユーザーが入力したデータを確認します。入力規則の式にフィールドの日付/時刻型データを使用して、計算した日付値を比較できます。

クロス集計クエリー

クエリー

日付/時刻型フィールドのクエリー結果をグループ化および並べ替えることができます。クロス集計クエリーでは、日付/時刻型フィールドを合計して、グループ日付を計算できます。使用できる演算は Sum、Avg、Min、Max、Count、StDev、Var、First、Last です。

定義域関数

クエリー、フォーム、レポート、モジュール

定義域関数は、データのルックアップと計算を実行し、結果を返します。これらの定義域関数には、DAvg、DCount、DLookup、DFirst、DLast、DMin、DMax、DStDev、DStDevP、DSum、DVar および DVarP があります。

日付と時刻の挿入

フォーム、レポート

Date() の値に対して Format 関数を使用する集計フィールドを挿入します。

グラフ作成

フォーム、レポート

フォームおよびレポートでは、Microsoft Access 97 のレコードソースに基づく日付/時刻型データを示すグラフを表示することができます。

カレンダー コントロール

フォーム、レポート、モジュール

値プロパティは、カレンダーの日付を取得したり、設定するときに使用します。年は、4 桁の西暦で表示されます。

レポートのグループ化

レポート

レポートでは、各値、年、四半期、月、週、日、時間、分に基づく日付/時刻型データでグループ化したり、ソートすることができます。

Day()、Month()、Year()、WeekDay()

クエリー、フォーム、レポート、モジュール

日付/時刻型データを変換します。

Date()、Now()

クエリー、フォーム、レポート、モジュール

日付、および日付と時刻を返します。

DateAdd()、DateDiff()

クエリー、フォーム、レポート、モジュール

日付/時刻型データの計算を行います。

LastUpdated および DateCreatedプロパティ

すべてのデータベース オブジェクト

DAO により提供される、更新日時およびオブジェクトの作成日時の日付/時刻型スタンプ。

CDate()

クエリー、フォーム、レポート、モジュール

有効範囲は、-657434 (100 年 1 月 1 日) ~ 2958465 (9999 年 12 月 31 日) です。時刻は、数字の小数部で保存されます。

日付に関するそのほかの注意事項

     

操作方法

Q162718

HOWTO: Prepare Visual Basic Applications for the Year 2000

J046990

[AC97]ユリウス暦の日をAccessの日付形式に変換する方法

J046972

[AC97]指定された月の日数を取得する方法

J046986

[AC97]システムの短い日付形式を変更する方法

J046977

[AC97]日付が週末または祝祭日かどうかを判断する方法

Q149095

ACC: How to Format Dates Regardless of Regional Settings

J047002

[AC97]日付(S)書式を異なる書式に変換する方法

J046975

[AC97]特定の日付の会計年度および月を取得する方法

J046984

[AC97]年を下2桁のみで表示する方法

J046983

[AC97]VBA、Access Basicを使ってユリウス暦の日付を変換するCode

J047003

[AC97]日付/時刻の値を計算し、表示する関数

J046967

 [AC97]指定された日付より前の月曜日の日付を取得する関数

J046966

[AC97]指定された日付から現在までの月数、年数を計算する関数

     

 

     

関連情報

J046991

[AC97]日付/時刻型データの格納、計算、および比較

J046985

[AC97]日付/時刻型フィールドに年を省略して日付を入力した場合の動作

Q169599

ACC: Calendar Control Adds One Day When Time Is After 12:00 PM

Q155669

Years 00-29 Default to Year 2000 When Typed as M/D/YY

J046976

[AC97]Windowsの地域プロパティとAccessとの関連について

     

日付に関するそのほかの注意事項

J046973

[AC97]カレンダーコントロールの各日付を書式設定できない

Q96897

ACC: Operation Stops When Editing Attached SQL Tables

Q160575

ACC: Can't Paste Append Using Input Mask Based on Short Date

J046979

[AC97]日付を含むテキストファイルのインポート時にエラー

Q142184

ACC: Conversion Errors Importing Dates with Different Formats

Q130580

Incorrect Date Value Added to Properties Custom Tab

J046971

[AC97]FormatとMonth関数を組み合わせると正しい結果が返らない

J046968

[AC97]日付フィールドをテキストへエクスポートすると時刻形式が含まれる

J046981

[AC97]時刻条件を含むクエリーがSQL Serverからレコードを1つも返さない



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カテゴリの記号について:
* ユーザーが必要な操作を行うことで対応できる製品。
修正プログラムのロードや文書の参照など、指示された操作を行う必要があります。

