このツールで、Microsoft の西暦 2000 年対応文書の内容に適合したアプリケーションをビルド可能か
可能。
日付の処理
Java では、標準的な Java クラス ライブラリに含まれるクラスを使って日付が設定されます。これらのクラスには、java.util.Date、java.util.Calendar、java.util.GregorianCalendar、java.util.TimeZone、および java.text.SimpleDateFormat があり、、レコードのフィールドと日付の変換、地域ごと異なる文字列の書式化、日付/時間の計算、および世界中の時間帯を処理する機能があります。
下 2 桁の西暦の処理
下 2 桁の西暦は、フィールドや文字列を明示的にプログラマーが切り捨てない限り使用できません。たとえば、java.util.Date クラスで 1900 以降の年数として年を表して処理した場合、西暦 2000 年は 100 として指定されます。
2 桁の数値は、日付の 4 桁表示を 2 桁に省略する一連の明示的なプログラマーのアクションにより常に同期させる必要があります。
西暦 2000 年に対応したアプリケーションを開発するための望ましい方法
標準的な Java クラスでは、2000 年問題が考慮されています。java.util.Date や前述のクラスを使用するだけで、西暦 2000 年問題に対処できます。
西暦 2000 年以降の日付処理の一般的な問題
java.util.Date.parse() によってどのように文字列が解析されるかを十分に理解しておきます。 70 より大きい数字は西暦とみなされますが、1900 より大きい数字からは 1900 が差し引かれますから、この解析方法を把握していないと予期せぬ結果を招くことがあります。
James Gosling,、Bill Joy および Guy Steele 共著の 「The Java Language Specification」 (1996 年、米国 Addison-Wesley 社) を参照してください。 主な日付クラスとその機能についての詳細は、オンラインの Java のページを参照してください。
テスト時のガイドラインと推奨事項
java.util.Date() コンストラクタの最初の引数を調べて、確認します。この引数は、整数で西暦として処理されるか java.util.Date() によって解析される文字列になります。 どちらの場合でも、ここで述べた規定が常に守られていることを確認します。