# マイクロソフトの対応基準に対して許容範囲の差異がある製品。
製品の主要な機能 (データ保全性など) や安定性 (信頼性など) に影響を与えない程度に限られます。

+ 頒布予定の修正プログラムで対応できる製品。
修正プログラムが公開された時点で、できるだけ早期の対応が必要です。

注意:上記の対応状況分類では、必要な対応操作が行われることを前提としています。


  2000年対応状況の開示

マイクロソフトおよび西暦 2000 年問題に関する情報(本書記載の情報の他、西暦 2000 年テスト、評価、対応情況、対応スケジュール、目標、その他に関する、過去、現在および将来の全ての情報を含みますが、これらに限られません。 以下、これらを総称して「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」といいます。)の送信または伝達は全て、ここに米国の「西暦 2000 年問題に関する情報および対応開示に関する法律」に定義されているところの「西暦 2000 年対応情報開示」として提供されます。 また、かかる情報は、http://www.microsoft.com/japan/year2k/ のマイクロソフトの西暦 2000 年Webサイト(以下「Y2K Webサイト」といいます。)にて参照可能です。 「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」は、それぞれ、この使用条件、Y2K Webサイト記載の条件並びに「西暦 2000 年問題に関する情報および対応開示に関する法律」の条項に従い、お客様の西暦 2000 年問題に対応するための技術計画を支援させていただく目的でのみ提供されています。 各「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」には、入手可能な最新情報が含まれますが、それらは逐次更新されます。 従って、マイクロソフトは、お客様が定期的に、Y2K Webサイトを確認して、「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」の変更を確認されることをお勧めします。 「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」は、全て、“現状ベース”で提供されるものであり、いかなる保証も伴うものではありません。 従って、マイクロソフトは、商品性の保証および特定目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にもいかなる保証もいたしません。 さらに、マイクロソフトは、いかなる「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」の使用またはその使用結果についても、その正確性、真実性、信頼性等、いかなる保証もしくは表明も行いません。 マイクロソフトまたはその権限ある代理人による、口頭もしくは書面による一切の情報もしくはアドバイスは、何らの保証を意味するものでもなく、かつ上記の保証の拒絶の範囲を狭めるものではありません。 マイクロソフトおよびその供給者は、いかなる場合においても、「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」に関連して生じた、直接損害、間接損害、偶発損害、派生損害、事業利益の逸失、懲罰的損害、または特別損害を含むすべての損害について、たとえかかる損害の発生の可能性を知らされていた場合であっても、一切責任を負いません。 派生損害または偶発損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。 各「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」に含まれる情報は、Y2K Webサイトで参照可能であり、マイクロソフト西暦 2000 年対応状況(YEAR 2000 COMPLIANCE STATEMENT)、マイクロソフトが、その西暦 2000 年製品ガイドにおいて、製品の分類に使用している対応基準に関する説明(DESCRIPTION OF THE CATEGORIES OF COMPLIANCE)およびテスト基準(THE MICROSOFT YEAR 2000 TEST CRITERIA)等、と併せてお読みいただくことを意図して提供されているものです。

マイクロソフトが、西暦 2000 年問題関連の修正版、西暦 2000 年診断ツールまたは修正サービスの提供において、お客様に提供することのある、すべての「マイクロソフト西暦 2000 年ステートメント」は、米国の「西暦 2000 年問題に関する情報及び対応開示に関する法律(112 STAT.2386)」の適用を条件として提供されるものです。 何らかの争いが生じた場合には、かかるステートメントの使用に関するお客様の権利は、お客様との契約書または料金表において、別段の合意がなされていない限り、この法律により制限されます。


  最終更新日 1999 年 7 月 27 日
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